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90歳の脚本家・石森史郎先生の動画インタビュー

現在、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムによる「アニメ脚本と脚本家のデータベース」が展開されております。

アニメ脚本と脚本家のデータベースとは
現在までに収集したアニメの脚本・資料の書誌データを一覧・検索するシステムです。
アニメ脚本については、現在、未公開のため閲覧頂けませんのでご了承ください。
現在のデータ公開数:8,579点(複本は除外)

http://animedb.nkac.or.jp/


テレビアニメの創成期に関わった脚本家のインタビュー動画も、順次公開されていて、資料的な価値も高いデータベースになりそうです。

またこの度、90歳になられる超ベテラン脚本家・石森史郎先生のインタビューも公開されました!
なんと2時間のロングインタビューです。

アニメの脚本を書かれるようになった経緯についても興味深いです。

石森先生は、劇場版『銀河鉄道999』の脚本を書かれていますが、原作漫画を読んだときの感想が手厳しい。

「あ~、これは思いつきで書いているな」
「話しが成り立たないんだよ」

……等々。
さすが石森先生です🤣

聞き手である脚本家・小林雄次さんのリードもあって、ポンポンと面白いエピソードが飛び出します。

やはりこうした動画は、後世まで残していくべきでしょうね。
今後のアーカイブ活動も応援しております!

石森史郎(いしもりふみお)
1931年、北海道生まれ。
日本大学藝術学部映画学科卒。在学中に処女作「晩鐘」がシナリオ作家協会新人シナリオコンクールに入選。大学卒業後、近畿広告勤務を経て、1959年に「ママちょっと来て」でテレビ脚本家デビュー。以来、時代劇からアニメまで幅広く執筆。映画では1964年に「噂の風来坊」で初脚本、1985年に「虹をかける天使達」で初監督。一方、私塾「青春脚本塾」で新人育成に尽力。1975年に銀河テレビ小説「青春」でギャラクシー賞、1983年に「みちずれ」で日本民間放送連盟賞。映画では1966年に「私は泣かない」で青少年映画賞文部大臣グランプリ、1973年に「旅の重さ」「約束」で毎日映画コンクール脚本賞、芸術選奨新人賞、1992年に「青春デンデケデケデケ」で日本アカデミー賞優秀脚本賞、第1回プロデュース作品ドキュメンタリー映画「光と風のきずな」で芸術祭優秀賞、児童福祉文化奨励賞厚生大臣賞などを受賞。

▼5時間の長時間イベントとなった「伝説の脚本家・石森史郎 オンライントークライブ」の模様

▼総執筆本数1000以上!脚本家・石森史郎先生による創作のヒント

▼劇場版『銀河鉄道999』の脚本紹介


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