今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/7/5 #48
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
先週で春アニメも終わりましたが、前評判通り『SPY×FAMILY』のシーズンとなりました。タイムシフト平均視聴率が、テレ東で史上最高の4.8%を記録した模様です。7月に入りましたが、この夏はどのアニメが抜け出すのでしょうか……。
目標はアカデミー賞! 社員の半数が辞めたアニメ制作会社がkintoneで魔法をかけられた
ちょっと長めですが引用。
「スタッフがどんどん疲弊していくので、森氏は何とかしなければとどこかに魔法はないのかと探し回った。そこでグロービス経営大学院に辿り着き、1年間通うことにする。そこで得た知識を現場に落とし込んで、制度化して改善を進めたのだが、その結果、社員の半分が辞めたという」
キツいですね、これは……。とはいえ「アカデミー賞短編アニメーション賞」という目標を掲げて、結果一つに組織がまとまったそうです。リーダーはビジョナリストであるべきですね。
アニメがヒットしても、アニメーターには還元されず…業界の課題とNFTが拓く可能性
アニメがヒットしても、アニメーターに還元されないのは「映画の著作者」ではないからです。この記事には著作権法の基本的な解説もほしかったところです。
アニメーターの年収UPは以下2つしかないように思います。
①地道に単価を上げる
②アニメ以外で収益を上げる
ディズニー『オビ=ワン』『ドクター・ストレンジ』、Netflix『ストレンジャー・シングス』上昇 『SPY×FAMILY』独走V9
『SPY×FAMILY』が9週連続で首位とは、この春アニメの「ハケンアニメ」となったと言っても過言ではないでしょう。期待値も高かったですが、見事に応えてくれましたね。
テレ東社長「スパイファミリー」同局史上最高の録画視聴率に手応え 今秋第2シリーズに期待
「今月18日放送の第11話までのタイムシフト(録画)平均視聴率が、同局史上最高の4・8%を記録」とのこと。配信のみならず、「スパイファミリー」はテレビでも数字が取れているので、10月からの2期も期待が高まります。
IPビジネスとは? 知的財産の収益化に成功した企業の事例
各社の戦略が端的にまとまっている記事。最も成功しているソニーの「選択と集中」は、なかなか参考になります。とはいえ稼ぎ頭であっても、ばっさり捨ててしまうソニーの決断は、なかなか真似できるものではないと思いますが。
米LAで「アニメ・エキスポ」3年ぶりの対面開催、「鬼滅の刃」など日本アニメにファン熱狂|TBS NEWS DIG
みんなノーマスなんだろうなと思ってましたが、意外とマスクをしている人も多くて驚きました。いつになったらマスクは……と考えなくもないですが、これがニューノーマルなのでしょうね。
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