投資初心者向け【finvizの使い方】ヒートマップで市場を確認しよう!
こんにちは。何の情報もなく投資をはじめて、失敗ばかりだった『ここ屋』です。
2021年の米国市場は、上昇相場から始まったものの、ボラティリティの高い状態にあります。
5月現在、年初来リターンは全米株式やS&P500は10%以上を叩き出しています。
そんな状況の中で、自分の投資成績が思わしくない人は、何かが間違えていたり、不足している可能性があります。
では、何が不足しているのでしょうか?
それは『情報』です。
今回の記事では1つのツールである【finviz】を使って、その情報を得る方法について解説していきたいと思います。
finvizにできること
finvizにできることを解説しますが、みなさんも一度は目にしたことがあるかも知れない上の画面は『ヒートマップ』と呼ばれる、finvizの代表的な機能です。
よく知られる機能から、あまり知られていない便利な機能までありますが、今回は投資初心者向けに簡単に解説していきたいと思います。
finvizはこちらから
finvizのメニュー
こちらがfinvizのHome画面ですが、トップメニューには以下のようなものが並んでいます。
英語ができなくても、簡単に操作できますので、慌てず見ていきましょう。
【Home】ホーム画面に戻る
【News】ニュースが見れる
【Screener】スクリーナーが使える
【Maps】ヒートマップが見れる
【Groups】セクター別パフォーマンスが見れる
【Portfolio】ポートフォリオが組める
(登録が必要)無料
【Insider】インサイダー取引が見れる
【Futures】先物取引が見れる
【Forex】為替が見れる
【Crypto】暗号資産が見れる
【Backtests】バックテストができる
【Elite】有料会員になれる
これらは日本語で見ることもできるのですが、おかしな翻訳がされてしまうことがありますので、慣れたら英語画面のまま利用することをおすすめします。
この中で有料機能と登録が必要なのは?
この中で有料機能なのは、Backtests(バックテスト)のみです。
他にも、有料会員になることによるアップグレード機能はありますが、基本機能は無料で利用できます。
ポートフォリオ機能については、メールアドレスによる登録が必要になります。
それにより、ログインするとセーブされたポートフォリオを確認することができます。
【投資初心者向け】おすすめfinvizの使い方
投資初心者向けに、おすすめのfinvizの使い方を紹介します。
特にオススメなものだけ抜粋して、解説していきます。
・【News】
・【Screener】
・【Maps】
・【Groups】
【News】ニュースを読むことができる
【News】のタグをクリックすることで、株や経済に関するニュースを読むことができます。
日本語に訳すことができますので、英語がまるで分らない人でも、何となくは理解できると思います。
Bloombergをはじめ、ウォールストリートジャーナルやCNN、Yahooファイナンスなどのタイムリーなニュースは、あなたの投資に大きな影響を与える可能性があります。
【Screener】スクリーナー機能を使うことができる
スクリーナー機能とは、投資銘柄に条件のフィルターをかけることで、あなたが求めている銘柄を絞って確認することができます。
国、セクター、時価総額、配当、EPS成長率、アナリスト予想、営業利益率、配当性向、移動平均線、RSIなど、さまざまな条件で絞ることができます。
投資初心者には少し難しい機能かと思いますので、finvizにもスクリーナー機能があるってことだけ覚えておきましょう。
【Maps】ヒートマップ機能が使える
『finvizと言えばヒートマップ、ヒートマップと言えばfinviz』と言って良いほど、代表的な機能です。
マップにつきましては、後ほど詳細に解説します。
【Groups】セクター別パフォーマンスが見れる
【Groups】では、セクター別パフォーマンスの他、概要や評価、チャートなどを見ることができます。
さらに、セクターとオーダーを選択することで、より詳しい状況を確認することができます。
ただし、この機能に関しても少し難しいと感じる部分も多いので、初心者のうちは利用することは少ないかも知れません。
finvizと言えばヒートマップ
finvizと言えばヒートマップと言っても過言ではないでしょう。
Twitterでこの画面を見て、はじめは何だろうと思った人も多いかと思います。
こちらのヒートマップでは、画面左側に『マップフィルター』があり、『S&P500』『ワールド』『フル』『ETF』を選択することができます。
緑色が上昇率で、赤色が下落率を表現しています。
実は、ETFのヒートマップが見れることを知らない人が多いらしいです。
さらに、ヒートマップの期間を『1日』『1週』『1ヶ月』『3ヶ月』『6ヶ月』『1年』『年初来』を選択することができます。
また、『相対ボリューム』『実績PER』『予想PER』『配当利回り』『EPS』『アナリスト推奨』『収益日』などを確認することもできます。
ヒートマップのいいところ
ヒートマップのいいところは、全体を見ることができることです。
市場全体の値動きや、期間による状況確認などができる点です。
また、マップ全体の中でもセクターで固まっていますので、どのセクターが強くて、どのセクターがやられているなどを確認することもできます。
上のマップは、S&P500の直近1ヶ月のヒートマップですが、GAFAMを中心とする大型株と半導体銘柄が下落していることが目立つのがわかります。
逆に、年初来から好調の金融セクターとエネルギーセクター、ヘルスケアセクターが上昇していることがわかります。
これを、ETFで再確認してみると下のようなMAPになります。
やはり、金融、エネルギー、ゴールド、コモディティが好調なのがわかります。
それぞれを詳しく解説しているページを参考に貼っておきます。
finviz使い方:まとめ
finvizの使い方をまとめます。
・finvizは投資家に有益な情報ツール
・株価の他、為替や先物、暗号資産の値動きがわかる
・英語ができなくても利用できる(日本語訳も可能)
・さまざまな機能があるが初心者には難しいものもある
・おすすめの機能は【Maps】ヒートマップ
・ヒートマップは株価の他、ETFも見ることができる
情報ツールは、投資銘柄を誘導するものではありませんが、あなたの銘柄選定や売買タイミングの手助けになることかと思います。
他にも、無料で使える情報ツールとして『Yahooファイナンス』もおすすめです!
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた、別の記事で。
投資に必要な知識は書籍から得よう!
この記事が参加している募集
サポートいただければ、あなたの人生をより豊かにできるよう努力させていただきます。