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『傷つくことばかりじゃないか』って沢山思う。でも誰も目に留めることのないような温もりや、優しさを受け取っている幸せも確かにあって。




開いているつもりがなくても、入り込んでくる。そう検索してみると『エンパス』という言葉が出てきた。
読んでみると沢山の共感できる項目ばかりで、驚いた。
HSPもそうだけど、"なんとなくこう思う、感じる"の積み重ねで、人に説明するのが難しい、ただの語彙力のなさもあるけど、何度も繰り返す内に、この人には伝わるか伝わらないかがわかるようになった。
こんなにも人に自分の気持ちを伝えることって難しいんだっけ?って正直悩むことは多いけど、ご縁がなかったんだなって思うようになった。
『傷つくことばかりじゃないか』って沢山思う。でも誰も目に留めることのないような温もりや、優しさを受け取っている幸せも確かにあって。
目には見えないから、見つけるのは大変だよね。自分でも沢山のことを気づけてないと思う。そうやって自分に返ってくる倫理観を帯びた現実と、対峙している。
確かにここには、ずっと空っぽな自分がいる。
これは誰の感情なのかわからなくなる。それをそのまま相手に伝えたところで、何を言ってるの?って言われてしまうのは目に見えていて。これは確かに人からしたらわからない感覚なのかって勝手に悲しくなったり。
どこか違うところにも感情を入れられる核みたいなものがあって、そこが知らない間に大きくなっていって元の場所に戻った時にどっと重くなるような、そんな感覚がある。
いつのまにかこんなに溜まってたんだーって、"気づくこと"っていつまでも難しい。
もっとできる、やらきゃ、が増えていくばかりで、『よくできました』が一向に見えてこない。受け取ってばかりじゃそりゃ疲れてしまうよね。
自分を好きになることの複雑さとか、蟠りとか、埃を払うことが結構億劫だったり、そこへ行きたくもなかったり。
一つずつの気持ちの整理って本当に大変。沢山動いていたとしても、止まって見えたりする。
人の多さや目に入る光、沢山の音が騒音となって人の思考が入り込んでくる、実際には目に見えない、だけど感じる。この違和感を紛らわしてくれる救い人が、音楽だ。
好きな音だけを聴いて、目を閉じて自由に歌を唄う姿を沢山想像してきた。だから唄はずっと側に在る。
なくなることなく、今もずっと。



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裸足が好きです

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