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白よりの藍

日記のような、詩のような、形のない言葉たちを自由に描いてます
裸足が好きです
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#コラム

鳩尾のあたりが白く光ってわたしはまるでなにかから解き放たれたようで

紙の上に文字を並べるより 目を閉じて浮かぶ絵が言葉になる 奥に潜んだ夕暮れの匂い 知りたいと思うのはわたしだけ? 皺が増えてきた手を眺めながら 雨の音を聞いている 目の前にある山はなんて美しいんだろう 波が漂っている 目に見えないものは手繰り寄せるものじゃない 静寂が気持ちいい 少し重たい木々の匂い たくさん空気を吸って吐き出す 閉じたのかもわからない扉の前まで 進んでみようと思う 作られた道を僕らは進んでいた 明日どうなるかなんてわからない 不安定に、不器用に

一粒の雫をいつまでも愛でている

一粒の雫をいつまでも愛でている あなたの感性って面白いね わたしそんなあなたが大好きだよ そう言って欲しかったんだと思う 感性って何でできているのかな わからないけど、可愛いねとか頭いいねなんかより ずっとずっとこころに近い言葉で ずっとずっとそばで見てるよ って言われているような感覚に抱きしめられて こころがまた温まるのを感じる 安心する わたしがあなたの中にいきている気がする あなたがわたしの中にいきている気がする

20240614

「わたしらしく生きなさい」 ベランダに椅子を置いてぼーっとしながらストレッチをしているとふとこんな言葉が浮かんだ。 何も考えず、今動かしている手、足、呼吸に集中する。 どうやって筋肉が伸びているか、どこが動かせていないのか、身体の重心を中心に戻すイメージで、負荷がかかっているところはないかチェックをして対話する。 自分の身体、心のことなのに、わからない。ということがわかる。 人に感じていることと同じくらい、自分も気にかけないとなあ、と思いながらこんなに自分のことばかりなのに!

冷え切ったその手では誰も温められないよ

「大人になると見えなくなる」というのはきっと幻想だと思う。 そんな言葉が突然出てきた。 成長とともに脳が発達して、見たいものと見たくないものを良くも悪くも選べるようになっただけというか。 本当に手に入にしたいものは、今この手にあって、ないということは必要がないからない。というのは結構真理なのかもしれない。

身軽な欲張りでいたい

文房具を見ていた。 描いては描いては消すので、フリクションシリーズが好きなのですがとても可愛らしい色があって、買おうか迷った。 ペンの種類にマーカーが出ていたので尚更気になった。 でも私の買い物のモットーは「迷ったら買わない」なので今回も踏みとどまったのだけど。 このルールを胸におくと本当に欲しいもの、自分の直感への信用度が高まる。 あ、これ本当に欲しいやつだ。の感覚がわかる。 実生活に本当に必要?を何往復もするものは大体いらないものと思っている。 でもだからって「使いやすい

すべてを保存はできないけど目に焼き付けたくて食いついてる

このひとの言葉選びが本当に好き、という臨床心理士のみたらし加奈さんという人がいる。 とても丁寧で、どんなに小さなかけらもこぼさないようにしてくれているあたたかみと、やさしさで溢れている言葉。 雰囲気やニュアンスで濁すことなく、明確で、さっぱりしていて、誰かを論破するような爽快感、パズルのような論理的に組み立てられた言葉ではなく、わかりやすく伝わってくる。 どんどん深く入り込んで聴いていても安心できるような、そんな言葉たちで溢れている。 『そんなこと、気にするなよ』に傷ついてき

自分を1番にする強さ

『自分を1番にする強さ』 そうだ、これを"強さ"と名付けよう。 そう思ったら、すっとなにかが落ちた気がして。 ひとに気を遣ってばかりで勝手に疲れてる自分は、1番という存在とはほど遠い生活をしてきたと思う。 なにをするにも、なにかと理由をつけて、それが本当のわたしでもあるんだけど。 競争や争いなんて大嫌いだし。 『わたしがわたしを1番にしてあげるということ』 自分を否定することで、心地いいところにいた自分も否めない。 自分を愛すってなに?からずっと抜け出せないでここまできた。

私もたくさん癒されたし、また音楽という存在に魅了された

先日SONIC MANIAに行ってきた。 『これから、夜更かしをする』の感覚が小さな頃から好き。 わくわく心臓がたくさん動いて、足が少しすくんでいるようなふわっとした浮遊感の中で過ごしている感じ。 普段聞けない爆音の非日常空間でずっとふわふわしてた気がする。 海外のアーティストが多いのもあったせいか、まるで海外フェスのような、音楽最高!の人たちが集まるフェスはやっぱり幸せな空間だった。 感じたままに、聞こえたままに 音楽だけに身を任せて、嫌なことも全部忘れて 今日この日のため

全て溢すことなく抱きしめていたいの

先日初めての登山へ行ってきました。 写真で見せてもらった景色が本当にここ日本?ってなるほど綺麗すぎて、行きたい!!!となったのがきっかけ。 すぐさま登山グッズを揃えて挑みました。 登り降り含めて6時間半くらい。 とっても疲れたけど、本当に楽しかった!!! 1週間経ってやっと筋肉痛という名の勲章が笑 なくなってきた😂 (どれだけ運動不足だったのかが伺えます) 正直開始10分くらいでこれ私行けるのかな?っていう汗のかき方して笑 でも途中から呼吸が慣れて身体も慣れてきて、本当に目の

20230727

騒音 耳を傾けていなくとも入り込む音たち 大きな音、嘘や欺瞞の入り込んだ声、下品な笑い方 あのころのさみしくて切ない感情を1つ1つ興されたような夢だった 高校を卒業した18歳 初めてライブを見に来てくれた友達が撮ってくれた写真はまさに小さなころのわたしで それから汚いものを吸っていって蓄えているかのように 目が鋭くなっていった ちょっと外に出ただけで頭がくらくらするようなそんな柔なやつじゃないぞ!とか謎に思うようなわたしで 『強くならなきゃ』にこだわってきたと思う なんで強く

運命とかよくわからないけど、わくわくふわふわする感じのまま浮かれないように あまり自分のことを褒めたりしてこなかった私が、それでもこれは『運命』ということばを使いたくなるような、そんなわくわく感がある もちろん動くのは自分だし、全ては私次第 なんていうんだろう、漠然とした『不安』とか『虚無感』みたいなのが昔よりないし、むしろ許容できる広さとか視野がぐんと広がっている やっと『私』がわかってきている気がする 『ここまでくるのにどれだけ時間がかかるんだろう』 これが正直な気持ち

"少しは図々しくなりなさい"これが難しいなら、それでいいのだと思う

目に見えることだけがすべてではない わたしたちは広い世界からすれば、小さな点にもならない小さき者たち そんな自分の"小さな世界"がすべてなわけがない ちっぽけであるということ 不明確だけどたしかに大きくなっている恐怖感を感じるとき 『わたしたちはちっぽけだ』ということを思い出すようにしている 何も気負うことなんてないんだということ "少しは図々しくなりなさい" これが難しいなら、それでいいのだと思う ただ大切なのは自分を擦り減らさないでねということ 理不尽なことを押し付けら

『わたし今すぐどこにでもいけるのよ』の感覚

『どこへでもいける』感覚は大切だと思っていて 理由がないと動けないのは どんなにそこが嫌だと思っていても同じこと 『もっとこころが踊るところへいこう』 これに尽きる いっちゃおうよ、という人の方が少ないのはわかってる だんだんとぬるくなって、やっと身体が慣れてきたと思えばなんか違うのかもと感じ始める自分がいることも いつかの点と点が繋がる瞬間にたくさん出会っていたい 最近また更新できずで、ごめんなさい 新しいことに挑戦しています、 元気です ときたまずどんと落ちるけど早く上

20230531