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40歳妊活始める③2回目の病院

続きです。
38歳で結婚した40歳妻、44歳の夫の妊活物語。
過去の妊活の振り返りです。

とりあえず予約したので、妻の私1人で2回目の病院へ。
病院の口コミを今更見たら、まぁ賛否両論。どこの病院もそーゆーものなんだろう。
あの先生を絶賛している人も多数いた。みんな妊娠ができた人だった。
酷評してる人もいた。私と近い感覚のひとなのかも。そりゃそうだよな、
合う合わないはそれぞれ。そしてあとは結果次第で良くも悪くもなる。

前回、自宅で一連の流れの動画を見てくるように言われたので夫婦で見ました。
専門用語と淡々とした医者の喋り方により、ものすごくわかりにくい、、、何回か見たけど分かったような分からないような、、、。
当日、診察の際に、検査結果の続きを説明され、質問はありますか?と言われたので、何か忘れたけどとある質問をしたら
「動画見てないんですか?」と言われる。
いや、見てもわかんないところあったから質問してんじゃん。この一言によりもう何も質問できない、と思ってしまった。
この先生、怖い、、、。

その後、今日は保険内でやれることをやっておきましょう、とのことで先に自己注射の練習をすることに。
看護師さんに教えてもらう。先ほどの医者との話で
すでにテンションダダ下がりの私は、自己注射の練習中に誤って指先を針で刺してしまい、指先なのでめちゃくちゃ痛い上に、血が出た。
お会計をして帰る。次回の予約はどうしたっけな。

帰り道、もうここにはきたくないとしか思わなかった。
私ってそこまでして子供欲しいのかな、という自問自答をまた始める。
わからない。でもとにかくこの病院にはもう来たくない。
帰宅し、夫に伝える。
私はあの病院へはとにかくもう行きたくない。
夫は優しく、私を尊重してくれるので、そうだね、もう行くのはやめよう。と言ってくれた。
こうしてあっという間に不妊治療を一度挫折する。  

今思えば、この先生はまぁ至極当然なことを言っている。妊娠は簡単ではない。しかも40代だ。
先生の言う通り、私は割と見た目は若くみられるので、自分はまだ若いと勘違いしていた。
仕事もほぼ皆勤で20年働いていて、お昼ご飯を忙しくて食べなくても元気で、毎日12時間くらい立ち仕事をして、それでも割と元気と思い込み働いていた。さらにサプリも飲んでいなければ、体を整えることもせず、本当に不健康に生きていた。
妊活はまず自分の健やかさを整えることだと、その後思った。妊娠してもしなくても、普段の酷い自分の生活を改め、健やかさについて考えることだと思った。
だが、まだこの時点ではそのことには気づいていない。
気づくのは約1年後。不妊治療を再開する、別の病院で。

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