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【俳句】去る冬を惜しむ六句とつれづれ

寒雀弱くてもいい生き延びよ


かわいさにあだ名を得るか冬の鴨


枯れ枝よそれでも天を指して在る


かじかんだ指で結んだ蝶むすび


寒風に隅のめくれた時刻表


沈黙よ雪降る屋根の猫二匹


こんにちは、笹塚です。気がつけば一月も終わり、立春が近いですね。暦の上では春がやってきます。

とはいえ、まだまだ寒い日が続きますが……。

今回の俳句は、去りゆく冬を惜しんで詠んでみました。寒いのは得意ではありませんが、おでんやお鍋など、あたたかい食べ物は大好きなので、冬も好きな季節です。

仕事で凹むことがあり、なんだかなぁとアスファルトに落ちていた小石を蹴ったんです(よいこは真似しちゃダメです)。そしたら、その小石が壁にぶつかって、結局自分の足に跳ね返ってきました。

そういうことなんだろうな、と思うのです。優しさを差し出したら優しさが、蹴り飛ばしたものには相応の出来事が、常にフェアとはいかなくても、返ってくるんだろうな、と。

だから、優しさが世の中でもっと循環すればいいのに、とは思うけれど、じゃあ優しさってそもそもなんなんだろう、とか青っぽいことを、相変わらず真剣に考えています。

いや、ほとんどの時間はぼーっとしてます( *ˊᵕˋ)

ひとつ苦しいことがあると、そのことで思考をわーっと持っていかれてしまうのですが、文字通りベランダで寒風にあたり頭を冷やしたら、だいぶ落ち着きました。頭寒足熱とはよく言ったものです。もちろん足もとは「まるでこたつソックス」着用よ。今期大活躍。

皆さんも、どうぞ暖かくしてお過ごしください。良い週末を!

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