【これからは自己愛リテラシーの時代】 対談 まつかわちえ / 小貫 淳子 #2
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【これからは自己愛リテラシーの時代】 対談 まつかわちえ / 小貫 淳子 #2

前回に引き続き、セラピスト まつかわちえ さんとの対談をお届けします。

先日即位の礼が行われましたね。
突然ですが、令和の時代、21世紀の中盤〜後半を生きる人たちにとって
大切なことは何だと思いますか?

外国語やプログラミングができるようになること?
他人より秀でたスキルを持つこと?
お金持ちになること、素敵なパートナーをみつけること?

もちろんそれもいいでしょう。

まつかわさんと私が大切だと思っているのは、
もう少しベースにあるもの。
自分自身を愛すること、肯定すること、受容することです。

自己愛。自己受容。 
それはこれからの私たちの「リテラシー」の1つになります。

「リテラシー」とは、幸せに生きていくために身につけておくとよい(最低限)の知識や教養、そしてそれを活用する力のこと。

なぜ自己愛や自己受容がこれからのリテラシーなのか ー 対談をお読みいただいた後には、少しそのわけがご理解いただけるかと思います。

というわけで、対談後編です!

(どうしてもお時間のない方は 4.対談後編のポイント へどうぞ!)


📝まつかわちえ さん プロフィール

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営業職時代の不眠、原因不明の激しい腰痛を経験から心と身体の繋がりに 関心を持ちセラピストに。
 どんな過去からも自分で自分を解き放ち、自由になる事が出来る、人の心の持つ可能性に感動しています。  >>  詳しくはこちら

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1.  「居心地のいい自分」になろう。


淳子 ちえちゃんの「今後の野望」はなんですか?

ちえ わたしは自己愛を育てたい。みんな、ひとりひとりの内側にある自己愛を育てたい。自分と仲直りして欲しい。

淳子 「自分と仲直り」! いい言葉だねえ〜。


ちえ
 自分自身と仲良くやってたら、気持ちが安定するから、自然と周りとも仲良くできますよね。
みんな、過去の中に「仲直りしていない自分」がいっぱいいるんですよ。わたしも、だけど。

誰でも「こんな自分嫌い」っていう自分自身とか、忘れたいような過去の自分とか、誰でもいありますよね。

そういう「喧嘩別れ」したままの、過去の自分と一人一人仲直りしていくことで、「居心地のいい自分」になって欲しいなあって思うんですよね。


淳子
 (頷く)


ちえ
  普通幸せになりたいというと、どうやって欲しいものを手に入れることを考えますよね。
「稼げるようになる」「素敵な彼氏と結婚する」とか。

「居心地のいい自分になる」って、そうやって何かを得るために自分を変えようとすることではない。
でも自分っていつも自分と一緒にいるから、「稼げるようになる」「素敵な彼と結婚できる」よりも本当の幸せにつながるんですよ。

だけど、まず自分と仲直りできるといいなあ。そういう人を増やしたい。
ただ、一般的にはわかりにくいですね(苦笑)。


淳子 
そうだね。「素敵な彼と一緒にいる私」はわかりやすく未来像として描きやすいけど「過去の自分と仲直りした居心地のいい自分」っていうのはイメージしにくいものね(笑)


ちえ
 そうなんですよねえ。「自己愛が高まった自分」っていうのがひとりひとりみんなちょっとずつ違う姿だから、なおのこと伝えにくいんですよ(笑)

ただ、わたしたち、誰もが自分の幸せが何なのか、ということは心の深くで知っていますよね。
その内側の感覚に従っていけば、ちゃんと幸せになっていきますよね。辛い時は、なかなかその内側の感覚がつかめていないと思うけれど。

あ、「素敵な彼氏」、もちろんいてくれてもいいんですよ(笑)


2. 自分を許す、そして他者を許せるように。


ちえ 
淳子さんの「野望」は?


淳子
 私は、自分を真から許せる人が増えるサポートをしていきたいと思ってるんですよ。
ちえちゃんの「自己愛」と似てるけど。
誰もが自分を心底から許せる、OKをだせるようになるといいな。
そういう方法をみんなが身につけることができるようになればいいなあ。
そうやって、みんながリラックスして繋がれるといいなあと思う。


ちえ
 (うなずく)


淳子 
辛い時って、どこかで自分のこと責めてるんですよね。
他人を責めつつ、心の深くで自分自身責めてることもある。


ちえ
 誰かを責めたい時って、自分が苦しいですよね。


淳子 
そうそう。自分の苦しみを救ってほしいのに、そうしてもらえないと相手を責めてしまう。そして苦しみや怒りが連鎖していくんですよね。

相手を責めちゃいけない、って言いたいんじゃないんですよ。
相手を責める前に、自分の抱えている苦しみに立ち戻れるといいなあと思うんです。

無理をしないで自分の苦しみにみんなが正直になれるといいと思う。
シンプルにね。


ちえ
 自分のことを100%許せたら、敵がいなくなるんじゃないかなあと思います。課題はいっぱい残るとは思うけど。
自分を許したり、自分を愛したりしたら、世の中の問題がバーっとなくなるというわけではないけれど、そっちの方がスムーズですよね。


淳子 
そうそう。自分を許せてないと、いつも自分のこと責めていて不幸感でいっぱいになるから、他人へ当たり散らしますよね。

特に自分の心深くにあるニーズや望みにつながることを許せてないと、いつも心がハングリーでとっても不機嫌になっちゃうんですよ。

バージョン 2

だからね、「〜〜してくれないお前が悪い」と他人に当たり散らす前に、「わたしは心の奥でこう思ってた、これを望んでいた、こんな風に感じていた」という自分への理解や許しが深まればいいなあと思うんですよ。

そこに立ち止まっていられるといい。

たとえば、お腹が空いている時に「なんでメシくれないんだっつ!」と相手のせいにすると、言われた方も気分があまりよくない。

「私はお腹がすいて動けないの。とてもつらい」と「自分ごと」として率直にいったほうが相手と繋がりやすいですよね。

自分の空腹のつらさをちゃんとキャッチする。
自分のつらさを自分で受け止めてあげれば、相手に対する攻撃性って低くなるんですよ。

自分を許していくために、自分を責める言葉を減らしていったり、自分自身の深いところに正直になる方法…優しくなれる方法を知っていってもらえればいいなあ。


ちえ
 それ、いいですよね。

でも、「自分も相手も許すことはいいことだ!」と頭で知るのではなくて、自分の心からのフィット感みたいなのがないと、許せていない自分を責めてしまう、っていうところに陥ってしまいそうですね。

「わたし、自分のこと許せてないからダメなんだ〜〜〜」「誰かのこと責めたから、私またダメなんだ」みたいなね。(笑)


淳子
 「相手を責めないで仲良くしましょう」っていうことじゃないんですよね、大切にしたいポイントは。

「相手を責めてしまうくらい苦しかったんだ」という自分の状態に気がつくことができるようになれるといいですよね。

その上で、そんな自分の状態を正直にオープンにしていけるようになるといい。

より多くの人が、そんな「自己受容感」を育んでいければ、と思います。


ちえ
  クライアントさんにもよくお伝えするんですけど、辛い時に辛さを二倍にしないでほしいんですよね。
辛いことがあった時に、「私、またこんなことしちゃった」「私、こんな風に考えるからダメなんだ」っていうと、「苦しい」が二倍になるじゃないですか。

そこに行く前に、「正気」にとどまれるといいなと思う。苦しいストーリーに、さらに自分責めを加えて、余計に苦しむことをすることはしなくていい。自分の立ち止まるといいのかなあと思います。


3. 楽しい22世紀へ。「自己愛」からはじめよう。


ちえ 
自己愛が高くなって、自分自身や他者を許せることができるようになったら生きやすくなりますよね。
「居心地のいい自分」と一緒に生きられれば、基本的にゴキゲンですから。ゴキゲンな人が増えたら、世の中暮らしやすくなりますよね。


淳子
 教育水準をあげるとか、GDPをあげる、ということも、大切だと思うけれど、ひとりひとりが(自分を好きになって)生きやすくなれれば、本当にいいなあと思います。そんな22世紀を目指そう!


ちえ
 ひとりひとり、自分自身からはじめるしかないですよね。でもどんな人のなかにも、その力はありますもんね。


淳子 
(ちえちゃんのいう)「自己愛」をベースに、好きなことをしていくと本当に幸せだよね。


ちえ
  (自己愛/自己受容という)「こころの基礎体力」※をつけたうえで、野球をやりたかったら野球のコーチんところにいって野球を上手になればいい。
ラグビーしたかったらラグビーすればいい。他のものでもいい。

自己愛/自己受容ベースでで人生を作り上げる人が増えるといいなあ。

こころの基礎体力=コーチングと心理セラピーの違いについて、ピッチング練習と基礎体力作りに例えてお話をしています。詳しくはこちら


淳子
 そんな風になるといいね。


ちえ
 そんな22世紀...だとちょっと遠すぎますね。


淳子
 じゃあ、2050年ぐらいを目指しておこうか(笑)。



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4. 対談後編のポイント!

1. 誰もがどこかで「自己否定」
どんな人でも心の中に「嫌いな自分」「許せない自分」を持っている。(普段はほとんどきづいていない)
2. 「自己否定」を埋める人生は一時的な幸福感しかない
「自己否定」から目をそらすために何かを得ようとしたり、「いい私」になろうとしていることが多い。が、心の深くで「否定」が続いたまま「なにか」を得ても一時的な幸福感しか得られない。
3. 自己否定から自己受容へ。
「嫌いな自分」や「許せない自分」を少しずつ許し「自分と仲直り」していくと「居心地のいい自分」になり生きやすくなる。
4. 「自己愛」とは、自分の「いいところだけ」を愛することではない。
「嫌いな自分」「許せない自分」に少しずつ歩み寄りながら、「そんな自分もいていいかな」と自分を受容していくこと。
5. 「自己愛リテラシー」の時代へ。
自己愛や自己受容が育まれれば、心にゆとりがうまれる。心の基礎体力。自分の心にゆとりがあれば、自ずから他者への「思いやり」も育ってゆく。


【 これまでの対談のまとめはこちら】

● 前半 パート1
– 心理セラピーへのきっかけは「心」ではなく「体」の不調だった
– どっちに行けばいい?「コーチング」?「心理セラピー」?.... など

● 前半パート2
– 本当の望みは気づいていないところにある。それを一緒にさがそう。
–  愛される自分になるために頑張るのではなく、自分で自分に愛を向けて行こう...など

●後半 パート1

--- 💐 ---

● YouTubeでもご覧いただけます(だいたい15分)

【おことわり】
まとめにあたって、より読みやすく、真意をお伝えしやすくするために若干言葉を補足/削除するなど編集しました。
そのためYouTubeのことばと若干異なります。ご理解ください。


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おぬき じゅんこ/心理セラピスト

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心理セラピスト。こころを紐解き、自分にやさしいコミュニケーションを創るサポートをしています。 写真とワンコが好きな「おば(あ)さん」です。 セッションメニューなどはこちら → http:// junko-onuki.com