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2022年6月9日①

今日のココ日(ココルーム日記)

4月から大学を休学してココルームに来てから2ヶ月たった。

今日は最終日。

最終日だからと言って特別なことはなく今日も粛々と1日を過ごす。

朝起きてトイレ掃除に庭の水やり、花瓶の水替え、スタッフのげんちゃんとふうゆさん、しょうゆさん、手伝いに来てくれたトロッコさんと一緒に作業をこなす。こういう日常の積み重ねが大切だったりする。

お昼にけえこさんが来てリクエストしていたハヤシライスを作ってくれた。数年ぶりのハヤシライス、大学で一人暮らしの時はいつも余るから作れなかった。トマトの酸味がちょうど良くて美味しかったです。けえこさんごちそうさまでした。

夕方にピアノの上手いボディビルダーのけんちゃんがやってきた。

「明日でもう大ちゃん帰るん?」

「そやでー、けんちゃんまたねー」

「あかん!ここに居りなさい!」

「そんなん言われても次行くとこも決まってるし!」

「お父さんの言うことを聞きなさい!そんな子に育てた覚えはありません!」

「けんちゃんに育てられた覚えないわ!」

けんちゃんまた会おうねー!


夜はみんなで百人一首

「はいはいはい!この歌知ってるー」

「うーん、綺麗な歌やなー」

「あいやーーー!!」

「文字が小さすぎて見えんなー」

「いやー、さっきまでそれ見とったんやけどな」

いろんな世代がとるからいろんな声が聞こえてくる。

今まで試合が終わるまで物音ひとつたてることも許されない競技かるたを取ってきたから今日のかるたが新鮮でたまらなく愛おしかった。やっぱりかるたはこうでなくては!

ココルームに関わる多くの方のおかげでのびのびとインターン生活を過ごすことができました!お世話になりました!

書いた人 だいち


今日のココイチ(ココルームの一枚)
『さとにきたらええやん』でお馴染みの重江良樹監督が、新作『ゆめパのじかん』を引っさげて釜ヶ崎芸術大学に登場。 ココルームの多くの活動も映像に残してくれている重江監督自ら配りにきてくれたポスターの前で、ご本人をパシャリ。 制作期間3年、前作『さとにきたらええやん』から6年。 『さと』につづき舞台は子どもの居場所。「川崎市子ども夢パーク(通称:ゆめパ)」という公設民営の、子どもたちの「やってみたい!」を応援する場で、ゆめパや子どもたちに流れる豊かな「じかん」を描いた映画となっております。(本人Facebookより抜粋) いよいよ7月より上映開始です!
重江監督から皆さんになにかメッセージありますかと聞いたら、「生きること、育つことってなんだろう。それをこの映画に出てくる子どもたちから学んでみてほしい」という言葉が返ってきました。 今はまさに大人たちが子どもたちから「学ぶ」ことが問われている時代かもしれません。
ぜひ皆さん映画館に足を運んで『ゆめパのじかん』観てください!
リリース記事はこちらから↓
https://natalie.mu/eiga/news/472089


現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています