2022年8月6日
今日のココ日(ココルーム日記)
こんにちは。
川畑知音と言います。尾道大学から1週間インターンに来て、金曜日は最終日でした。
この1週間はおそらく私の人生の中で1番多くの出会いがあった1週間でした。
店番をしていると不思議なおじさんが訪ねてきたり、毎日ココルームをピカピカにしてくれるカッコいいおじさんとお話をしたり、視覚障害者のケーコさんとお料理をしたり、……
今まで出会ったことのない人々と出会い、その人の心に触れました。
大変な思いをして釜ヶ崎まで辿り着き、なんとか生きてこられたと言う人にも出会いました。その人の話を聞いていると、今こうやって話をして聞くことができるということが本当に奇跡なのではないかと思うこともありました。生きてくれてありがとうと感じます。
1週間の中でも印象的だったのは視覚障害者のケーコさんとのお料理でした。
調理場のあらゆることを知っていて、調理器具の場所を把握していたり、テンギョーさんの顔にダスターを命中させたり、ケーコさんの見える世界は一体どんな世界なのだろうと、不思議に思いました
ケーコさんのバディは2回ほどさせてもらいました。特に最終日の盆踊りの日は20人前を作ると言う大仕事で、終わる頃にはヘトヘトになっていました。でも、明るいケーコさんとお料理をするのは本当に楽しく、やりがいがありました。
料理をすることが大好きで本当によかったです。
また夏祭りに釜ヶ崎に来ようと思います。また新しい出会いがありますように。
(書いた人 インターン 川畑知音)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています