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はじめまして。

はじめまして。理心(こころ)と申します。本名です。この名前で臨床心理士です。名前以外にも、みなさまに私のことを知っていただきたくて、ここで少し紹介させていただきます。少しの時間、お付き合いいただければ幸いです。


1.現職


私の職歴は、専業主婦→ヤクルト販売員→郵便局員→不登校児童・生徒支援者→DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)被害者支援者と、めまぐるしく変遷しましたが、今は次の職に腰を据えて取り組んでおります。
①某国立大学病院 医療安全管理部 心理士ジェネラルリスクマネージャー(GRM)
この部門は、患者さんに安全で安心な医療を提供できるよう、さまざまな対策を実施している部署です。元々は派遣社員として病院長秘書の職に就いていましたが、数回の部署異動を経て、現在に至ります。
②医療安全推進機構 医療安全高等教育院 客員准教授(医療安全心理学分野)
長らく医療安全に携わり、珍しい心理士GRMということで、この役職をいただきました。とても光栄に思っています。

2.資格・認定


日々研鑽の中、複数の資格や認定をいただいております。ここでは、今最も活用しているものをご紹介いたします。
①公認心理師/臨床心理士
患者さんやそのご家族、そして医療者の心理的サポートをさせていただいております。
②医療メディエーターS認定(Senior Trainer)
この認定は、医療現場における患者さん側と医療者側の対話の橋渡し役としてフル活用しています。10年かかってSenior Trainerとなりました。全国で医療メディエーター養成の研修会講師をおこなっております。
③茨城県院内臓器移植コーディネーター
死後に臓器を提供したいという人(ドナー)や、その家族の意思を活かし、臓器の移植を希望する人(レシピエント)に最善の方法で臓器が贈られるように橋渡ししています。臓器提供施設内の業務をとりまとめています。

3.所属学会

多くの学会に所属し、自己研鑽するとともに、微力ながらわが国の医療の発展に関わらせていただいております。ここではそのうちの幾つかをご紹介いたします。
①日本医療コンフリクト・マネジメント学会
理事として、医療現場におけるコンフリクト・マネジメントの推進・医療者の教育に努めています。
②医療安全心理・行動学会
評議員を務めるとともに、第1回学術大会でプログラム委員会副委員長を務めました。この役割では、学術大会の企画・運営に深く関わり、医療安全における心理学的アプローチの普及に寄与しています。
③日本移植学会
「移植人生のための患者・医療者マニュアル(仮称)」を分担執筆し、移植医療における患者ケアと情報提供の向上に寄与しました。
④日本救急集中治療医学会
「臓器提供・臓器移植検討合同委員会」の委員として、救急医療と集中治療の領域での臓器提供・移植の推進に関わっています。
⑤日本ユング心理学会
ユング心理学の理論と実践を深め、医療現場におけるその応用を探求しています。超大作の論文がそろそろacceptされそうです。
 

4.社会活動

お仕事以外のボランティア活動にも関わっています。
①NPO法人つくばピンクリボンの会(理事)
乳がんの早期発見、早期治療を推進し、患者支援を行う団体です。理事として、乳がん検診啓発活動の企画や実施、患者サポートの強化に取り組んでいます。
②NPO法人がん患者団体支援機構(監事)
監事として、組織の財務監査や運営の透明性を確保する役割を担っています。がん患者団体への支援を通じて、がんと向き合う人々のサポート体制の充実を目指しています。
 

5.執筆活動


今後、いちばん精力的に取り組んでいきたい活動です。
①原著『乳幼児をもつ親の子へのAggressionに関する一考察~電子ゲームとの関係から~』放送大学大学院修士論文 2006年
②原著『「心理学」を医療安全の現場へ』医療安全の心理・行動  2022年9月
③記事『医療現場におけるコンフリクト・マネジメント 臓器提供の現場から』救急医学 2019年5月号, ヘルス出版
④記事『新型コロナウイルス対応で落ち込むスタッフへの対応』インフェクションコントロール Volume 31, Issue 4, 412 - 415 (2022),メディカ出版
⑤共著『心理臨床とセラピストの人生~関わり合いの中の事例研究~』滝口俊子監修,2015年,創元社
⑥制作委員『ねこのせぶちゃん―おむつをはいたねこ―』 絵・文桜庭巧 2013年,駒草出版
⑦エッセイ『臨床心理士の医療安全物語』病院安全教育,日総研 2024年4・5月号~ 連載開始
 

6.講師・ファシリテーター活動

日本全国からお声を掛けていただき、年間20件以上の講演会・研修会の講師やファシリテーターを行っています。主な講演会の内容をご紹介いたします。
①医療メディエーター研修 基礎編、差分研修
②臓器提供に関わる研修会
③医療従事者のピアサポートに関する研修会
④苦情・クレーム対応/カスタマー・ハラスメント対策に関する研修会
⑤対話スキルに関する研修会
 

7.学会発表

毎年学会発表を行っています。ここでは、2023年度に発表したものを挙げさせていただきます。
①    『重症患者の家族支援ー家族の対話を支え、見守った一例―』日本医療コンフリクト・マネジメント学会第13回学術集会・総会 2024.2.4 
②    『多様性へコンフリクト “たましい”への心理職としての問い』日本医療コンフリクト・マネジメント学会 プレカンファレンス2024.2.3 
③    『医療事故にかかる当事者と患者家族の対話における医療メディエーターの役割』日本医療の質・安全学会第18回学術集会 2023.11.26
④    『患者の深層要求に対応する患者相談のあり方-医療メディエーションの教育と実践-』日本医療マネジメント学会茨城県支部学術集会 2023.11.11 
⑤    『継続的な臓器提供を可能にした院内体制整備』第47回茨城県救急医学2023.9.9
⑥    『臓器提供・移植医療における認知の齟齬から相互理解へ-医療メディエーターの視点から-』第59回日本移植学会総会2023.9.23
⑦    『臓器提供・摘出時のインセンティブ制度の導入』第59回日本移植学会総会2023.9.22
 


8.プライベート


①シングルマザー歴15年以上(といっても、息子と娘はもう成人)
②趣味は読書と妄想(いずれ、作家になりたい)
③生まれ育ちは、四国・徳島(阿波踊り踊れます)
④祖父のいとこが、元内閣総理大臣:三木武夫(血はうすぅいですが)
 

9.わたしがnoteをはじめた理由


上記のように、さまざまな経験をしてまいりました。そして、今も多くの患者さんや医療者と出会い、対話し、たくさんの気づきをいただいております。これを私だけの宝物にするのではなく、多くの方々に見て、読んでいただくことで、新たな化学反応的なものが生まれるのではないかと思ったのです。そう、ある日突然、そう思ったのです。
ここでは、私の日々の活動から学んだことを綴っていきます。みなさまの心のスパイスになれば(微量ですが)、嬉しく思います。
また、別のアカウント(理心.a)で、読書やアニメ記録を書いておりますのでそちらもご興味あれば、のぞいてみてください。
 

10.さいごにひとこと


このnoteでの発信内容は、私が所属する組織や団体とは一切関係がなく、全て私個人の意見や見解を表しています。ここで共有する考えや情報に関する責任はすべて私自身にあります。
 
以上、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
 
2024年2月20日  
理心

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