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双極1型と2型


1型というのは、鬱と躁からなり、入院が必要になるほどの躁状態がみられます。

一方の2型は、鬱と軽躁からなり、入院とまではいきませんが、決して軽い症状ではありません。

意外かもしれませんが、病気全体をみると、1型より2型のほうが、鬱の占める割合が多いです。

1型の鬱は3分の1に対し、2型の鬱は半分を占めるのです。

また、症状がゆるやかに落ちつく寛解が鬱と躁の間にあるのですが、その寛解がなくなっていくこともあります。


ラピッドサイクラーさんたちは、寛解の時期はあれど、一年を通してなんと4回以上も病相エピソードが変わるわけです。

例えば 1月 鬱

    2月寛解 

    3月軽躁


    4月から5月 寛解

    6月から8月 軽躁

    9月から10月 寛解

    11月から12月 鬱 

みたいな感じでしょうか。これはあくまで一例です。

よく、1日のうちで朝はめちゃくちゃハッピーるんるんな気分だったのに昼には悲しくなって夜には怒るみたいな変動で、ラピッドサイクラーなのかと悩む方もおられます。

しかし、それはラピッドサイクラーではありません^_^

だいたいの目安ですが、鬱ですと2週間、躁ですと1週間、軽躁ですと4日間は症状が続いているかどうかを見るそうです。

心や脳は視覚化することが難しいからこそ、他人に理解されなかったり、自分の限界をいつのまにかジャンプしていたりするのです。

しんどいときは、ストレスがかかっていることを心や脳は敏感に受け取ります。

日々、刺激をうけてしまうことを認識しながらご自身を優しく抱きしめてあげてください(^^)

自分自身を大切にしなきゃ!

そう思いはじめたときでいい。他人から強制されて、自分を労わろうと思っても、それは本物の大切には気づいていないのだから。

ゆっくり、焦らず頑張りましょう!





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