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歩いて感じる世界遺産熊野古道「くまの体験企画」〜COCORISM×OWASE〜

2021年2/11(木)〜2/14(日)に行われる三重県尾鷲市を舞台にしたヒーリングツアー「COCORISM×OWASE」ツアーで行うプログラムや訪れる場所など、皆さんの知らない尾鷲の魅力を発信します。

今回はモニターツアーで熊野古道散策のプログラムを実施していただく、くまの体験企画をご紹介します。


みなさんは、世界遺産に登録されている紀伊山地についてどのくらい知っていますか?

正確には、「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年に、世界文化遺産に登録されています。
自然遺産ではなく文化遺産となっているのには、実は理由があるのです!


紀伊山地は古くから、聖なる場所として認識されていました。

日本書紀にも、紀伊山地にいらっしゃった神の使いの八咫烏が、のちの初代天皇の神武天皇を奈良まで道案内したというエピソードがあります。
八咫烏は日本サッカー協会のエンブレムにも使用されている、3本足のカラスです。
その神様である家津美御子大神(スサノオノミコト)を祀っている熊野本宮大社でも、至る所で八咫烏のマークを見つけられます。

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そのほかにも紀伊山地には「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」という三つの霊場があり、修行や伊勢参りに訪れる人が通った道も含め、世界遺産として登録されているのです。
景観だけでなく、歴史や文化があるからこそ文化遺産になっているのですね。

ちなみに、「道」として世界遺産に登録されているのも、なかなか珍しいことみたいですよ。


そんな「道」ですが、今回のツアーの舞台になるのは伊勢神宮から熊野三山を目指す「熊野古道 伊勢路」というルートです。

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熊野三山とは、先ほどご紹介した八咫烏で有名な熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称です。
「伊勢に七度、熊野に三度」という言葉もあったほど、伊勢参りと並んで訪れたい祈りの道だったようです。

しかし実際に熊野三山を目指すとなると大変です。
三重県・和歌山県・奈良県の3県に跨る熊野古道はとても長い上に、紀伊山地の険しい峠をいくつも越えなければなりません。


ですが、くまの体験企画では、熊野古道を初心者でも楽しめるツアーを体験することができます。

初めて熊野古道を歩く人向けのコース、大きな滝を見れるコース、一人旅専用のコース、ディープな魅力を知れる秘境巡りコースまで!
行きたい場所の希望に合わせて一緒にプランを考えてもらうことも可能です。
しかも、全てのプランでガイドさんがついてくださります。
熊野信仰に関する歴史や伝承、自然を詳しく教えていただけるので、楽しみが倍増です。

それぞれのコースで全く違った魅力に気付けるので、何度でも訪れたくなりますね。


今回のモニターツアーでは熊野古道の中でも、2kmも続く美しい石畳の古道を歩くことができる馬越峠のコースを体験できます。

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道の左右には、三重県の名産である尾鷲ヒノキが連なっていて、自然の安らぎを感じることができます。

石畳もほぼ当時のまま残されているので、ぜひ昔にここを通った人に思いを馳せながら歩いてみてくださいね。


いかがでしたでしょうか?
COCORISMでは今後もツアーで行うプログラムや訪れる場所など、皆さんの知らない尾鷲の魅力を発信します。
どうぞお楽しみに!

COCORISM×OWASEのツアー内容は、HPや以下の公式SNSでも順次公開していきます。
公式HPこちら
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