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感染症

今から11年前、2009年に発生した新型インフルエンザA型(H1N1)は当時、兵庫県内の高校生から県内や近畿地方の高校生を中心に広まっていった。

2009年春〜2010年3月頃まで約1年間にわたり、豚由来インフルエンザであるA(H 1N1pdm9型インフルエンザウィルスの人への感染が、世界的に流行したパンデミックカテゴリー1に分類されている。

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発生源は豚の間で流行していた豚インフルエンザウイルスとされ、これが農場などで豚から人に直接感染し、それから新型ウイルスとして人の間で広まったとされている。
この流行が大きな問題になったのは、流行初期にメキシコにおける感染死亡率が非常に高いと報道されたからであるが、実際には重症急性呼吸器症候群(SARS)のような高い死亡率は示してはいない。当時の日本では、感染症予防法第6条第7項の「新型インフルエンザ等感染症」の一つに該当すると見なされ、感染者は強制入院の対象となったが、2009年6月19日に厚生労働省が方針を変更してからはこの扱いはなくなり、季節性インフルエンザとほぼ同様の扱いとなっている。(Wikipediaより)

当時のことを思い出すと、今起こっていることと当時の様子が重なります。

ただ、大きく違うことはインフルエンザと違い、新型コロナウィルス感染症は潜伏期間が長いことと、病理診断が困難なこと。今ニュースになっているいろんな事例を見ていると、あの時とは同じではないことがよく分かる。不顕性感染もおそらく多い中、本当の感染者人数は誰にも分からない。

様々な噂が飛び交う中で、いかに情報を見極め冷静に行動するか。

このことは大災害の時の教訓とよく似ている。

政府の決断

2月27日の夕方、総理大臣の唐突な発表に日本中が揺れた。

「3月2日から春休みまで小学校、中学校、高等学校を休校にするよう要請する」

各自治体によってはそのまま約1ヶ月学校が閉じられるところもあれば、当面の2週間だけ、または休校にはしないという自治体もある。

子供たちや先生たちの困惑、そして保護者の困惑は計り知れないほどで、私の学校では、そのニュースを知った後の6年生の担任は何も手につかなくなり、ただ呆然と約1時間その場に立ちすくんでいた。

突然日常生活が一変する子供たちは、どのように時間を過ごすのか…

おそらく長期化するであろうこの事態はいつまで続くのか。

不安しかない。

ただ不安がっていても仕方がないので、今の時代だからこそできること、子供たちの健康を守るために何かできないだろうか…

オンライン授業

家庭学習をWebから問題をダウンロードして学習できる『学習支援ツール』というものが普及しつつある。

某学習塾では随分前にオンラインでの授業を始めた。

保健室から発信できる健康ツールができたら…

自宅にいても何か不安なことがあればオンライン上の保健室を訪れることができ、会話ができたり、お家の人からの相談も聞けたり…

毎朝子供たちと一緒に続けている体操もオンライン上で一緒にできないかと今考えているところです!


新型コロナに負けない体づくりを一緒にできたら最高じゃないですか?

1日も早くこの事態が終息しますように。

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