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仕事について話そう【キャリコンサロン編集部】

HRラボ キャリコンサロン編集部記事です。

キャリアコンサルタントが毎週決められたテーマをそれぞれの視点からnoteを発信しています。

もしも子どもから「お母さんの仕事何?」と聞かれたら

お仕事をされているお父さんお母さん。どう回答しますか?

私は先日 子どもに聞かれて
う~ん。メールしたり、電話したり、プリント印刷したり・・・
作業ベースで話をしてしまいました。
当然ながら、”なんだかつまらない”と感じたようです。

私の仕事は日々やっていることは事務仕事。長期間かけて成し遂げるものです。モノ・形に残りにくいタイプの仕事でもあります。
お医者さん、消防士など見てすぐにこれが仕事とわかるものではないので、子どもにとっては何をしているかわかりにくいですよね。

仕事の価値観はひとそれぞれ

職場に求める条件は何でしょうか。

職場は高層ビルでIDカードをかざさないと入れない
服装・ネイルは自由。おしゃれができる
人間関係がいい
仕事が難易度が高い
成長できる
優秀な社員が多い・・・など
”仕事”に求める価値観はそれぞれです。

学生時代に就活しているときは以下の3つが企業選びの大きなポイントになっていました。
何より時間が自由なので仕事に没頭して早く実績を付けたい気持ちが強かったのでした。
・自分のやりたいことができる職種か
・やりがいがあるか
・給与、福利厚生

最初の配属先は現場に近い激務部署


新卒で配属されたのは採用選考時に面接で話をしていた
お客様と話すことが多い、出張が多い部署でした。

希望通り・・・と思っていたのもつかの間。
外出が多いということは朝早く家を出て終電で帰ることもあれば、一週間家に帰らないことも
よくあったのです。
打ち合わせの前日は終電ぎりぎりまで資料を作ることも。
専門書を読みながら寝落ちして、昼間も船を漕ぎ、缶コーヒーを何本も飲んで意識を保っていました。
大変でしたがこの時期に勉強したこと経験は、今でも役に立っています。

辞めるスイッチが入った日。あのとき社内にキャリコンがいてくれたら


やることが多く、一つ一つのプロジェクトが世間に与える影響が大きい仕事でしたが、長時間勤務、出張があること、通勤にかかる時間など将来的に子どもを持った時に不安な要素がたくさんありました。
また、相談したとしても大企業ゆえにすぐに異動することは難しいことは分かっていました。

当時 社内には仕事と家庭との両立などを相談できるところがありませんでした。
保育園の送迎が間に合わない時間帯の仕事を振られて困っていた先輩社員が上司に相談したところ「仕事なんだから家庭のことは調整して」とバッサリ言われる様子を見て、
「これでは無理」退職スイッチが入りました。

仕事自体続けたいしやる気もあるけれど長時間勤務が続けられないジレンマがこの後10年以上続くことになります。(現在も悩みは継続中)
あのとき私の職場にキャリコンがいてくれたら、私は辞めなくても良かったかもしれないと思っています。
(※当時日本にはまだキャリアコンサルタントはいませんでした)

人生役割が変わっても仕事を続けられるように

厚生労働省資料 キャリア教育とはにライフ・キャリアの虹(ライフキャリアレインボー)について説明があります。

人生のうち役割の割合は変化するものが共通認識になって、仕事と向き合える環境に早くなってほしいと思います。

子どもがもう少し概念的なことがわかるようになったら「みんながやりがい生きがいをもって働きやすい職場をつくる仕事」だと話したいと思います。




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