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新規ブランド第2弾立ち上げ・新人育成...走り続けた1年 ‐Cocone V Advent Calendar 2023 #07‐

こんにちは。cocone v note編集部の留置です。
シリーズ「Cocone V Advent Calendar 2023~今年の漢字1文字~」では、cocone vのリーダー全員を対象にインタビューを行い、今年の活動やこれからの挑戦、それぞれの思いを伝えています。

第7回目のインタビューはPurenista事業部 アート制作チーム チーム長のマキロンさん・レミーさんにインタビューを行いました。

アート制作チームでは、アバター着せかえアプリ『ピュアニスタ』のデザインのみならず、商品企画、ブランド企画にも携わる重要な役割を持っています。
本記事ではチーム長のお二人が「ずっと走り続けてきた」と感じる今年の中でも印象的だったプロジェクトやチャレンジについてお届けします。


ピュアニスタの商品企画とアイテム制作を担うチーム


留置)「アート制作チーム」の活動を簡単に教えてください。

レミー)アート制作チームは、大人も楽しめる新しいきせかえアプリ『ピュアニスタ』のアバターアイテムの商品企画・制作をしています。

流れとしては、PD(プロジェクトディレクター)がテーマ(ラインナップ)の方向性を確定して、制作をとりまとめます。
デザイナーの工程ではPDが決めた1つのテーマに対して複数人で担当を割り振ってアイテム制作を進行しています。

『ピュアニスタとは』
大人も楽しめるきせかえアプリ『ピュアニスタ』は、きせかえを「遊びのおまけ」ではなく「遊びそのもの」として楽しむことを追求し、きせかえを通じてお客様に「自分らしくいられる居場所」を提供する、新感覚アバター着せかえアプリ。2023年114万ダウンロードを突破。現在グローバル版『Purenista M』として約170カ国にも展開している。

コンセプト発案から携わったオリジナルブランド第2弾「melem」


マキロン)個人的にピュアニスタオリジナルブランド「melem」は頑張ったなと思います。

「melem」はピュアニスタのオリジナルブランドで、通常のテーマガチャでは出せないようなブランドならではの表現ができるアイテムを取り揃えている特別な企画。昨年リリースした「deux」に続くピュアニスタ第2弾のオリジナルブランド。

マキロン)「melem」の制作は今年8月リリースに向けて、3月末から企画案の検討に入りました。

まず大変だったのが、ブランド第1弾「deux」でコンセプト決めの段階から携わったメンバーが産休や新規プロジェクト担当だったため、「deux」立ち上げに関わっていた僕がリードして進行しなければいけないなという思いで始まったということです。

最初はピュアニスタでのブランド立ち上げが初めてのメンバー達で立案していく事で心配もありましたが、制作歴が長く経験豊富なメンバー達が頑張ってくれ、プロジェクト担当のPD(デザイン室室長)がビシッと決めてくれる。そんな体制で「melem」ができたと思います。

そしてスケジュール管理も大変でしたね。
通常の制作業務をこなしながら、プラスオンで「melem」を立ち上げることになりました(笑)。

デザイナーとしてブランドコンセプト発案段階から取りまとめが必要でした。
商品が手に入る時のガチャの演出、BGM、効果音...色々なものを作っては調整して「melem」の世界観をサービスの中に落とし込んでいきました。

留置)がっつり「企画」の役割も担当されたんですね。

マキロン)デザイナーとしても表現したい世界観があったので、実現するために企画担当やUX/UI担当と相談をたくさん重ねて一緒に制作しました。

新体制・より厳しいスケジュールと、色々大変でしたが、リリースができた時、お客様からの良い反響いただいた時にはよかった...!と思いましたね。

留置)「melem」は特にピュアニスタの、そしてアバター遊びという概念をまた新しくするアイテムが多く出ていましたね。「こんな使い方できるんだ...!」と驚きました。

マキロン)そこも計算してますね。例えば「melem」で作ったこちらの「無意識の領域」というアイテム。

melem #1 「無意識の領域」

使い方としては何かを持ったり、中にアイテムを入れてコーデを作ることができます。

「無意識の領域」を使ったアートグラフ

実際は、こうやって新しいアバターの遊び方を提案し続けていますが、お客様の方から「そんな使い方があったんだ」という刺激をもらうこともあります。

日々、そんな刺激をもらいながらも、お客様に楽しんでもらうためには作り手が新しい表現を提案していかないといけないと思いながら制作しています。

圧倒的に成長した23卒メンバー、インターンを開始した24卒メンバー

レミー)私が今年心に残っているのは採用と育成に関してですね。
例年新卒の採用活動を行っていますが、私は今年チーム長になったので採用においてもチーム長の目線に変わった気がします。

昨年入社した23卒のメンバーたちの成長は普段から感じていましたが、また今年新たな学生さんたちと接している中で、「23卒メンバーの入社したての頃はこんな風だったな」と思い出し、当時から今までの成長を更に感じました。
最初からスキルの高いメンバーでしたが、圧倒的に成長しています。

現在、24卒のメンバーがインターン生として頑張ってくれていますが「みんな、まだまだ伸びるぞ!」という思いで日々研修を行っています。

留置)ピュアニスタのアート制作チームのメンバーとして採用するにあたって、ポイントはありますか?

レミー)自分の意見を言える事、自分のこだわりをちゃんと説明できるかというところでしょうか。

マキロン)正直、技術がある人はいっぱいいるけど、技術は入社してからでも付けられるんですよね。どちらかというと人柄を見ていますね

レミー)確かに、ガッツは必要ですね。応募段階で課題を出しているのですが、課題に食らいついてこれるか。
新人さんにとって、現場では体力・集中力も必要なので、課題の中で見極めるようにしています。

マキロン)こちらが出した課題に対して正面から向きあって、自分なりに答えを出して「さあどうだ。」と見せれる人。自信と謙虚のバランスがとれていることが社会人、そしてデザイナーとして大事なんじゃないかと思います。

2023年は「やばいやばい」「ずっと走り続けている感じ」の1年

マキロン)今年を振り返ると、個人的な話ではありますが子供が生まれて働き方も変わったこともあり、周りにフォローをしてもらいながら仕事をした時期もあったりしたので、まあ大変でしたね。
ずっと「やばいやばい」って、「やばい」しか言ってなかった気がします(笑)。

そんな中でも23卒の新人さんの成長ぶりや、貪欲に良いアイテムを作ろうとしている姿勢、結果が出ているのを見ていると嬉しいですし、同時に今インターン中の新メンバーにもそうなってほしいという思いですね。

レミー)私は振り返ると「ずっと走り続けている感じ」でしたね。
今年はセレクションや新ブランド、個人的にはYouTube配信出演もあったりして新たにチャレンジできることが多く、1年を通して走り続けてる感じでした。そんな中でも、アバター制作経験豊富なメンバーが出社するようになり周りと相談しやすくなったので、一緒に考えを積み重ねながら高いクオリティを保ちながら制作し続けることができたと思います。

留置)ハードなスケジュールと品質維持・向上が求められる中で、お二人のモチベーションになったものは何でしょうか。

マキロン)ハンゲのアバターサービス『Puretomo』で制作をしていた時代から変わらないのですが、一番はお客様の反応ですね。
『ピュアニスタ』では作ったアイテムが世に出て、出たものに対して反応がすぐ見れて、
次に活かすことができるんです。
制作物が好評であればアプリ(サービス自体)の評価に直結するので、良いアイテムを作っていい影響を出したいと思えますね。

レミー)私も他のメンバーやお客様の刺激が大きいですね。

あとは、自分自身の成長もモチベーションになっています。
例えばマキロンさんと私はアフターエフェクトを使ってアニメーションも担当しているのですが、ディレクターから与えられた難易度の高そうな課題にチャレンジして、納得がいくものができると自分でもスキルアップしたと感じられます。
そういった日々の連続で、同じ作業がないのでずっと成長を感じられますね。

また、デザイナーそれぞれが趣味や日常生活でやっていることから「これ使えるんじゃないか」という企画に発展させていることがあったりして、刺激を受けられることも楽しみの一つです。

マキロン)あとは「次はもっといいアイテムを作ってやろう。」という思いもモチベーションになっています。

新人であろうと、チームのメンバーが「うわ、上手いアイテムを作ったな~!」と感じた時は素直に「すごいな、悔しいな」と思いますし、それと同時に「俺のほうがもっといいものを作れる」と言い聞かせながら頑張っています。
恐らく他のメンバーも同じで、みんな負けず嫌いで良いライバルなんです。

レミー)「この人には勝てない」と思ったらそこまでですが、すごい作品を見るたびに「もっと良いの描いてやる!」という精神になれることが自分の成長につながりますよね。

マキロンさんとレミーさんが選ぶ今年の漢字一文字は...

留置)今年を漢字一文字で表すと、何になるでしょうか。

レミー)私は「向」を選びました。
今年はチーム長となり、面接では学生さんと、研修では新メンバーと、業務ではチームのメンバーと「向き合う」機会が多かったと思います。

これからも現在、未来のチームメンバーと向かい合っていこうという思いも込めて「向」に決めました。
また、『ピュアニスタ』のサービスと、デザインの技術が「向上」していくという願いも込めています。

マキロン)めっちゃいいですね(笑)
私は変化の「変」にしてみました。

自分自身の働き方の変化もありましたし、チームでは働き方は一部出社に、組織体制は2チームに分かれて新メンバーも沢山入って...とにかく変化が大きかった1年だったと思います。
これからも色んな変化があるでしょうから、自分たち自身も変わっていかなきゃいけないと思います。

とにかくスピードを上げる。チームでフォローしあえる組織へ

マキロン)来年の目標は、チーム全体のスケジュール管理を改善していくことですね。
みんな良いものを描こう、すごいアイテムを作りたいという気持ちが止まらなくてスケジュールが遅延することがありました。

そのためにやることは、シンプルにスピードを上げることですね。
良いものを作る力はあるのですが、作る過程でもっと効率化できることがあると思うのでそこを個人個人で改善できるようにしていければと思います。

今は体調不良になった場合の穴も自力で頑張って埋めているようですが、良い意味で自分のために周りを使えるようなチームにしていきたいと思います。

レミー)そうですね、走り続けることもできるけど、来年は息を抜ける瞬間を作って、余裕を持って制作できるようにしていきたいですね。

制作ツールの素材やナレッジを共有することで業務効率を上げることもできるので、チームで連携しながらクオリティ向上と効率化を目指していきたいです。


■次回記事
Cocone V Advent Calendar #08
「ゲームを創る」1つのモチベーションが集まって成長した1年
ゲーム事業部 開発チーム 深町さん

お楽しみに🎄


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