モネとカフェとコアラから
先日、モネ連作の情景展へ行ってきました。
たくさんのモネの絵が見れるとあって、人、人、人、人がたくさんでした。
モネといえば、睡蓮のイメージが強くありましたが、
今回のモネ展では淡いピンク・紫系の絵やこれまで見たことのなかった積みわらの絵など、うっとりする絵がたくさん見られました。
モネは大人気なので、どの展示室に行っても人がいっぱいです。
それでも美術館へ行ってモネの絵が見たいと思います。
そして、もし私にモネの絵を購入するお金があったとして、
絵を家に飾りたいかというと、それはものすごく考えるのかなと思います。
モネの絵は特別な場所で限られた時間鑑賞する、特別なものだからいいのかなと。
そして、それは私の大好きなカフェにも同じことが言えます。
大好きな古民家風カフェはとっても素敵な空間で、
その空間でのお食事やデザートを食べるとき、そして過ごす時間は
とても素敵な時間です。
この前たまたま他にお客さんがいない時間にお邪魔をし、
カフェの空間を独り占めしたのはとっても贅沢な時間でした。
古民家のお家(このカフェではなく空き家)は所有するのにモネよりも可能性はあるとは思いますが、他の古民家を所有したいわけではなく、
時々このカフェにお邪魔して、オーナーさん、スタッフさんがいて
お食事やデザート、空間を提供してもらうのがいいのであって、
お家が欲しいのとはちょっと違います。
とっても素敵な空間なので時々お邪魔してのんびりしたいと思います。
そして、最後にコアラ。
7年ほど前にオーストラリアのケアンズを訪れた時に、Wildlife Domeという施設でコアラを抱っこさせてもらい一緒に写真を撮ってもらいました。
(久しぶりにHPを見るとWildlife Domeは昨年閉園したらしいです。)
ずっしりと重みがあり、あまり動かないコアラ。
その重み、温かみ、存在がとっても癒しで、
おそらく1~2分以内のものすごく短い間でしたが、
今でも思い出すだけで癒されるんです。
でもコアラを飼いたいなんて思わないですし、(まぁ飼いたいと思っても飼えないんですが)、一生に一度の思い出として素敵な体験をしたと思っています。
コアラをはじめとする動物の商業的な共存には賛否両論あるとは思いますが、(もちろんその施設ではコアラのストレスを最小限にとどめるよう、お客さんの前に出てくるのはほんの短い時間だけで、音を出すような電子機器なども持ち込まず、写真は施設のスタッフさんが撮るもののみでした)
動物に癒しを与えてもらい、そして、得た利益で動物もスタッフさんも生活をし、循環させるのは素敵なことだと私は考えます。
そして、平和な地域だからこそできることだと思うんです。
動物のために何ができるか、動物と商業的に共にすることの反対意見など議論できる世の中は平和だと思うんです。
少なくても私は7年前に一緒に撮った写真を今でも眺めて癒されており、貴重な経験をさせて癒してもらったことに感謝してます。
モネもカフェもコアラも、それぞれがそれぞれの適した場所で存在し、
適した方のケアがあって素敵な状態に保たれていて、
少し共にさせてもらうから私は癒されてHappyなんだと思います。
そして、所有していなくても、ずっと心の中に残っている。
それがいいんだと思います。
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