ポンコツ母さん炸裂!
遂に共通テスト当日を迎えたこまるを、駅まで送り届けてきました。
昨夜、お風呂から上がってリビングに行くと、ダイニングテーブルで勉強していたこまるの様子がおかしい。
不自然に背筋を伸ばし、まっすぐ前を見つめている。
私に気づきふりかえると、一点を見つめ不安で神経質そうな顔。
私:「どうしたの? 大丈夫?」
こ:「なんで?」
私:「いや、なんかただ椅子に座ってる感じが不自然だなと思って」
と言うと、何も言わずに前を向き、不自然なままの姿勢を続けている。
(あーきっと明日のこと、急に現実味を帯びてきて、緊張してきちゃったんだな)
と思った私、瞬時に母性本能激発動し、そのまま彼女の後ろ姿を眺めながら
(ハグしたい。でもかえって刺激しちゃうかな?)
(何を言ってもウザいよな。でもでもこまるの今の気持ちを思うと…)
とか一人で胸キュンしながら思案した。
しばらくすると、威勢よくくるっと振り返り、夕食時の話題の続きを話し始めたこまる。
私:「あーよかった」
明るい笑顔と口調にほっとして、思わず声に出てしまった。
こ:「何が?」
私:「いや、挙動不審だったから、急に緊張して不安になっちゃったのかなって思ったんだよ」
こ:「??? リスニング(問題)やってたんだよ」
私:「え”??」
こ:「ほら、イヤホンしてるよ」
(あ…そ、そゆこと。集中してたんだね。あーおかしなアクション起こさなくてよかった)
就寝前。
私:「とにかくさ、落ち着いてやればいいよ。ね。」
こ:「そういうこと言われるとかえって緊張するんだよね」
あ、あ、そうだよね。すみませんっ(汗)
そして今朝、学校の先生が配ってくれたというキットカットを出してきて
こ:「裏になんか書いて。で、私に見えないようにここに入れて」
と、突然キットカットを渡された。
裏に【キット、 】となっていて、余白にメッセージが
書けるようになっている。
私:「わ、わかった!」
で、大丈夫!と書こうと思ったら、あろうことか漢字を間違え、大夫と書いてしまったー(大汗っ)
しかも、気合いを伝えたくて油性の太マジックでデカデカと書いてしまったので覆水盆に返らず(泣)
こまるに告げると一瞬絶句。
私:「大丈夫大丈夫!これ見たらさ、ママってーって思って、緊張もふっ飛ぶよ!ねっ‼︎」
と余白にニコニコマークを書き足す(笑)
出がけに車で待っていると、
「ママ、私の携帯呼んで!」
えぇぇ〜! がすぐ見つかった(ほっ)
車に乗り、声出し持ち物最終チェックを唱和。
駅で降ろすと
「ありがとう!」とニコニコしながら、何度も振り返って手を振り、出かけていきました。
大きくなったなー。
こまるちゃん、こんなにも愛しいと思える人が、この人生にいることの幸せをありがとう。
と言うわけで、本人よりずっと緊張していることが、本人にもバレバレのぽんこつ母さんなのでした。
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