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No,008 「的」


「的」

「白」に「勺」(しゃく)と書いて「的」

その昔は「日」に「勺」としていたようだ。「馰(てき)」として額の白い馬という文字もある。「明らかなること」。


弓を射る
その時、的に集中する

手元の弓に、的への推進力を与える
その体(姿勢)は一心に的に向かう

的と手元を結ぶその線は
想像の中に描かれている

一点集中
その時に、私は的になっている。


今日も、良き日でありますよう。

合掌。



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絵の解説

心理の森。この森の奥深くにある「聖なる木」。それを見つける旅に出よう。森はうす暗く道標もない。何万本もある木。果たして目的の木は見出せるだろうか。不安な気持ちになりながら、森林の風を香る。ゆっくりと深呼吸する。やがて、気持ちが落ち着いてくる。不安や悲しみは薄れ、そして気付く。全ては繋がり共鳴し、この森全体が肺であったと。すると突然、「聖なる木」は、己自身だと思い出す。

※自己重要感は、最も自分が欲する欲求。最も強い欲求と絡む。それは「呼吸」だ。東洋医学では、肺と肝はお互い対峙の関係にある。肺は「金」、肝は「木」。「木」を「的」として、肺から意識を集中し「木」(的)を見る。すると自分の中心の「己」につながる幾何学的構造がある。

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