見出し画像

キラキラ転職を叶えたワーママが3ヶ月で休職した話

こんにちは!ココイです。
日に日に気温が下がってゆく10月。外は雨がしとしと降っています。

さて、、今日はこんなタイトルで記録していきたいと思います。

これから転職を控えている方、キャリアに悩んでいる方、育児と仕事と自分のバランスに悩んでいる方、転職したての方、まさに私と同じく今の職場にストレスを感じたり休職をしている方がいらしたら、
ぜひさらっと読んでいっていただければ、励みになります。


1.ワーママ転職できた(キラキラマーク)と思っていた

今年、新卒から10数年勤めた会社から心機一転、同職種×異業種の転職をしました。詳しくはこちらから。


なぜそんな挑戦ができたかというと、一番の原動力は、”キャリアアップ欲”。
転職に向けては、育休前から考えると約2年以上、定期的なキャリアカウンセリングなどを受け、様々なプロの方の力を借りてきました。

自分のできることや長所短所を言語化して、毎晩のように求人情報とにらめっこし続けては、仕事の合間をぬって転職活動に明け暮れる日々。

まさにここしかない!という運命の相手(会社)に巡り合った、まさにタイミングと縁に恵まれた転職でした。

2人の未就学児を抱えたワーママかつ大した経歴もないような自分が、こんな有名企業の、こんな職種に入れるなんて。と、まさに奇跡だったなと思っています。

そして、育休中からずっと、キャリアを主体的に選んで挑戦してきたワーママの先輩たちの背中を追いかけて、憧れを抱いて意識を高め、目指して、やっとその”ロールモデル”みたいなものになれたような、気がしていました。

今考えると、カッコ悪いなと思います。
正直、やりがいよりも安定感を優先して同じ会社に残っている同僚たちのことを、心のどこかで下に見ていたような気がします。転職できる人=実力のある人。と。結構、他人軸に振り回されていたんだな、って今は思います。
きちんと自分軸を持って会社に残るという選択肢もあったはずなのに。
・・・ただ、こうして挑戦したこと自体には後悔はありません。


2.転職して3ヶ月、コップの水があふれた

なんだかんだ他人軸での評価を気にしていたんだな、とは書いたものの、自分が興味のあることに関わる分野を扱っている&ユニークな取り組みをしている、まさに理想的な企業でした。

さらに、在宅勤務可能、育児中社員への理解あり、働きやすい環境は十分に整っている企業。メンバーも話しやすく優秀な方ばかりで、”楽しくて仕方がない”入社1ヶ月がすぎました。

そして2ヶ月が経った週末。
頼むからひとり時間をくれ!と夫に頼み、カフェへ。

正直しんどい。

ノートに書き殴っている自分がいました。

・上司の求めるレベルに追いつかない
・2ヶ月で即戦力化を求められたが、無理
(ミドサーの転職ってこんなものなのね、と思っていた)
・自分の150%の力を投入してようやく合格点がもらえるという感覚

・あの上司のあの一言に、自分を否定された気がした
・あの先輩のあの一言に、マウントを取られている気がした
・先輩から同僚への叱咤激励 ”この企画、40点。やり直し。” ...そういう言い方、大嫌い。

・影響力もやりがいも200%の仕事=失敗が怖くてストレスも200%
・普通にやればできるはずの仕事がどんどんできなくなって締め切り寸前
・残業もいとわず乗り切った翌月上司から放たれた一言 ”業務量の割に勤務時間が長い”

・子供をお風呂に入れた後か、早朝残業しないと仕事がまわらない
・子供が発熱時は、上司に頭を下げて急遽在宅勤務、動画を見せながらなんとか綱渡り     ....etc.

明らかなハラスメントがあったわけではない。時間外勤務をやれと言われたわけではない。上司の言うことも間違ってはいない。被害妄想だったんじゃないか。そう思われるかもしれません。

でも、自分も子供の体調も、どんな理由であろうと、あけた穴は100%自力で埋めろ。他人は頼らず自分の案件は自分で責任を持て。当然?当然かもしれませんが。自分がチームの役に立ってるかどうか実感が持てない。いろんなことが私には辛かった。そして実際、身体は正直に悲鳴をあげていて、悪循環が回り始めるのに時間はかからなかった。

なぜこうなってしまったんだろう、って今でも悔しくて悔しくてたまらない。ただ、とにかくいろんな要素が重なって、全く持続可能な働き方ではなかった。

そんな中でも夫は毎日22時〜24時帰宅。メインで家庭を回すのは私。子供の発熱対応も8割は私。
本当は、転職したてくらい、協力して欲しかったんだけどな。応援こそしてくれていても、物理的には、無理だった。

そして3ヶ月。
月曜が怖くて怖くてたまらなくなった。

そういえば、3食モリモリ食べるタイプだったのが朝昼は全く食欲がない。
そういえば、平常時はうなぎ登りだった体重がマイナス2kgを記録している。
そういえば、ずっとお腹の調子が悪い。

・・・逃げるは恥だが役に立つ。

自分を守れるのは自分しかいない。子供にとって欠かせない、母の笑顔を守れるのも私しかいない。もう病院に行こう、逃げよう、と思いました。



3.「適応障害」「休養が必要」


連休明け。熱が出たといって休んで、メンタルクリニックに片っ端から電話して予約、運よくすぐ予約が取れて受診、診断を出してもらい、翌日から1ヶ月間の休職を決めました。

メンタル疾患に詳しい友人がいたおかげで、背中も押してもらいました。感謝。

この診断は印籠みたいなもので、上司も人事もそれなりの対応をしてくれました。大変申し訳ないながらも、やりかけの仕事は他のメンバーの方へお願いすることにしました。丸投げドーン!!状態。(ごめんなさい)

でも大丈夫、私一人いなくなったところで会社は回るんだわこれが。
でも他のメンバーもパツパツで仕事を回しているのを知っていたから本当に申し訳なかったです。でも、無理でした。


4.休職生活のいま

今は、堂々と休職生活を送っています。

こうやってnoteをかけているくらいなので、多分、軽症の段階で対処できたのが不幸中の幸いだったんだと思います。
適応障害からうつ病に移行する方も少なくないそうなので、まだ予断は許しませんが。

私の場合、仕事のもろもろから離れたら、日常生活は普通に送れる状態になり、のらりくらりの主婦生活を送っています。まだ、波はありますが。。

まずは、自分は悔しかったんだ、こんな言葉に傷ついたんだ、と吐き出し切って、それを認めることからスタートしたらいい。と精神保健福祉士さんのカウンセリングで声をかけていただきました。

▼ここのサイトから、臨床心理士さんなど専門家の方に話を聞いてもらえました
オンラインカウンセリング うららか相談室
https://www.uraraka-soudan.com

キャリアカウンセラーの方からも聞きましたが、一般的にも1ヶ月目は大体ビギナーズハイ、2-3ヶ月目が一番良いところも悪いところも見えてきてしんどい時期なんだそうです・・・。

もっと早い段階で、業務量や仕事の仕方を調整できれば。
もっと早い段階で、周りにSOSを出していれば。
もっと早い段階で、家事育児を外部リソースに頼っていれば。
もっと早い段階で、家族にも本気で協力を依頼していれば。

いや、こんな高望みの転職なんて最初からしなければよかった。甘かった。とさえ思いました。
でも、やっぱり転職したこと自体は全く後悔していません。


希望の会社に転職(キラキラ)できたこと自体は事実。そうやってチャレンジできる自分になれたんだなということは認めてあげたいと思います。


何事も蓋を開けてみないとわからない。そんなことにも改めて気づけました。


今は体調を整えつつ、後悔のない選択をするために。今ここに集中し、リラックスし、自分の心の声に耳を傾けていきたいと思っています。

5.キャリアと自分と家族との、”いい塩梅”をさぐる

何事も情報収集しないと考えられない性格なので、色々と調べる手は止まらないのですが
これから先どうするのか、選択肢を並べてみたところで、全く答えは見えていません。

復職するのか、退職するのか、転職活動するのか。。次はどうやったらうまくいくのか、自分のベストバランスが取れるのか。

そもそもどういう生き方をしたいのか、どうありたいのか。
原点思考と、現実的な選択肢をと行き来しながら考えていこうかなと。

そして迫り来るのは、子供の小1の壁。
平日の保護者会やらなんやらの予定と睨めっこしながら、いっそもう夏くらいまで仕事しなくていいや、とさえ思っていますが、、、まずは冷静でニュートラルな自分に戻って判断しよう。と思っています。

ま、きっと大丈夫。なんとかなる。

”いい塩梅”に悩んでいるみなさん。
人生100年、急がずあせらず、共に1日1歩ずつ進んでいけたらいいですね。
後悔のない人生を!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
それでは、また!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?