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あいさつ、する?しない?

私の両親は
あいさつにはとってもこだわっていた。

小さい頃から
近所の人にあいさつすることが
義務付けられ
スルーするところを親に見られると
帰ってから大目玉。

なんであいさつしなきゃいけないの?

子どものころは
やらされ感満載で
ずっといやいやあいさつしていたように感じる。


大人になって
子どもを産んで
あいさつすることに幸せを感じるようになった。


離婚問題が勃発していたころ
「おはよう」「いただきます」「ありがとう」「ごめんね」
という日常のあいさつが交わされず
とても苦しかったから。

「おはよう」といえば
今日も元気に目が覚め、起きてきてくれてありがとう。

「行ってきます」「いってらっしゃい」は
今日も無事に健康で楽しい1日になりますように
というお守りに。

「ただいま」「おかえりなさい」
は無事に1日を過ごし、帰ってきてくれてありがとう。

「いただきます」「ごちそうさま」
は命を美味しくいただき
健康な身体を作れることに感謝する。

「おやすみなさい」は
今日も1日、ありがとう。
また明日もよろしくお願いします。

など
幸せへと導かれる魂に対するメッセージ。



そしてあいさつは
コミュニケーションのスタートにもなっている。

子どもが小さい頃
新学期になるときは必ず
早い時間に登校させた。

遅く学校に着くと
すでにグループができていて
そこに入るのは結構ハードルが高くなる。

反対に、早く学校に着けば教室でお友達を迎え
自分からあいさつをすると自然に仲良くなれる。


これで
子どもたちの新しい環境への不安な気持ちは解消されるのだ。


また、子どもたちに助けられたこともあった。

知っている人が一人もいない
夫の実家に私が引っ越してきたときは
子どもたちが近所の方に
大きな声であいさつをするので覚えてもらい
すぐに受け入てもらえた。



あいさつしなきゃいけないの?
そう思っていた小さな自分に
こんなにいいことがあるよ、と伝えたい。


嫌ならしなくてもいい。
でも恥ずかしいだけなら、勇気を出してみるとけっこういいことがある。

どっちでもいい。
自分で考えて決めればいい。


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