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【FX】変わり続ける相場で生き残り、優位性を生み出し続けるための考え方

FXトレーダーのここげです^・^

FXに限らず勝負事は、期待値プラスを取り続けてさえいれば回数を重ねていけばいくほど、長期的にはほぼトータルではプラスの結果が出ます

確率の変えようがない本質です

※期待値とは平均して期待できる値。FXの場合は一回あたりのトレードの期待平均獲得収支。

しかしながら相場は複雑で難解ですし、短期的、長期的に変化し続けてます

無理やりなストップ狩りや、大口の介入などによるテクニカルが効きにくい歪んだ値動き、レート操作、指標や材料の急な値動き、時間帯、休場、~ショックなど、色々な相場の前提が変わる要因を考えると、期待値プラスのトレードだけをやるというのがそもそも難しいです

そこで今回はFXで勝つための本質、変わり続けていく相場に対応して、期待値プラスを取り続けるための方法の一つを書いていきたいと思います

まず考えてみてほしいんですよね

相場を数値に出すのは難しい

maやラインで反発する正確な確率が分かるのか?
また、事前のリスクリワード通りに相場が動くのかどうか?

これをこと細かく正確な数値を出すのは難しい

そもそも相場は先程も言ったように前提が変化します

単純な話なんですが、相場は毎回毎回同じ人が同じようにトレードしているわけではないんです

チャートの向こうがわでは、様々な人たちが、色んな思惑で多種多様な取引をしています

ファンダメンタルなどの影響によって、相場心理もどんどん変わっていきます

この例だけ見ても、毎回期待度が同じなわけないですよね

もちろん全てのトレードの合計の結果から平均期待収支を出すことはできます。

でもトレードの一回一回の本当の期待値がどうだったのか?という細かい数値までは正確には分からないということです

仮に分かったところで、未来に同じ結果が出るのかどうか?これはまた別の話なんです

相場はその都度、期待値が変わる

例えば同じmaタッチでの戻り売り一つとっても、材料で力強く上がってきたのを売るのか、なんとかやっとのことで、ここまで上がってきたみたいな弱い上げを売るのかで期待度が違います。

無思考でmaタッチ、ラインタッチでエントリーでは厳しい戦いになってくるでしょう

また、どこかの国が休場じゃないか、休暇に入っていないか、大きい指標が控えていないか、時期、月末、月初、曜日、時間帯など、戻り売り時のmaタッチという根拠は同じでも、中身が全然異なるために期待度がその都度変わるんです

他にもリーマンショックや、直近のウイルスショックなどのショック級の出来事が起きた後は、今までの常識は全く通用しない相場になります

このようなことを相場の地合いが変わると言ったりします

つまり確率論で言うと元の前提が変わるので、期待値が変わるわけです

ヒドイ時には今まで通用していた手法が全く通用しなくなったりします

さらには、AIによる取引がさらに増えていったりなどで相場が大きく変わっていく可能性もあります

いや、もうすでに変わり始めているのかもしれませんね

こういった要因がFXを難しくする大きな理由の一つなのは間違いないでしょう

じゃあ確実に期待値をとるためにはどうするのか?を考える必要があるんです

安定して期待値をとるためには?

冒頭でも言ったとおりに期待値プラスのトレードを積み上げてさえいれば、まず勝てるんです
これはFXでも例外ではありません。

では常に移り変わっていく相場で期待値を取り続けるにはどうしたら良いのか?

優位性を生み出し続けるにはどうしたらよいのか?

色々と方法はありますが、私がこの記事で書いていくのはそもそもの手法の作り方です

相場が変わっていくとは言っても、ある一定の法則があるのは間違いありません

どんなにランダムに見えても、ランダムじゃない規則性があるということですね

自然の法則とも言えるかもしれません

あらゆる人が全然違う状況でトレードしている、さらにはAIの超高速取引などもあるはずなんですが、一定の法則は変わらずに効いています

この法則を用いた手法のほうが分かりやすくて、判断ミスも起こりにくいのではないでしょうか

地合いの影響を受けやすい狙い方

例えば地合いの影響を受けやすい狙い方は、実は一番オーソドックスなやり方でもある中長期足トレンドフォローの押し目買い、戻り売りなんです

根拠の強いレジサポラインでも、ファンダ的な強い材料での上げや、大口などの介入の買いに対して、通常通りのmaやラインタッチでの戻り売りをやってしまうとサクッと突き抜けてしまうこともあるでしょう

こういう時に損切りせずに値が止まることを期待して、含み損に耐えてしまうと大きな損失になったり、損切りしながら何回も入り直していると凄い連敗数になったりします

初心者がよく失敗しやすい例の一つとなります

もちろん通貨によって傾向は違います

ポンドなどは、定期的に重要なレジサポラインをあっさりと突き抜ける値動きがあるかと思いますが、なにかしらの強い材料がでていたりする可能性があります。

元々こういった癖を持っている通貨と言ってもいいでしょうね

まあこれは材料を知らなくとも、相場をよく見ていればプライスアクションや、通貨相関などで事前に回避できたりはします

ただ、人間ですから難しい判断を何度も何度もしていると、どうしても判断ミスが出てきてしまうということがあります

実は難しい押し目買い、戻り売り

こういった面から考えると、個人的にはかなり難しい狙い方だと思っている、押し目買い、戻り売り

どれくらいのパターンを経験してきたか、検証、改善してきたかといった裁量の経験値が問われる狙い方です

戻り売りを試みて思っていたよりも上げまくり、ついつい耐えてしまって手痛い損失になってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか

なぜ難しいのか?
高度な環境認識が必要+判断を間違えやすいからです

つまり地合いの影響を受けやすいとも言えます

事前にこれらを考慮済みの戦法、やり方でない限りは高度な環境認識や現場での柔軟な判断がその都度求められるということになります

先程も言いましたが、メンタル管理的には判断基準を明確にしとかないと判断ミスが起こりやすくなってしまう要因になります

つまりドカンする原因になってしまうんです

そこで私は考えました

元々の手法を相場の地合いの影響を受けにくいものにしてしまえばいいんです

では私の経験から、具体的な例を一つあげようと思います

相場の地合いの影響を受けにくい狙い方にする

私がオススメする狙い方の一つは、中長期足順張りで短期の調整トレンドが終わり、転換した後の戻しの値幅をとることです

つまり長中期足トレンドの方向に順張りなのは同じですが、短期トレンドに対しても順張りという条件が揃った時に狙うというやり方ですね

短期トレンドが終わってからの波を狙うので、調整トレンドが終わる場所がどこでもあまり関係がありません

この狙い方は~ショックの相場でも、強い材料が出ていたとしても、メンタルさえブレなければそこまでの影響はありません

仮に~ショックで一方向に下げまくっていたとしても、強い材料で強い根拠のレジサポラインをサクッと抜けても、雇用統計前で全然値動きがなくても、影響は少ないです

なぜならこのような時はノーポジ、もしくはすでに波に乗っているかのどちらかだからです

短期トレンドが終わるのを虎視眈々と待つからです

手法の名前

なんていう手法かって?
名付けて短中長期足トレンドフォローの押し目買い、戻り売りです

「さっき危険だって言ってただろ!」
「なんだそれふざけんな!」

まあ落ち着いてください

私が言いたいことはこういうことです

どのような戻しなのか、調整なのかなどの波の中身が分からないなら、しっかり反発してトレンド転換したあとに狙えば安全じゃん?ということが言いたかったんです

私が先程危険なパターンとして言ったのは、中長期足順張りだったとしても短期足の天底を取ろうとする押し目買い、戻り売りです

これは相場の地合いの影響を受けやすいので、難易度が高いんです

例えば週に一度、材料での上げに対して戻り売りをかましてしまい、損切りできずにドカンしてしまえば、利益が一気に吹き飛ぶ可能性がありますよね

一番失敗しやすいドカンを防ぐためのやり方となります

仮に失敗しても諦めがつくと思うんですよね。

最初から天底を狙うやり方ではないので、損切りせずに耐えるとか、短期トレンドに逆らって連続損切りしてしまうということになりにくいです

待つことさえできるなら、メンタルに優しい、期待値を安定して取りやすいやり方といえます

まとめ

期待値を取り続ける。優位性を生み出し続ける。一見簡単なようですが、実はこれが難しいんです。

FXで勝ち続けたいなら常に意識し続けていきたいところです

なぜなら相場は常に変わっていくからです。短期的、長期的に変化し続けているからです。

論理的に考えただけで勝てるならFXは頭の良い人は全員勝てます。でも現実はそうじゃないですよね

そこから考えるべきことは?

AIにはできない人間だからこその優位性です

例えば裁量の経験を積んだ先にしか分からない、数値に出せない人間の臨機応変な対応力、経験などです。

このような感覚を身につければ、どんなに相場が変わったとしても対応し続けて勝ち続けることができるはずです

この記事で書いたこともたった一つのやり方にすぎません

自分にとっての優位性を見つけ出すことが大事になってきます

ここまで見てくれてありがとうございました!

ではまた!

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