評価Aの功罪

先生仲間と話してました。

見通しを持って仕事が出来て、熱意もあり、子どもたちや保護者にも繊細に寄り添って、後輩の面倒も見てる立派な先生です。

人事評価の開示があり、昨年度はオールAだったそうですが、今年は1つだけBだったそうです。
私からするとびっくりするくらい良い評価ですが、その先生なら理解できます。
でも、何が良くなかったのか、やってきたことが理解されてるのか、モヤモヤしてました。

私は、というと、去年一昨年と合わない上司だった時、ほぼオールBでした。
(確か意欲だけAで、反対意見言うからかな?と家族で笑ってました。)
なので、今年はいくつかAがあった気はしますが、何の項目だったのかもよく見てないし、私としては去年の方がずっと良い働きしてたと思うので、他人の評価は参考でしかないと思って、あまり気にしてません。
(Cだったら流石に気にしますけど。)

かたや、私から見るとものすごく良い評価なのに悩む人。
デフォルトがBといくら言っても、最上思考の人はやっぱりAじゃないと納得いかないんだろうなと思いました。
特に、頑張ってるから。

でも、頑張ってない人はあまりいません。
私だって頑張ってます。
生活とメンタルの安定と体調とギリギリのラインで工夫してやってます。

頑張ってもBの人、評価されやすい人、たまたま見てもらえた人、私のように静かに淡々とやってて身近な人に理解されればそれで良いというスタンスの人、いろんな人がいます。

Aもらって「やったー!」という人ばかりだけではなく、Aじゃないから認められてない、と感じる人もいます。

これ、子どもも保護者もおんなじだろうなと思いました。

今まで保護者から評価の問い合わせが来たことがありますが、大抵、良い評価が多い子の保護者から、
「もっと良いはず。」と来ます。
とても良いんですよ、と言っても、もっともっと、と満足できない様子です。
いくらこちらが良い評価を与えてもこれじゃあ自信になりません。

そこで結論。

Aいらないです。

評価はして欲しい時に、して欲しい人にしてもらうのが一番だと思います。
評価して欲しい時ってあるし、評価して欲しいものもあります。
そして何より評価して欲しい相手がいます。
そのタイミングでもらう評価はどんな評価であれ、価値があると思います。

でも、強制的な評価(人事評価に関しては見てるんだか見てないんだかわからない状況での評価)は、
◯と△の二択で十分だと思います。

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