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労働時間の長さに価値を置く人が何故かいなくならない訳

ここあん、と申します。どうもです

2020年にコロナ禍に突入してもうすぐ3年が経ちます

石の上にも三年というけれど、
3年あったら、それなりに環境にはなれてきて、
不自由の少ない生活ができそな気もする中で、
生活においても、仕事においても、
まだまだ混迷の渦の中にいる人は多いと思う今日この頃

その中の1つとして、
リモートワーク、在宅対応、などの浸透化みたいなテーマも
もはや継続組と、撤廃組で、両極端に舵をきる企業もちらほら見られるのが、今の日本なのかなと思っています

普段リモート対応がベースの私にとっては、
たまたま朝6時台に電車に乗った時の満員電車ぶりが、
まるで異世界にいるような感覚を得る状況でした

当然、出社しないと成立しない業種・業態の方はいると思いますし、
家の環境下では十分にパフォーマンスを発揮できない人もいる
私のように、時たま現場に交渉にいったり、実証実験をしたりと
様々な目的や事情がある人はいるのは当然理解できるものの、、

それだけでは成立しないほどの人の波を見て、
出社を強制されたり、会社に出社することが正としている人、
そんな考えの上司を持っている人、などは
全然減っていないのだろうと、確信すらできるほどでした

私自身、仕事の折衝の中で、
会社に出勤したり、
長時間労働をすることを誇りに思っている人にたまに出会います

そして、その人たちの共通点は、
会社の事情や定められたやり方を崩すことを望まない人だったりします
(もちろん全員ではないですが)

会社の中で変化を生み出すことができないから、
諦めているだろうって人もいます

言わば、変化の無いことが自分に利得がある状況
でも、上司からは改革を求められていたりして
若手の部下や委託先にそれを求めては
宙に浮かしてしまうようなケースも何度か見ていたりします

そんな方々が唯一できることといえば、
2つくらいしかなくて、
「トップダウンの仕事を言われたようにやる」
「会社に出社する」
といった、世間一般でいう社畜として全うすることのようにも思え、
企業の中間レイヤーや上役にこういった脳死personがいればいるほど、何も変わっていかないのが歯痒い時期もあったりしました

ではなぜ、こんなにも生産性や、効率化というワードが
世間一般のトレンドワードになった時代でも
会社に出社して、長時間労働をするような行為が減らないのか

個人的に思うところですが、
通勤時間を業務時間とカウントしない構造にも問題があると思っています

リモートワーク生活を続けている方は
とてもよくわかると思いますが、
家の環境で仕事をしていると移動時間なるものが存在せず、
会議や作業時間が1日どっぷり設定されるような状況に陥ることがあります

逆に、リモート対応がベースの仕事をしていると
移動時間がとてつもなく勿体ない時間の使い方であることを痛感したりもします

リモートワーク導入派と、出社強制派の働き方の比較において、
最も概念が違うのが移動時間の取り扱い方
(もちろん、リモートでも移動時間はノーカンと就業規則に定めてるところはあるかもですが、ある意味体裁担保の条項と見ています)

仮に、出社強制型の企業が、
移動時間も勤務時間相当に扱いを変えたら
、どんな変化が起こるでしょうか

あくまで、私の想像ですが
移動時間という空白の時間に会社のお金を支払うという
無駄を回避するために、会社は必要ない限りのリモートワークを求めてくる可能性が高いのではないかと思っています
(変わらない企業も当然あるとは思っています)

もちろん、そんな環境下でも、
出社している時間を維持して、残業代がアップすることを狙う生物は登場すると思いますが、
会社に出勤することが正ではない状況が
徐々に浸透していくのではないかと考えています

この概念に変化させるためのハードルはもちろん高い
ただ、組織ごと変化を受け入れる世界観を生み出していきたいならば
一つテコ入れポイントとしては有用な気がしています

上記の考えを前提に変化を考えてみると

出社をすることが正ではなくなると
リモート環境下での仕事の仕方を工夫することになります

リモート環境下で求められる仕事の能力は、
気軽にだらだらとノーペーパーで相談するような
出社前提のやり方では通用しません

※詳しくは下記の記事を参照

仕事の仕方を工夫する社員が増えれば…
結果としてより優秀な人材が上に上がる構造に繋がり、
組織として、業界として、社会としても改革が進む…

当然、そんな簡単な話ではないとは思いつつ、
「通勤」という、伝統・文化の価値を変えてみることで起こる変化は
少し見てみたい気もしています

「せっかく長時間満員電車に揺られてたんだから長くでも会社にいないと」
「上司が夜遅くまで席にいるから帰れないんだよね」
 ↓ ↓ ↓
こんな世界、さっさと無くしたいですよね

「通勤電車の中でもやれることは多い」
 ↓ ↓ ↓
大体みんな瞑想してるかゲームやってますよね…

「対面のがリモートより効率よく進む」
 ↓ ↓ ↓
人数分の通勤時間を含めて考えたらどっちが生産性ありますか?


リモートワークにも課題感はたっぷりあるのは理解
ですが、
理由なき理由で物事が進まない根源は撲滅希望です

どんどんそんな意味をなさないルールを撤廃していく
世の中に期待したい、という意味を込めて、
今回は労働時間の扱い方についてまとめてみました

毎日満員電車に揺られる人たちが
もっとハッピーになれる瞬間、早く来るといいですよね
(私には耐えられない…)

今日も靴ひもしっかり結んで、頑張っていきましょう


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