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この春から始める


素敵な方との出会い


生まれながらにして聴力がなく

でも

音楽が大好きな彼女

彼女との出会いは、ピアノの発表会


笑顔でほほ笑む彼女から、
まさか、聞こえないとは想像できない

スマホを介してお話し
とても楽しい!


でも、もっと、

彼女のこと知りたい
仲良くなりたい

だから、

この春、



手話を始めようと思いました




失語症と手話


失語症になって言葉が出なくなって
周りは「一緒に手話を覚えよう」って
言ってくれた


でも、それは大きな間違い

失語症は
声が出ない わけではなく

頭の中にある物事を
言葉にすることができない

言葉が探せない


例えば、あなたも、
知らない国の言語で急に話してくださいって言われても

頭の中は日本語で考えて
それを何という言葉で言えばいいのかわからなくなる

翻訳アプリで言葉を転換させても
思う内容とはちょっと違って、
でも、説明できないからそれでいいことにして
生活していく不便さやアウェー感

あなたが知らない国に来てすぐに

じゃあ、
話せないなら手話を覚えればいいよ

とは誰も言わないよね


意思疎通を考える


失語症の辛さは
意思疎通が出来なくなること

重度であれば、医療者でも言葉が理解できず
尊厳を傷つけられることもある

家族との関係も、お互いに、
うまく意思疎通ができないことで
お互いに、孤独であり、共有できない悲しみがある

これは、
意思疎通が難しい障害がある方の共通の悩みだと思う

うまく伝えなられない自分に腹立ち、
そのうち、絶望感でいっぱいになる

誰とも本音で話せない
愚痴もうまく言えない
心の内を言葉にして吐き出せない

仕事もできず
誰とも話せないなら
生きていても仕方ない

と生きていることを恨む

それほど、
意思疎通が出来ないことは辛い


だから、
家族や友達との間では

言葉に執着しなくてもいいと思う


言えないなら、
スマホで検索して出したらいい

検索できないなら、
手振りや表情でいい

いつも、
クイズ大会みたいに
相手の言いたいこと当てっこして
お互いに正解したら
ハグするでもいい!

もしかしたら、
手を握り合うだけで
伝わりあうかもしれない

意思疎通は、
どちらかが頑張るんじゃなくて
お互いに伝えたいことを感じることが
大切なのかもしれない


手話講師との出会い


手話を学ぶのに、
グループではついていけないだろうと考えていた。

相性の合わない先生では、
覚えるのも辛くなるし、そもそも覚えがとても悪い私

この先生にまた会いたいと思える人でないと
続けられない

そんな気持ちでいたときに、
目の前に登場してくれた”ここね”さん

ここねさんに、会いたい
話しを聞きたい
手話を通して、いろんなことを教えてもらいたい!

無料説明をお願いして、自分の想いを伝えると
気持ちを丁寧に受け止めてくれて

春からオンライン講習でマンツーマンレッスンしていただく
ことになりました!


今後の失語症の方へも!


ずっと、無理だと思っていた手話への挑戦

言語を使わなくても、
言葉が想起できなくても、

ジェスチャーで伝えることができたら、

失語症のある方も、支える家族や周りの方も、
簡単に楽に、意思疎通できる方法が増えていくことは

きっと、楽しいことだと思う‼



そんな話も”ここね”さんとしながら、


ワクワク ドキドキしながら

春を迎えています!



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