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甥っ子が産まれるまで、そして産まれてからの心境の変化の記録。

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最近の記事

甥っ子と母親の本能

姉とあたしは性格が全く違うが、昔からすごく仲がいい。年子ということもあり、姉妹であり親友のような関係だなって思っている。 姉は器用で頭がよく、あたしからみるとずっと憧れの存在だ。好奇心旺盛で、やんちゃな姉に心配性のあたしはびびりながら着いていく。 姉のマネをしても、1歳しか差がないのに、自分との差が歴然で子どもながらに姉には一生敵わないなーっと思い、自分の才能やセンスのなさがコンプレックスだった。 コンプレックスには思っていたが、自慢の姉で、昔から大好きだった。 そん

    • 甥っ子にミルク

      姉の母乳が足りない分は粉ミルクを作って、甥っ子に飲んでもらう。 甥っ子は寝ながら手でおっぱいを探し、口をチュパチュパさせる。とても可愛い。生命力も感じる。 タイミング良く姉がおっぱいをあげる。 甥っ子は勢いよく吸い付く。 素晴らしい連携プレー!! 甥っ子におっぱいをあげられるのは姉で、 姉のおっぱいを出すことが出来るのは甥っ子。 素敵だなーって思った。 じゃあ、あたしは、愛を込めたミルクを作ろう。 ミルクは誰でも作れるけど、あたしの愛がこもっているミルクはあ

      • 甥っ子とはじめまして

        ついに!甥っ子と姉が退院した。 甥っ子は思ったよりも小さくてとんでもなく、可愛かった。神々しかった。 母親は、命懸けで子どもを産む。 子どもを産むということって本当に本当にすごいことだと思った。 産まれてきた子どもを育てるのは、みんなでやればいいと思う。 もしお母さんが子育てをしたくなくなったとしたら、他の人がすればいいじゃないかな。 子育てしたくなくなったお母さんも、子どもを命懸けで、産んだことは確かなんだから、それだけで、立派なことなんじゃないかな。

        • 甥っ子が産まれた

          3月11日に甥っ子が産まれた。 帝王切開で予定より早く産まれた。 私は実感が湧かなくて、無事に手術を終えたことには安心しつつも、喜びをあまり感じられなかった。 一日中なんとなくイライラして、いつもよりも人への言葉が強くなってしまった。 なんでこんなにおめでたい日に、こんなに待ち望んでた日にあたしは機嫌が悪いのか。モヤモヤと過ごした。 夕方、祖母の家に遊びに行き、甥っ子の写真を見せた。 祖母は写真を見て、今まで見たことのないトロけた笑顔になっていた。 「可愛いねぇ

        甥っ子と母親の本能

          甥っ子とネガティブ

          元々ネガティブな私は、甥っ子が安定期に入るまで、不安で不安で仕方なかった。 喜びが大きすぎて、もしものことを考えると生きた心地がしなかった。 母も父も心配性のため、変な空気が流れていたように感じる。 一方で、姉と甥っ子はネガティブなオーラ全開の3人を尻目に逞ましく順調にすくすくと、小さな姉のお腹が今ではパンパンだ。 母はかっこいいなー、やっぱり姉は凄いなーっと。 甥っ子はかっこいいなー、そして生命って凄いなーっと。 あたしはネガティブで心配性な性格で、傷つきやすく

          甥っ子とネガティブ

          私の甥っ子

          人生で1番嬉しかった瞬間は、 姉のお腹に命が宿ったことをテレビ電話越しに父と共に聞いたときだ。 抑えきれないほどの嬉しさと、無事に産まれてきてくれるかの不安が一気に押し寄せてきて、心配性な父と泣きながら目を合わせた。 父との時間が少なくなった今、この瞬間を共有できたこともまた嬉しくてさらに涙が溢れた。

          私の甥っ子