甥っ子が産まれた
3月11日に甥っ子が産まれた。
帝王切開で予定より早く産まれた。
私は実感が湧かなくて、無事に手術を終えたことには安心しつつも、喜びをあまり感じられなかった。
一日中なんとなくイライラして、いつもよりも人への言葉が強くなってしまった。
なんでこんなにおめでたい日に、こんなに待ち望んでた日にあたしは機嫌が悪いのか。モヤモヤと過ごした。
夕方、祖母の家に遊びに行き、甥っ子の写真を見せた。
祖母は写真を見て、今まで見たことのないトロけた笑顔になっていた。
「可愛いねぇ」「なんで泣いてるのかねー」と繰り返した。
確かに何で泣いてるのかなと思った。
祖母と過ごしているうちに心が落ち着いていた。
次の日、姉がテレビ電話をしてくれた。
短時間だが顔が見れてホッとした。
その次の日の朝、目が覚めて気付いたら号泣していた。
嬉し泣きではなく、ずっと不安だった気持ちが溢れ出した感じがした。
出産は命懸けだ。大丈夫だと思っていても、心の底では、本当に不安で仕方なかったんだなと気付いた。
ここ数日、本当に疲れた。
お姉ありがとう。本当にお疲れ様。
早く姉と甥っ子に会って、喜びを実感したい。
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