となりのトトロと夏休み

本日金曜ロードショーでとなりのトトロが放送されるようです。

となりのトトロはスタジオジブリの有名なアニメーション作品の1つです。
物語の内容はトトロという不思議な生き物と少女たちの心温まる交流と成長と言ったところでしょうか…。家族で生活することの良さ、古き良き日本の景色なんかも描かれておりそこも作品の魅力となっています。
ざっくりとした説明で申し訳ないですがジブリ作品について語る時がきたら詳しく語りたいです。笑

となりのトトロのCMをテレビで見かけると「ああ。夏休みだなあー。」としみじみと感じます。
私はテレビでとなりのトトロが放送されるたびに毎回観てしまいます。
実家にいた時は「何度も観たのにまた観るの?」なんて母から呆れられたりもしました。そういう母もテレビをつければしれっと観てますけどね。ついでに父も兄弟達も。

そこで今回は夏休みについて考えたことをお話ししたいと思います。

『夏休み』というと私は小学生の頃、7月の後半から8月31日までのあの頃を思い出します。

私はめちゃくちゃ夏休みが大好きでした。
友達と沢山色んな場所で遊べるし、ゲームもやり放題。本も読めるし絵も好きなだけ描ける。(インドア派ですみません笑)
なので私はいつも夏休みの宿題を夏休みの前半に全て終わらせていました。そのせいで日記だけは夏休みの宿題の中でとても煩わしく感じていました。それだけ夏休みを満喫するのに命をかけていたのです。笑

私にとって夏休みとは自由を謳歌するものだった。

今思うに子供の時の方が窮屈な思いをすることが多いのかなと思います。
学校という決まった場所に行き決まった授業を受ける。決まったメンバーに決まった登下校の道…。
何かと制限が多くて自然と私は閉ざされた場所に居ると感じるようになっていました。本当はそんなことないんですけどね。

小学生の私には世界の見方が分からなかったんです。今居る場所以外にも沢山世界はあるのに自分が置かれた場所にしか視点が向いてなかった…もっと広い視点で見れれば気楽に生きていけたかもしれないのに。笑

だから日常から解放されるもの夏休みが大好きでした。

特にお盆、祖父母の家を訪れるのが何よりも楽しみでした。まるで冒険に出かけるような…そんな気分でした。父と母は準備が面倒だの車の運転が疲れると言っていたけれど私はその面倒なことすら楽しんでいました。(何故なら準備も車の運転も親任せだったから!!笑)
大人になった今ではさあ祖父母の家に行くぞとなると準備大変だな…と思うようになりました。
お父さん運転お疲れ様ですとちゃんと労うことができます。笑

祖父母の家では普段できない遊びが沢山できます。
中でも手持ち花火を沢山買って庭で遊ぶのが1番好きでした。
他にも水族館に行ったり、祖母が出してくれるメロンやスイカを食べたり…。縁側に転がってゲームをしたり。
大人になった今思えば何気なく過ごしていたあの夏は素晴らしいものだったんだと思うようになりました。

天体望遠鏡が物置にあると知った時に、はしゃいで天体観測をしたりもしました。父に望遠鏡の組み立てや見方を教わって土星を見た記憶があります。これが土星の輪っかか本当にあるんだなと子供ながらに納得したのを覚えています。

田んぼに蛍を見つけて感動したり、セミの幼虫が成虫に変わる瞬間なんかもこの目で見ました。図鑑で見た通り本当に真っ白で驚きましたね。

自然溢れる祖父母の家は私にとって好奇心の宝庫だったのです。

今年の夏はコロナの影響で地方に帰ることができないし自然を堪能することもできません。

となりのトトロを観てそれぞれの夏休みを思い出しては如何でしょう。

夏休み中の人たちはできる範囲で自分の興味があってまだやったことのないことに挑戦してみるといいかもしれないです。
小さなことでもいいんです。家の近くで天体観測してみようとか、そういえばまだあの漫画気になってたけど読んでなかった読もうとか。

それぞれ良い夏を過ごしていきましょう。


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