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#9 長井市での農作業 「日本一周農旅!」~東日本編~

8/18

今日は朝からネギの定植作業を、お手伝いさせて頂きました。

1ヶ月半くらいたったネギ達!!

実際に、定植をしていくと、ネギの赤ちゃんは本当に小さく、扱いが自然と丁寧になります。
ただ気をつけて扱おうとしても、ポットから取り出すことが難しい、、
プロは、なんてことなく作業をしているので、楽勝だろうと思っていた私は、取り出すのに倍くらいの時間がかかってしまいました。
その後、農家さんから、ポットの突起を上手くもんであげて、取り出すと良いことを学びました。

そして、ネギの土寄せ作業。
こちらは、だいぶ大きくなったネギ。

鍬を使って、土寄せしていくものの、先生のようにうまくできず、変な動きが加わってしまうばかり。
やはり農業は、体験してなんぼだな、と改めて感じました。


そして、一休みした後には、近くの農家さんのところへ行って、お話を伺いました。
なにやら、米沢牛を育てられているそう。

ご立派🐃

そして、帰りは田んぼの畦畔の雑草について。

のりめんという部分の雑草問題について教えて下さいました。
まず、のりめんとは法面と書き、田んぼから排水路、もしくは用水路に繋がる傾斜がある部分。

左右で法面に生えている雑草の生え方が違う!
これは、除草剤の巻き方や回数の違いだそう。


これを見ると、法面の除草がいかに大変か、がわかるだろうか?
急斜面になっているところも多く、除草機では完全に防除することが難しい。
そこで、多くの農家では除草剤を用いるという。

私自身は、私の大学の研究室で用いられている除草ロボット(現在使用できるのは、平面)を用いたらどうだろうか?と考えた。
除草の開発よりも、ロボットの研究のほうが、農家の方々から、需要があるのかもしれない。
なぜならば、除草剤を撒いたところで、時間が経つとまた、雑草が生えてきてしまうからだ。
また、根が腐ってしまうと、水害などの際に、法面から雑草が排水路などに流れてしまう。
一概には言えないものの、どうにか除草剤以外の選択肢も増えればと思う。


また、排水についても、どこが排水路で、どこが用水路かなどの基本の基本を教えて頂きました。
後期の授業から農業土木を学ぶにあたり、大変勉強になりました。

ダム。


ダムの水が、ここに流れる。
そしてここに。
この赤いゲートを開け閉めする人も決まっているそうだ。
最後にここへ。水の旅は3.5キロにも及ぶ。



やっぱり、授業で先生から聞くだけじゃなかなか分からない。(物わかりの悪い私は、特に!!)
実際に、みて、自分の言葉で説明して、何度も繰り返す。
覚えが悪い私は、人よりも工夫を重ねていって、身につけることが必要だな~と感じました。

こうやって、noteを書いているのは、確かに情報を皆さんにお伝えして発信していきたいという思いもあります。
それと同時に、自分自身の復習の場にもなっているのだと気付きました。
稚拙で誤字脱字が多く、読みにくい文章で申し訳ないのですが、農旅の記録を残していきたいと思います。
(ご指摘などありましたら、教えてください!)

<食事>
ありがたいことに、先生の奥様と娘さんに、毎食おいしいごはんを作っていただきました。

★丸ナスのお漬物
→山形では、これが主流だそう。
★だし
→オクラやナス、刻みがごめこんぶなどが入ったネバネバのだし。
豆腐やご飯などにあい、夏の疲れた体に染み渡る美味しさでした。

さっきまで農場でなっていた野菜をお腹いっぱい頂ける、何にも代え難い贅沢なお食事。
本当にありがとうございました。

風情あふれる素敵なおうち。築150年だそう。
野菜ってなんて可愛いんだろう。






今日も沢山の方との出会いに恵まれて、感謝でいっぱい!
★先生とその御家族
★カエル達
★地域の農家さん
→精米機をもち地域のお米の選抜や精米をおこなっているそう。
★自治センターの職員さん


皆さん、ありがとうございます。

明日は、いよいよ人生初の秋田へ、、!!
祖母の故郷の秋田。
祖母は、認知症で私のことも思い出せないくらい。だけど、昔のことは覚えている。
昔とは、祖母の小さい頃の話。
だからこそ、私自身が私の目で、祖母が育ったその土地を見てみたい。
旅はまだまだ続く、、、





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