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母の短歌・日常

母われの知らざる笑みを娘はもちて即売会に花を売りをり


さりげない日常の一瞬の情景を切り取った歌ですが、いろんな感情に呼びかけて来るものが宿っていると思うんですよね。
シンプルな短歌というものの表現の奥深さを感じました。
母が向田邦子のドラマが好きだった所以がわかるような気がします。

               ○
 なぜマガジンのタイトルが現在『お母さん』なのか?
Facebookで『20XX年に一番コメントが多かった投稿』みたいなのを送って来る機能がありますよね?
ある年一番だったのが『玄関マットの画像』、そしてその次の年が『母親の短歌』だったのです。

玄関マット

「いいね」とかコメントの有無についてはあまり気にするべきではない、そう思っているのですがこの時は思わず、「去年玄関マットで今年は『お母さん』かーー」とつぶやいてしまいました。
『お母さん』ーーよい響きです。
…が、このエピソードを知らずに見るといいおっさんが『お母さん』つうのも若干の薄気味悪さを感じる事があるかもしれませんので変更するかもしれません。
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とにかくやらないので、何でもいいから雑多に積んで行こうじゃないかと決めました。天赦日に。