はいどうも、先日、上記のようなめっちゃ物騒なタイトル記事を上げましたクックロビンです(*´ω`*)
今日はですね、この記事についてのおまけというか補足版です。
というのも魔女の主な舞台はなんといっても欧米ですので、我々日本人にはあんまり馴染みのない専門用語があちこちに出てくるんですよ。
で、この問題の背後にあるものへの理解を深めるために、これらの語句の中で特に重要だと思われるものについての解説記事を書かせていただこうかな~と。なので参考資料は海外のwikiが中心になります。
「えー出典はwikiなの~?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが(気持ちは分かる)、日本はこれらを扱うサイト等の数からして圧倒的に少なく、反対に海外wikiは分かりやすく情報量も多いので、参照させていただくことにしました。
いうて私もこっち方面にはそんな詳しくないので、「小学生でも分かる」をモットーに解説させていただくつもりであります(`・ω・´)シャキーン!
重要な掟
「女呪術師を生かしておいてはならない。」 出エジプト記22:17
「男であれ、女であれ、口寄せや霊媒は必ず死刑に処せられる。彼らを石で打ち殺せ。彼らの行為は死罪に当たる。」 レビ記20:27 (いずれも新共同訳)
この聖句がこの記事の根底に流れています。
キリスト教で魔女が忌み嫌われる存在なのもこのためです。
聖書には魔術師や魔法に関しての記載はもっと沢山あるのですが、とりまこの2つを上げておきます。
元ネタ紹介
またしても元ネタはこちら。RIZ CROKINさんのスレッドになります。
今回はこのスレッドに出てくる「Wicca, Witchcraft & Paganism」について解説します。
キーワードの順番がちょっと入れ替わっちゃいますが、その方が分かりやすくお伝えできるんじゃないかと思いましたので、なにとぞご容赦願いますm(__)m
Paganismとは?
一般に使われるPaganismという語句は、現代におけるキリスト教以外の宗教(異教)を意味します。
ヒンドゥー教や日本の神道、その他世界各国に存在する土着の宗教も含まれます。
それらをすべて異教だとするにはあまりに数が多く多種多様だし、異文化を全否定してもアレなので、現代におけるペイガニズム(異教)を定義することは学者の間でも難しいとされています。ですからアカデミズムの世界では一括りにはせず、さまざまな宗教として紹介されることがほとんどなんだとか。
なのでここで紹介するウイッカのような新興宗教系には、「ネオ」や「モダン」という言葉が付与されたりもします(そんなのキリスト教文化っぽくて嫌だ!と言う人もいるらしい)
日本は多神教文化ですから、お稲荷さんや龍神様、天狗様等はペイガニズムと分類されるでしょう。
それだけじゃなくて天神様(菅原道真公)や於岩稲荷田宮神社(怪談に出てくるお岩さん)なんてのもあるので異教も異教…ま、まあ、そこは日本人は信心深いからさ…(;´・ω・)
日本だと特に問題ないように思えるんですが、なぜRIZ CROKINさんがわざわざこの語句を取り上げたかというと、やはりアメリカはキリスト教圏の国だからのようで。
わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。 あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。わたしは主、あなたの神。わたしは熱情の神である。わたしを否む者には、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問うが、わたしを愛し、わたしの戒めを守る者には、幾千代にも及ぶ慈しみを与える。 出エジプト記20:2~6(新共同訳)
「私は熱情の神である」とあるように、旧約聖書の神は愛する者をとことん、それこそ髪の毛の末端どころかフケや垢までも愛されるがゆえに、自分以外の者を祀ることをお許しになりません。
次の章で述べますが、ウイッカは基本二神教で構成されています。だから敬虔なクリスチャンほど「こりゃなんぞァァァ!?」ってなるのも無理はないかもしれない運転。
Wiccaとは?
Wiccaというものが正式に成立したのは20世紀初頭からなので、割と最近ですね。
魔女信仰自体はとても古く、それこそ人類発祥からという意見もありますけど、ウイッカはそれらを焼き直して現代版にアレンジしたと言ってもいいでしょう。
何がヤバイってこの「三重の女神」「角のある神」というところ。
🔹三重の女神とは
🔹角のある神とは
この三重の女神と角のある神の関係は以下のようになります。
つまりウイッカでは女神と男神はあくまで同等なんだけど、女神の方が人気があるので、男神の役割や重要性はグループによってまちまちということらしいです。
なぜ同じウイッカでも、グループによって神の役割等微妙に異なるのかというと👇
事実ウイッカを統合する中心人物はいないようで、世界中にいる沢山のグループが、それぞれの信念や教義、儀式等を掲げて活動しているといったところでしょうか。
歴史が同じでも理念が違えば同じ宗教派閥とは言えないんじゃないのと個人的には思うんですが、それでも彼らは「ウイッカ」と呼ばれるんだなー。大まかなところが同じだったらいいのかな、そうか…。
従来の一神教には無いこの緩さ曖昧さが、欧米の人々の心(特に女性)を惹き付けてやまないのかも。
「うちはキリスト教の神より古いもんね!」というPR文句は、こういう新興宗教ではよく聞くところ。
日本にも「因果応報」という言葉がありますね。これは仏教用語で、平安時代から広まったものだそうです。
この三重法なるものもキリスト教とは大きく違い、なんたってこちらは
あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。 マタイによる福音書5:43~45(新共同訳)
ですから、もう考え方が基礎から違うんですね。
でも意地悪された側からすれば、「敵を許せ」なんて言われたらそりゃ理不尽ってもんでさァってなるのも分かるような気がします。にんげんだもの。
「男女は互いのバランスをとるために必要な存在」、ここは陰陽五行説と似てますね。
この部分だけでも「そりゃキリスト教とは合わないわ(※キリスト教では同性愛は禁止されている)」と分かるんですが、ウイッカの儀式の中にはこういうものも…👇
キリスト教の教えは性に厳格です。
旧約聖書のレビ記18章は丸々性について言及していると言ってよく、その中で近親相姦や同性愛、獣姦等を取り上げ
あなたたちは以上のいかなる性行為によっても、身を汚してはならない。 レビ記18:24(新共同訳)
と書かれています。
欧米諸国の根幹を為すキリスト教、その神の教えから離脱することでより原始的な状態に近づこうとするウイッカたち。
ある意味自然回帰ともいえるかもしれないですが、人が性に奔放すぎると不幸を招きやすいのもまた事実。
中世の頃、教会はその絶大な権力を背景に一般家庭の閨事情にまで立ち入り、規則でがんじがらめにしてしまいました。
そのために泣いた人々も多かっただろうことは想像に難くないのですが、だからといって自由過ぎるのがいいかと言われてもなあ…と考えさせられますね。
Witchcraft(魔術)とは?
この辺はおとぎばなしでよくある「悪い魔女」の設定とよく似てますね。
昔は黒魔術を使う者は皆魔女とされたようです。
雹や霜を降らせて農作物をだめにしたり、牛や山羊の乳の出を悪くさせたり、惚れ薬や堕胎薬、その他さまざまな怪しげな薬を作るのも魔女の仕業とされました。
もちろん空を飛ぶのも魔女のスキルのひとつとされ、欧州ではほうきにまたがった魔女が、妖しげな笑みを浮かべて空を飛ぶ姿の絵が沢山残っています。
魔女がその力を使って何事かを成し遂げようとする、つまり魔術を「Wichcraft」と呼びます。
その範囲は幅広く、占いや薬作り、呪術や恋愛に関する魔術も魔女の仕事です。
「魔女の宅急便」でキキのお母さんは自分のアトリエでなにやら薬を作っていましたし、キキが修行に出る途中で出会った少女の魔女は「私、占いが得意なの」と言っていました。
彼女らは魔女であっても「白」魔法使い、つまり善側として扱われます。
反対に「白雪姫」に出てくる魔女は姫の命を狙い、🍎に毒を塗って姫に食べさせようとしました。なので「黒」、悪い魔女。
しかしここで重要なのは、キキのお母さんは白い魔女で薬作りに長けていましたが、それらは草花が持つそれぞれの効能を知らないと作れません。
中には毒の成分を持つ植物だって普通に存在しますし、そこは白雪姫の継母と同じで、毒についての知識も相当量あったと考えられます。
つまり薬(毒)も魔女も表裏一体で、使いどころと目的によって白にも黒にもなり得るのです。
それだけではなく、魔女はネクロマンシー(死者をよみがえらせる術)も使えるとされてきました。
さすがに現代では「魔女は杖を一振りしただけで死者を蘇らせることが出来る」などと信じられてはいませんが、その代わりこういう記述を見つけました。
「呼び出された霊」…どこかで聞いたことがあるような無いような。
日本では子供の(危険な)遊びとして認知されているコックリさんですが、西洋ではこんなものが堂々と販売されています(しかもamazonで買える)。
降霊術、つまり口寄せイタコは神の最も嫌われるところ(サムエル記上28章参照)ですから、これやったら一発アウトな雰囲気が無きにしもアラブ。
感想等
Wicca、Witchcraft、Paganismについての説明は以上です。
本当はもっともっと奥深いし歴史的にも広範囲に渡る分野なのですが、とりあえず今回は初級の初級編ということで…(;・∀・)(逃げた)
魔女でオカルトというと笑われても仕方ないかもしれないですが、前の記事にも書いたとおり、この文化は欧米では未だに生きています。しかも聖書(キリスト教)と密接に絡んでいるので、なかなか複雑で一筋縄ではいかない問題なのです。
それでも豆知識として「そういう見方もあるのか」程度に、意識の片隅にでも置いていただけたら幸いです。
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おまけ
自分の中で再ブームになっているのでうpしてみました。
早瀬未沙が好きでしたわ~、これには出てないけど( ;∀;)
それではまたどこかでお会いしましょう~!See You Agein✋!
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