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「トランプ大統領は現役時代、魔女に呪われていたというお話」第二弾。

はいどうも、先日、上記のようなめっちゃ物騒なタイトル記事を上げましたクックロビンです(*´ω`*)
今日はですね、この記事についてのおまけというか補足版です。
というのも魔女の主な舞台はなんといっても欧米ですので、我々日本人にはあんまり馴染みのない専門用語があちこちに出てくるんですよ。
で、この問題の背後にあるものへの理解を深めるために、これらの語句の中で特に重要だと思われるものについての解説記事を書かせていただこうかな~と。なので参考資料は海外のwikiが中心になります。
「えー出典はwikiなの~?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが(気持ちは分かる)、日本はこれらを扱うサイト等の数からして圧倒的に少なく、反対に海外wikiは分かりやすく情報量も多いので、参照させていただくことにしました。
いうて私もこっち方面にはそんな詳しくないので、「小学生でも分かる」をモットーに解説させていただくつもりであります(`・ω・´)シャキーン!


重要な掟

「女呪術師を生かしておいてはならない。」 出エジプト記22:17
「男であれ、女であれ、口寄せや霊媒は必ず死刑に処せられる。彼らを石で打ち殺せ。彼らの行為は死罪に当たる。」 レビ記20:27 (いずれも新共同訳)

この聖句がこの記事の根底に流れています。
キリスト教で魔女が忌み嫌われる存在なのもこのためです。
聖書には魔術師や魔法に関しての記載はもっと沢山あるのですが、とりまこの2つを上げておきます。


元ネタ紹介

またしても元ネタはこちら。RIZ CROKINさんのスレッドになります。

ドナルド・トランプ前大統領による2020年の選挙への干渉疑惑を調査する任務を負ったジョージア州の大陪審の前任者は、魔術や魔法の呪文に複数言及した不気味なPinterestのページを持っているそうです。Emily Kohrsが運営しているとされるPinterestボードの複数のピンは、呪文を唱えることに専念する複数のピンに加え、「Wicca, Witchcraft & Paganism」についての文献を宣伝していました。   以上DeepL翻訳

https://twitter.com/LizCrokin/status/1628898288274472963

今回はこのスレッドに出てくる「Wicca, Witchcraft & Paganism」について解説します。
キーワードの順番がちょっと入れ替わっちゃいますが、その方が分かりやすくお伝えできるんじゃないかと思いましたので、なにとぞご容赦願いますm(__)m


Paganismとは?

現代の異教徒(Paganism)はコンテンポラリー・ペイガニズムやネオペイガニズムとも呼ばれ、ヨーロッパと北アフリカや近東の隣接地域の前近代人の様々な歴史的キリスト教以前の信仰に影響を受けている宗教または宗教の一群を指す言葉です。現代の異教徒運動は共通点はあるものの、多様であり、その結果単一の信念、実践、テキストを共有することはありません。 宗教学者は、これらの伝統を新宗教運動として特徴づけることができます。この現象を研究する学者の中には、異なる宗教に分かれる運動として扱う者もいれば、異なる異教徒の信仰が教派である単一の宗教として特徴付ける者もいます。信奉者の多くはキリスト教以前、民俗学的、民族学的な資料に様々な程度依存しており、完全に現代的と認める精神性に従う者もいれば、先史時代の信仰に従うと主張したり、あるいは土着の宗教をできるだけ正確に復活させようとする者もいます。一端は再建主義で、歴史的な異教の宗教を復活させようとするもので、例として、異教(ゲルマン)、ロドノヴァ(スラブ)、ヘレニズム(ギリシャ)などがあります。もう一方は、歴史的な多神教の要素を他の宗教や哲学と融合させる折衷的な運動で、ウィッカ、新ドルイドリー、女神運動などがその例です。多神教、アニミズム、汎神論が多神教の神学に共通する特徴です。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Modern_paganism

一般に使われるPaganismという語句は、現代におけるキリスト教以外の宗教(異教)を意味します。
ヒンドゥー教や日本の神道、その他世界各国に存在する土着の宗教も含まれます。
それらをすべて異教だとするにはあまりに数が多く多種多様だし、異文化を全否定してもアレなので、現代におけるペイガニズム(異教)を定義することは学者の間でも難しいとされています。ですからアカデミズムの世界では一括りにはせず、さまざまな宗教として紹介されることがほとんどなんだとか。
なのでここで紹介するウイッカのような新興宗教系には、「ネオ」や「モダン」という言葉が付与されたりもします(そんなのキリスト教文化っぽくて嫌だ!と言う人もいるらしい)
日本は多神教文化ですから、お稲荷さんや龍神様、天狗様等はペイガニズムと分類されるでしょう。
それだけじゃなくて天神様(菅原道真公)や於岩稲荷田宮神社(怪談に出てくるお岩さん)なんてのもあるので異教も異教…ま、まあ、そこは日本人は信心深いからさ…(;´・ω・)

有名な飛梅伝説の梅の木

日本だと特に問題ないように思えるんですが、なぜRIZ CROKINさんがわざわざこの語句を取り上げたかというと、やはりアメリカはキリスト教圏の国だからのようで。

わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。 あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。わたしは主、あなたの神。わたしは熱情の神である。わたしを否む者には、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問うが、わたしを愛し、わたしの戒めを守る者には、幾千代にも及ぶ慈しみを与える。 出エジプト記20:2~6(新共同訳)

「私は熱情の神である」とあるように、旧約聖書の神は愛する者をとことん、それこそ髪の毛の末端どころかフケや垢までも愛されるがゆえに、自分以外の者を祀ることをお許しになりません。
次の章で述べますが、ウイッカは基本二神教で構成されています。だから敬虔なクリスチャンほど「こりゃなんぞァァァ!?」ってなるのも無理はないかもしれない運転。


Wiccaとは?

※画像はイメージです。

ウィッカ(英語: /ˈw↪Ll_26A/ )は、現代における異教徒の合体宗教である。宗教学者は、この宗教を新宗教運動と、西洋秘教のオカルティズムの流れの一部と分類している。20世紀前半にイギリスで発展し、1954年にイギリスの元公務員ジェラルド・ガードナーによって一般に紹介された。ウィッカは、その神学的構造と儀式の実践のために、古代の異教徒と20世紀の密教のモチーフの多様な集合を利用している。 以上DeepL翻訳


https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#History

Wiccaというものが正式に成立したのは20世紀初頭からなので、割と最近ですね。
魔女信仰自体はとても古く、それこそ人類発祥からという意見もありますけど、ウイッカはそれらを焼き直して現代版にアレンジしたと言ってもいいでしょう。

ウィッカは一般的に二神教で、女神と神を崇拝し、あるいは共に行動します。これらは伝統的にそれぞれ、三重の女神と角のある神と見なされています。これらの神々は異神論的な意味で、多くの異なる神的側面を持ち、それが歴史的に異なるパンテオンの多様な異教の神々と同一視されることがあると考えられています。このため、「大いなる女神」「大いなる角のある神」と呼ばれることもあります。「大いなる」という形容詞は、自らの本質の中に他の多くの神々を含む神であることを意味します。ウィッカの中には、女神を「レディ」、神を「ロード」と呼ぶ人もいます。この文脈で「ロード」「レディ」が形容詞として使われる場合、それは神格化した別の呼び方となります。これら2つの神々は、より大きな汎神論的な神性の一面として捉えられることもあり、個人的な神というよりは非人格的な力や過程とみなされます。二神論や二神教はウィッカの伝統的なものですが、より広いウィッカの信仰は、多神教、汎神論、一神教、女神一神教を包含することができます。また、一から始まる普遍的な神と女神と見なす人もいます。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#History

何がヤバイってこの「三重の女神」「角のある神」というところ。

🔹三重の女神とは

三重の女神は、多くのネオペイガンの宗教的・精神的伝統で崇拝されている神または神の原型です。ネオペイガンの一般的な用法では、三重の女神は、3つの異なる側面や人物が1つの存在に統合された三位一体と見なされています。これらの3つの人物は、乙女、母、姥と表現されることが多く、それぞれが女性のライフサイクルにおける個別の段階と月の満ち欠けの両方を象徴し、しばしば天、地、冥界のいずれかの領域を支配しています。ウィッカの様々な形態では、彼女の男性的な配偶者は角のある神です。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Triple_Goddess_(Neopaganism)
三重の女神(ブロンズ像)

🔹角のある神とは

角神とは、ウィッカとそれに関連するネオペイガニズムのいくつかの形態に見られる2つの主要な神々のうちの1つです。ホーンテッド・ゴッドという言葉自体はウィッカよりも古く、20世紀初頭のシンクレティックな用語で、歴史上の角のある神々に部分的に基づいた角のある、あるいは角のある擬人化された神のことです。

角のある神は、この宗教の二神教の神学体系の男性の部分を表し、妃は三重の月の女神または他の母なる女神です。ウィッカの一般的な信仰では、自然、荒野、性愛、狩、ライフサイクルと関連しています。 この神の描写は様々ですが、彼は常に頭に角か角を持ち、しばしば獣頭であるように描かれ、このようにして「神と動物の結合」を強調し、後者には人類が含まれます。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Horned_God
お、おう…(困惑)


この三重の女神と角のある神の関係は以下のようになります。

ウィッカは一般に、他の一部の新教徒と同様に、宇宙を男性エネルギーと女性エネルギーの性差に偏ったものとして考える傾向があります。伝統的なウィッカでは、角のある神と女神は、性別の極性において同等かつ反対であると見なされています。しかし、ウィッカの新しい伝統の一部、特にフェミニスト思想の影響を受けたものでは、女神がより強調され、その結果、角神の象徴は女神の象徴よりも発展していません。 ウィッカでは季節のサイクルは「年の輪」と呼ばれる8つのサバトの中で祝われます。角のある神は冬に生まれ、女神を孕み、秋から冬の間に死に、ユールに女神によって再生される1年を通しての異なる関係は、神をオークキングとホリーキングという側面に分けて区別することもあります。どの安息日がサイクルのどの部分に対応するかは、ウィッカンのグループによって多少の違いがあります。ウィッカの中には、角のある神が最初の収穫の安息日である8月1日のLammas(Lughnasadhとしても知られる)に死んだと考える人もいます。また、秋分の日(Mabon)、つまり2回目の収穫祭で死ぬと考える人もいます。さらに、角のある神が10月31日に死ぬと考えるウィッカ教徒もおり、ウィッカ教徒はこれをサムハインと呼び、死に焦点を当てた儀式を行う。そして、12月21日の冬至の日に生まれ変わります。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Horned_God

つまりウイッカでは女神と男神はあくまで同等なんだけど、女神の方が人気があるので、男神の役割や重要性はグループによってまちまちということらしいです。
なぜ同じウイッカでも、グループによって神の役割等微妙に異なるのかというと👇

ウィッカには中心的な権威者がいません。その伝統的な核となる信念、原理、実践は、1940年代から1950年代にかけて、初期の大神官であったドリーン・ヴァリエンテとガードナーによって概説されました。初期の実践は、出版された本や、イニシエートに伝えられる秘密の文書や口頭での教えを通して広まりました。核となる構造には多くのバリエーションがあり、この宗教は時間とともに成長し、進化していきます。宗教は、伝統と呼ばれる多くの多様な系統、宗派、教派に分かれており、それぞれが独自の組織構造と中央集権化のレベルを持っています。その分散的な性質のため、何が実際にウィッカを構成しているのかについては、いくつかの意見が分かれています。英国伝統ウィッカ(BTW)と総称される一部の伝統は、ガードナーのイニシエーション系統を厳格に守り、ウィッカという用語は同様の伝統にのみ適用され、より新しい折衷的な伝統には適用されないと考えています。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#History

事実ウイッカを統合する中心人物はいないようで、世界中にいる沢山のグループが、それぞれの信念や教義、儀式等を掲げて活動しているといったところでしょうか。
歴史が同じでも理念が違えば同じ宗教派閥とは言えないんじゃないのと個人的には思うんですが、それでも彼らは「ウイッカ」と呼ばれるんだなー。大まかなところが同じだったらいいのかな、そうか…。
従来の一神教には無いこの緩さ曖昧さが、欧米の人々の心(特に女性)を惹き付けてやまないのかも。

ウィッカの神学的見解は多様です。この宗教には有神論者、無神論者、無宗教者が含まれ、宗教の神々を文字通りの実在とみなす者とユングの原型または象徴とみなす者がいます。 しかしこれらの多様な視点に共通するのは、ウィッカの神々はキリスト教以前の古代の神々の一形態であると、その実践者たちが考えていることです。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#History

「うちはキリスト教の神より古いもんね!」というPR文句は、こういう新興宗教ではよく聞くところ。

??「そういうのは早い遅いの問題じゃない思うねん」

ウィッカは生命を肯定する宗教として特徴づけられています。修行者は通常、自分たちを「世界を脅かす破壊の力に対する肯定的な力」として提示します。すべての伝統のウィッカが普遍的に従う教義的な道徳や倫理規範は存在しません。しかし大多数は「誰も害さず、自分の意志で行う」というウィッカ・レデと呼ばれる規範に従っています。これは通常、行動の自由を宣言したものであり、自分の行動から生じるものに責任を持ち、自分自身や他者への危害を最小限に抑える必要性があると解釈されています。

ウィッカの道徳に共通するもう一つの要素は三倍返しの法則で、人が行った善意や悪意のある行為は、その人に三倍の力で、あるいは身体、心、精神の三つのレベルのそれぞれで同等の力で返ってくるとするもので、東洋のカルマの考え方に似ています。ウィッカの掟はジェラルド・ガードナーによって導入され、大神官の一人であるドリーン・ヴァリエンテによって公的に公式化された可能性が最も高いです。三重法はウィッカの思想と儀式を解釈したもので、モニーク・ウィルソンによって作られ、レイモンド・バックラウンドによる著書でさらに広められました。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#Structure
半沢面白かったですね。

日本にも「因果応報」という言葉がありますね。これは仏教用語で、平安時代から広まったものだそうです。
この三重法なるものもキリスト教とは大きく違い、なんたってこちらは

あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。 マタイによる福音書5:43~45(新共同訳)

ですから、もう考え方が基礎から違うんですね。
でも意地悪された側からすれば、「敵を許せ」なんて言われたらそりゃ理不尽ってもんでさァってなるのも分かるような気がします。にんげんだもの。

英国伝統ウィッカでは、「性の相補性は基本的かつ根本的な作業原理」であり、男女は互いのバランスをとるために必要な存在とみなされています。 これは古代の魔女崇拝は豊穣宗教であるというマレーの主張に対するガードナーの解釈に由来していると考えられます。 したがって英国伝統ウィッカの実践者の多くは、ゲイの男女は男女混合ペアリングなしでは魔術を正しく行うことはできないと主張しています。

ジェラルド・ガードナーは当初、同性愛は「女神の呪い」をもたらすと主張して嫌悪感を示していましたが、現在ではウィッカのあらゆる伝統において一般的に受け入れられており、ミノア同胞団のようなグループは公然とその哲学に基づいています。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#Structure

「男女は互いのバランスをとるために必要な存在」、ここは陰陽五行説と似てますね。
この部分だけでも「そりゃキリスト教とは合わないわ(※キリスト教では同性愛は禁止されている)」と分かるんですが、ウイッカの儀式の中にはこういうものも…👇

その他の伝統では、腰に紐を巻いたローブを着たり、普通の街着を着たりします。ある種の伝統では、儀式化された性魔術が大儀式という形で行われる。大祭司と大祭司は、呪術に使用する魔力を高めるために性交を行う前に、神と女神に憑依してもらうよう呼びかけます。ほぼすべての場合、それは代わりに「形見分け」という形で行われ、それによって単に象徴的に、陰茎を象徴するアテムと子宮を象徴する聖杯を使用します。

ウィッカの父と言われるジェラルド・ガードナーは、セックス・マジックを強く信じていました。ガードナーの魔女の実践の多くはセックスの力とその解放を中心としており、ネオ・ペイガンの復活の最も重要な側面の一つは、性の解放だけでなく、フェミニズムや女性の解放とも結びついていることです。

一部のウイッカンにとって儀式空間は「キリスト教や家父長制の性的モラルを覆すことができる抵抗の空間」であり、そのためにBDSMサブカルチャーの技法を儀式に取り入れています。

公には、多くのウィッカン・グループはそのイメージから性魔術の役割を排除する傾向があります。 これは1950年代からこの宗教をターゲットにしてきたタブロイド紙のセンセーショナリズムと、1980年代と1990年代の悪魔的儀式虐待ヒステリーを取り巻く懸念から逃れるための二つの理由がありました。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Wicca#Structure

キリスト教の教えは性に厳格です。
旧約聖書のレビ記18章は丸々性について言及していると言ってよく、その中で近親相姦や同性愛、獣姦等を取り上げ

あなたたちは以上のいかなる性行為によっても、身を汚してはならない。 レビ記18:24(新共同訳)

と書かれています。
欧米諸国の根幹を為すキリスト教、その神の教えから離脱することでより原始的な状態に近づこうとするウイッカたち。
ある意味自然回帰ともいえるかもしれないですが、人が性に奔放すぎると不幸を招きやすいのもまた事実。
中世の頃、教会はその絶大な権力を背景に一般家庭の閨事情にまで立ち入り、規則でがんじがらめにしてしまいました。
そのために泣いた人々も多かっただろうことは想像に難くないのですが、だからといって自由過ぎるのがいいかと言われてもなあ…と考えさせられますね。


Witchcraft(魔術)とは?

マハリクマハリタ~!(古い)

魔術とは伝統的に、魔法や超自然的な力を使って他人に危害を加えることを意味します。 実践者は魔女となります。この用語が生まれた中世と近世のヨーロッパでは、告発された魔女はたいてい女性で、自分たちのコミュニティに対して悪意のある魔法を使ったと信じられ、しばしば邪悪な存在と交信していたとされます。魔女は、狡猾な民間人や民間療法士が提供する保護魔法や対抗魔法によって阻止できると考えられていました。魔女と疑われた者は、威嚇されたり、追放されたり、攻撃されたり、殺されたりしました。有罪と判断された場合、あるいは単に有罪と思われた場合には、しばしば正式に起訴され、処罰されることになりました。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Witchcraft

この辺はおとぎばなしでよくある「悪い魔女」の設定とよく似てますね。
昔は黒魔術を使う者は皆魔女とされたようです。
雹や霜を降らせて農作物をだめにしたり、牛や山羊の乳の出を悪くさせたり、惚れ薬や堕胎薬、その他さまざまな怪しげな薬を作るのも魔女の仕業とされました。
もちろん空を飛ぶのも魔女のスキルのひとつとされ、欧州ではほうきにまたがった魔女が、妖しげな笑みを浮かべて空を飛ぶ姿の絵が沢山残っています。

食い込まないのか、ちょっと心配。

伝統的に「魔女」と「魔術」という用語は否定的な意味合いを持っていました。有害な魔術や「黒魔術」を信じてきたほとんどの社会は、役に立つ魔術の「白魔術」も信じてきました。これらの社会では役に立つ魔術の実践者は、魔術の効果を解除する、治癒、占い、紛失物や盗品を見つける、恋愛魔術などのサービスを提供していました。イギリスでは彼らは一般的に狡猾な民衆または賢者として知られていました。 アラン・マクファーレンは「これらの実践者に対して、『白』、『善』、あるいは『拘束解除』魔女、祝福者、魔法使い、魔術師といった交換可能な用語が数多くありましたが、『狡猾な人』や『賢者』が最も頻繁に使われていた」と書いています。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Witchcraft

魔女がその力を使って何事かを成し遂げようとする、つまり魔術を「Wichcraft」と呼びます。
その範囲は幅広く、占いや薬作り、呪術や恋愛に関する魔術も魔女の仕事です。
「魔女の宅急便」でキキのお母さんは自分のアトリエでなにやら薬を作っていましたし、キキが修行に出る途中で出会った少女の魔女は「私、占いが得意なの」と言っていました。
彼女らは魔女であっても「白」魔法使い、つまり善側として扱われます。
反対に「白雪姫」に出てくる魔女は姫の命を狙い、🍎に毒を塗って姫に食べさせようとしました。なので「黒」、悪い魔女。
しかしここで重要なのは、キキのお母さんは白い魔女で薬作りに長けていましたが、それらは草花が持つそれぞれの効能を知らないと作れません。
中には毒の成分を持つ植物だって普通に存在しますし、そこは白雪姫の継母と同じで、毒についての知識も相当量あったと考えられます。
つまり薬(毒)も魔女も表裏一体で、使いどころと目的によって白にも黒にもなり得るのです。

背後にある棚(おそらく薬草の保存棚)にご注目。


やってることはキキのお母さんと同じ、ただ中身が違うだけ。


それだけではなく、魔女はネクロマンシー(死者をよみがえらせる術)も使えるとされてきました。

ネクロマンシー(/ˈn↪Ll_25)とは、占い、未来の出来事を予言する手段の付与、隠された知識の発見、「人を生き返らせる」、または死者を武器として使用する目的で、死者の幻影や幻視として、または蘇生によって、その霊を呼び出すことによって、死者とコミュニケーションを取る魔術の実践です。死霊術に分類されることもあるが、より一般的な意味で黒魔術や魔術全体を指す言葉としても使われることがある。しかし「死霊術」はオカルティストや本物の魔術の実践者からは現実の行為とは見なされていない。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Necromancy#Modern_era

さすがに現代では「魔女は杖を一振りしただけで死者を蘇らせることが出来る」などと信じられてはいませんが、その代わりこういう記述を見つけました。

現代では、死霊術は死や死者を操ること、あるいはそのように見せかけることを表す言葉として一般的に使われており、儀式魔術や他の種類のオカルト儀式の使用によって促進されることが多いです。現代の降霊術、チャネリング、スピリチュアリズムは、呼び出された霊が未来の出来事や秘密の情報を明らかにするよう求められるので、死霊術に近いものと見なされます。また、ネクロマンシーは、魔術の一分野であるスキオマンシーとして表現されることもあります。 以上DeepL翻訳

https://en.wikipedia.org/wiki/Necromancy#Modern_era

「呼び出された霊」…どこかで聞いたことがあるような無いような。

懐かしすぎて( ;∀;)

日本では子供の(危険な)遊びとして認知されているコックリさんですが、西洋ではこんなものが堂々と販売されています(しかもamazonで買える)。

「グッバイジーザス」て…ええんかそれ…(よくない)

降霊術、つまり口寄せイタコは神の最も嫌われるところ(サムエル記上28章参照)ですから、これやったら一発アウトな雰囲気が無きにしもアラブ。


感想等

Wicca、Witchcraft、Paganismについての説明は以上です。
本当はもっともっと奥深いし歴史的にも広範囲に渡る分野なのですが、とりあえず今回は初級の初級編ということで…(;・∀・)(逃げた)
魔女でオカルトというと笑われても仕方ないかもしれないですが、前の記事にも書いたとおり、この文化は欧米では未だに生きています。しかも聖書(キリスト教)と密接に絡んでいるので、なかなか複雑で一筋縄ではいかない問題なのです。
それでも豆知識として「そういう見方もあるのか」程度に、意識の片隅にでも置いていただけたら幸いです。



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おまけ

自分の中で再ブームになっているのでうpしてみました。
早瀬未沙が好きでしたわ~、これには出てないけど( ;∀;)

それではまたどこかでお会いしましょう~!See You Agein✋!

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