育児が辛く虐待寸前でした...

またまた、前回の予告の変更記事ですm(__)m

自己対話の例の前に、私に育児話も話しておきます。

私がいかにHSP気質で生きづらくしていたのか...

パニック障害とうつ病で、家族が崩壊しそうになったり...

死にたくて誰にも会いたくない時期に、自分がどのように這いつくばって生き延びてきたのかを、最初に綴っておこうと思いました。

HSP気質で生きるって、本当にしんどいのです。

だって、HSPでない人には全く分かってもらえず、逆に相手を追い込んでしまうこともあるし、相手を理解してくれない悪者にしてしまう恐れがあるということを、私は、主人との関係で気づくことができました。

そのことを、まず綴っていこうと思います。


私には、3人の子供がいます。

長男の高校生

次男の中学生

長女の小学生

この3人の学校行事やPTA活動、ママ友関係、子供の友達関係など様々なお付き合いが、それぞれにあります。

私は、小さい頃から社会のコミュニティーに入ることが得意でした。

しかし、その中で心を許して心から楽しんで遊んだことがありません。

というのも...いつも緊張したり、人の顔色を伺ったり、恐れたりして生活をしていました。

家に帰ると、親の顔色を伺って生活をしていました。

常に、緊張しながらストレスを抱えて生活をしていました。

そのおかげ??なのでしょうか。

人付き合いがとっても上手で、学校の先生にも好かれる学生でした。

その反面、自分を生きているような人にはかなり嫌われました。

私は、とにかく自分の意見を持たずに、周りとの協調性を一番に考えていました。

波風を立てては、人に迷惑をかけてしまうので、その部分に注力を働かせていました。

なので、わがままで周囲の迷惑を考えずに、がつがつ自分の意見を言う人や、自分のやりたくことを自由にやっている人が、死ぬほど嫌いでした。

しかし、そのような人がいても私はニコニコ仲違いをせずに、上手にやりくりしていました。

HSP(繊細さん)の気質を持ち、パニック障害やうつ病で心療内科に通う時代もありました。

子供を出産したばかりの体に、強めの精神安定剤などを処方されて、子供に授乳しているときに意識が飛びまくって、自分の口からヨダレがこぼれていることにも気が付かなかった時は、本当にショックで死にたくなったこともありました。

一生懸命に頑張れば頑張るほど、ドツボにハマってしまうんです。

失敗しないように神経を張り詰めていると、子供にひどい八つ当たりをしてしまうのです。

いつもイライラしていました。

自分がキツネになっているような、そんな人相になっていることも自覚していました。

自分がどんどん醜くなるのです。

その頃、主人とも当然のごとくうまくいっていませんでした。

毎日大ゲンカです。

並大抵なケンカではありません。

殺人事件が起こるではないか??というくらいのケンカをするのです。

私は、主人と結婚するまでは人とケンカをしたことがありませんでした。

なぜなら、人に嫌われるのが本当に怖かったからです。

しかし、主人とはそんなことが考えられる余裕がないくらい、切羽詰まっていたので、大いにケンカをしました。

ケンカをして悪態をついてしまう自分が本当に大嫌いでした。

そして、悪態をつかせる主人を、恨んだこともありました。

この人がいるから私の精神が保ってられないんだ!!!と、大嫌いになることもありました。

しかし、世間体を気にして離婚することができませんでした。

子供が辛い思いをする...と思い、離婚する勇気が出ませんでした。

子供を授かり一番楽しくて幸せな時期なはずだったのに、私にとって大地獄で皮膚をはがされているかのようにひどくつらい日々でした。

主人に子供の話をすると、いつもイライラされました。

ちょっと子供の調子が悪くなると、私は寝ることができずに緊張のピークに達してしまいます。

主人は、当時夜勤の仕事をしていたので、日中は寝る時間だったので、結果的に育児をするのは、私一人でした。

近くに両親が居ないので、誰も頼れる人がいなかったので、毎日が本当に地獄でした。

しかも、自分の地元ではないので、友達もいません。

ママ友もできましたが、子供を介した友達なので心から気を許せる会話をすることもできませんでした。

いつも誰かの噂話をしているような集団に、私のような人間は気を許せるわけもなかったのです。

むしろ、どんどん気持ちの距離を感じるようになりました。

長男を出産をして幸せ~と実感したのは、入院している3日の間だけ。

それ以外は、毎日地獄だったのを覚えています。

病気にならないか...

友達出来るだろうか...

発達は大丈夫だろうか...z

頭はいつも大パニックでした。

唯一の相談相手の主人は、その頃遊びたい年ごろだったので、たまにある休みは後輩と飲みに出かけて家にいないことありました。

夜勤をしている主人に日中は休めるようにと、子供を連れてずっと公園にいるような生活もしていました。

公園も地獄です(笑)

まだまだ小さい長男。遊戯の取り合い、友達とケンカ、上手にやり取りができないといった出来事が日常茶飯事。

お昼に帰る頃には、本当にぐったりして泣きながら帰ることもありました。

何をしても、楽しくないのです。

いつも疲れきっていました。

母乳を飲ませていた私は確実に栄養不足だったので、片頭痛の発作にも悩みました。

子供と主人の食事はしっかり作るのに、自分の食事になると納豆かけごはんのみ(笑)

そりゃ、栄養足りないよね(笑)

ざーっと書き連ねましたが、私のような育児をしているお母さんは、この世に沢山いると思います。

誰にも相談できずに、自分の全く余裕がなく、子供に虐待をしてしまう人もいるでしょう。

でも、私はその気持ちが痛いほどわかります。

私も虐待寸前でした。

子供が泣いているのに、全く動けないのです。

子供が泣けば泣くほど、私も泣いてしまうのです。

心で「うるさい!!」と耳を塞ぐこともしていました。

鳴き声が、強く私を責めてくるのです。

「もっといいお母さんやれよ!」

「もっとちゃんとやれよ!」

「仕事してないんだから、できるだろう!」

そんな風に言われているかのようでした。


でも、すでに一生懸命なのです。

子供を死なせないように、必死でごはんを作るのです。

なりふり構わずにお風呂に入れるのです。

肌が被れないように、おむつの交換に余念がありません。

旦那さんの事を気づかって、食事を作ったり夜の世話もするのです。

近所や学校の人間関係も、ニコニコやりくりするのです。

ママ友との間のトラブルがあっても、子供のために仲良くするのです。

仕事してない罪悪感から、家事育児は完璧にこなさないと!と朝から走りまわるのです。


だけど、自分から「わかって...」とは言えなかったです。

だって、お母さんは誰でも頑張っているのがわかるから、相談できないのです。むしろ、もっとできるだろうと追い込んでしまうのです。

私よりももっと頑張っている人がいるです。

旦那さんが単身赴任で、いつもいない人もいました。

ご両親と同居で、すべてのごはんを家族分作って、病院や介護に追われながら育児している人もいました。

フルタイムで仕事をして、家事育児すべてこなしている人もいました。

だから、私ごときで弱音を吐くなんて、絶対にしてはいけない!!!!!と自分を追い詰めていました。

HSPに限らず、世の中のお母さんは、本当によく頑張っています。

出産したその日から、自分の人生ではなく、子供を死なせないために一生懸命に命を守ることに徹します。

最近では、ご主人さんが積極的に育児家事に協力してくれる家庭も増えましたよね。

育児休暇という社会制度も導入され、かなり緩和されている家庭もあるでしょう。

出産して早くに仕事復帰をして、共働きをするご家庭もあるでしょう。

本当に沢山の家族の形があります。

何が正解で不正解なんて、ないのですよね。

その家族に合った育児をしていけたら、それ以上の幸せはないと思います。

今回は、あくまでも私の事例です。

こんなつらい環境になる前に、もっと手段はあったと思います。

しかし、当時の私は、誰かに頼るということが「いけないこと!母親として妻としてダメないこと」と思い込んでいました。

また、男性に育児をお願いすることがとてもいけないことだとも思っていました。特に、主人は昭和な考えの人だったので、外は男が守るから、中は女が守るもの!みたいな家訓がありました(笑)


いつもピリピリしていました。

愛想笑いだけはしている自分が、本当に嫌いでした。

心の中はいつも悪魔が怒鳴っていました。

心身共に疲弊していました。

ママ友といてもいつも不安なのです。

いつか悪口言われるんだって思って不安でした。

何をするにも、いつも「私」がいないのです。


私が不在の私は、生気を失っていたように思います。

輝きがないのです。

とっても幸せになれる空間にいるのに、私は自ら自分を疲弊させていました。


今育児真っただ中の方がいたら、ぜひ、私のブログを読んでください。

そして、今以上にもっともっと素敵なあなたであってほしいです。

「母」という生き物は、本当は美しく素晴らしい生命体なのです。

なのに、頑張りすぎて、守りすぎてるために、本来の姿を見失うのです。


あきらめないで欲しいです。


育児が辛い....と思ったら、ぜひ、このブログを読んでください。


きっと、お役に立てると思います。


本日のご訪問ありがとうございました。



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