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思い出 は、余計なもの

言葉を話せなくなったひよぽんは、話を聞き取るのも苦手です

デイケアに通っているのですが、
そこであんまりお茶とかが出ないようで

しかもひよぽんには「すみませーん」っておかわりを頼むことも出来ません
水分少なくて、便秘が酷くなっちゃう

まだ、一緒になる前、
ひよぽんはめちゃくちゃでっかい水筒に
氷水入れて持ち歩いてたよね
って、
「いっぱいお水飲む方だもんね、判るよ」のつもりでいったら、「なに?」って言われた

そんなに一生懸命伝える話じゃないけど、
水筒の絵を書いたり
文字で話した内容を記して
漸く話は通じたけど傾げた首はなおらない
そして何か言われた、多分「ごちゃごちゃ言うな」「訳の判らないこと言うな」

あ、そうなんだ
ひよぽん、その時のことはっきり覚えてないんだ

私にとってのひよぽんの思い出が、
ひよぽんにとっては「余計なもの」になってる
そういうこともあるかも知れない、
あるかも知れないけど寂しいなあ
私にとってはどれも、大切な思い出なのに



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