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〇〇したら××するの形で決まりを作ると脳が勝手に習慣化してくれる【読書感想文】

どうも、こんにちは。

読んだ本の内容を自分の言葉で書き出して記憶の定着を図る試みです。

今回はメンタリストDaiGoの『超習慣術』より『習慣化の帝王=If thenプランニング』について書いてみたいと思います。

習慣化のテクニックの一つにIf thenプランニングと呼ばれるものがあります。

習慣化には様々なテクニックがありますが、If thenプランニングがうまく設定できれば他のテクニックは補足と位置付けても問題ないと言われています。

If thenプランニングはどういったテクニックかというと「Aが起きたらBをする」「Aという状況に陥ったらBをする」というように習慣化した行動のタイミングをあらかじめ決めておく方法です。

具体的には「朝8時前に起きたら掃除をする」「お昼ごはんを食べる前にジムで運動する」「通勤電車に乗ったらnoteに書くことを考える」というように「〇〇したら××する」という形でやるべき行動を決めます。

なぜ「〇〇したら××する」の形で行動を設定すると習慣化しやすくなるのでしょうか。

人間はもともと「外敵が現れたら逃げる」「食べられそうなものを見つけたら取りに行く」というように「ある状況が起こったらこの行動をとる」という生存に有利なIf thenプランニングをいくつも脳に組み込んで進化してきた生き物です。つまり「〇〇したら××する」という目標は”脳がもっとも理解しやすい文法”なのです。なので習慣づくりをする上では、この形を使うことが非常に有効となります。

実際にIf thenプランニングを用いた実験があります。この実験では「月曜、水曜、金曜の週3回、仕事の前にジムに行く」というかなり厳しい目標を設定し、どうすればジム通いを継続できるかという計画を立てる際にIf thenプランニングを使ったグループと使わなかったグループでどれだけ違いが出るか比較しました。その結果If thenプランニングを使ったグループは数週間が経過しても91%の人がジム通いを続けていた、という結果になりました。If thenプランニングを使わなかったグループは39%しか継続できた人がいなかったので大きな差が出たと言えます。

このように人間の脳は進化していく上で身につけた性質により「Aという状況の場合にはBをする」というIf thenプランニングの形で命令をしておけば条件反射でやるべき行動を思い出すことができるのです。

何か習慣を身につけたいと思っている人は「Aという状況の場合にはBをする」という文法で計画を立てると良いかも知れません。

以上、メンタリストDaiGoの『超習慣術』より『習慣化の帝王=If thenプランニング』についてでした。この本には効果的なIf thenプランニングの設定方法も書かれているので皆さんもぜひ読んでみてください。

それでは、さようなら。

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