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【co-ba Join us Journal】#06自分の感じ方を大切にしながら「やりたい」をアップデート

こんにちは!学生インターンのあづあづです♪本日はco-ba takamatsu会員さん紹介企画、「co-ba Join us Journal」(略してco-ba JJ!)第6号をお届けしていきたいと思います!

「co-ba Join us Journal」とは?
多様な働き方や生き方を実現するさまざまな人が集まり、【自分らしく「やりたい」を叶える場所】をコンセプトにしたco-ba takamatsuで、メンバーそれぞれがどのようなチャレンジを実践しているのか。「co-ba Join us Journal」では、この街・この場所で新たなつながりや多様な価値観に出会い、次のステップに導かれる仲間が1人でも多く増えていけば、という想いで私co-ba takamatsuのインターン生であるあづあづが、会員さんにインタビューを実施し、着飾らない表情とともにメンバーの紹介をしていきます。

(↑過去の掲載分はこちらをご覧ください!)

6人目は「co-ba takamatsu フードアンバサダー」の松井佑有さん(通称ペコさん)にお話を伺いました!

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「『知っていること』『見たことあるもの』が自分の中にあっても、
自分で体験しない限り表面をなぞっただけのような気がして。
その気持ちを解消したくて旅をするようになったのかもしれません。」

ーーー旅の中で自分では、実際に「体験すること」を大切にしていました。その体験で得たことをもとに、自分の中の「やりたい」を必死に考え抜きました。その結果出た答えは、その時点で最善の答えだったと思います。

プロフィール

1990年愛媛県新居浜市生まれ。父親の転勤に伴い、徳島、香川で育つ。その後、武庫川女子大学短期大学へ進学。栄養士、フードスペシャリストでありながらも、卒業後はお笑い会社に勤める。お笑い会社退職後、オーストラリアでワーキングホリデーを経験したのちに世界一周へ。帰国後は飲食店で働きつつ、自身の屋号『hidamaree』を立ち上げ、カフェ営業やイベント企画、海外雑貨の買付、ケータリング等を行う。現在はTHE CHELSEAの新規事業と広報マーケティングに奮闘中。

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ペコさんの職歴を教えて!

ーーーペコさんはプロフィールにもあるように様々な職種を経験されていますよね?その職歴について教えてください。

短期大学で栄養学について学んだ後、(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシーに勤めていました。吉本興業での仕事を3年間続けたあと退職し、ワーキングホリデーを利用して1年間オーストラリアで暮らしました。そこでの出会いや出来事をきっかけに、世界一周をすることに。各国の料理を食べたり、ファームジョブなどで生産の過程に関わるなど、食をテーマに旅を続けて36か国115都市を旅しました。

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(↑世界一周中の写真)


帰国後は、高松に帰ってきて飲食店で働きつつ自身の屋号「hidamaree」を設立してカフェ営業などを行っていました。自身のカフェでは、野菜をメインにした創作料理を提供したり、旅先での味を再現した海外料理を振る舞ったりしていました。そのような働き方を2年間経て、住んでみたいと思ったポルトガルの語学学校へ留学。ポルトガルから帰国してまた少し日本で仕事をしたのちに、すぐユーラシア大陸横断の旅に出ました。大陸横断の旅から帰国してからは、高松市内のホテルフロントとしての業務やイベント企画、瀬戸内国際芸術祭の県内連携時事業に携わっていました。そこで2年間働いたあと退職し、小豆島の飲食店の立ち上げに携わり、そんな経歴を経て現在にいたります。

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(↑高松市内のホテルで働いていたときの写真)

ーーー栄養学を学ぶ短期大学からお笑い会社への就職とは珍しいですね。ぜひ経緯を詳しく教えてください。

短大の就職活動に関する授業なども活用しながらESを作成したり、面接を受けたりしながら一般的な就職活動を行っていた時に、吉本興業が運営している学校に出会って。脚本を書いたり、企画を練ったり、番組制作などの裏方を養成するための学校でした。就職について考える中で、吉本に行きたいと思うようになり、2年生の春から短大に通いながら半年間ダブルスクールすることに。今思えば、そこが人生の分岐点だったな、と思います。養成学校には、昔から吉本が好きな人や、お笑いへの憧れが捨てきれずに脱サラして学校に通い出した人など、育った環境や世代を超えて本当にいろんな人がいました。そんな人たちと同じ立場で対等に学び合えるのが私にとってはものすごく刺激的で。私の中の人間的な面白さを育ててくれたのは、養成学校で出会った人たちだと思います。

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(↑養成学校の同期との写真)

短大と養成学校を卒業してからは、7月までフリーターとして働いていました。アルバイトをしながら、養成学校の先生に企画書を添削してもらったり、実際にエンタメ業界で働き出した養成学校の同期に仕事の話を聞いたりしていました。そうしているうちに、創業100周年の新規事業である「47都道府県住みますプロジェクト(現在は海外にも展開)」の大阪デスクとして働くことが決まりました。主な仕事内容としては、現場で働くマネージャーのサポート業務(経費処理など)の他に、「住みます芸人」として取り扱われた全国の新聞や雑誌記事掲載のスクラップや、テレビ出演、メディアの情報を全て追いかけていました。そのため、吉本のたくさんの企画書に目を通していました。その経験が役に立っているな、と感じる局面が今でも多々あります。

ーーーお笑い会社を退職してからは世界各国を転々としていますね。世界中を旅してみようと思うきっかけはありましたか?

短大卒業後、社会に出てしばらく経つと、「25歳で何かしたい」といった願望を持つようになったことがきっかけです。ここでいう「何か」とは会社を起こしたり、お店を持ったりするという意味合いです。けれど、急に何かを仕掛けるにはまだ人生経験が足りないと自分では感じていて。養成学校の同期や社内の先輩、会社員時代に出会った面白い人たちは、海外留学やバックパッカーを経験している人が多いなぁと感じたので、経験値を積むために「世界中を旅する」という選択肢が自分の中にありました。いきなり世界一周はハードルが高いから、まずはワーキングホリデーに挑戦してみようというのが一番最初でした。

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(↑オーストラリでのワーキングホリデーの写真)

ーーー旅をした後と旅をする前で大きく変わった事はありますか?

世界一周から帰ってきて、「何かをしなければならない」という状況がものすごく苦手なことに気づきました。そういう状況ってどんな時だろう、と考えた時、「周りがしているから」という動機づけで動いていることが多いような気がして。それ以降は、自分がしていることに対して「なぜこれをしているのだろう」ということと向き合うようになりました。旅の中でもそれに向き合うことで、知見を広げることももちろんですが、その知見をより深めていこうと思えるようになり、自身を洗練するきっかけになっていきました。

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(↑世界一周中の写真)

転職を経て

ーーー何度か旅に出ていることもあり職業を転々とされていますが、職を変える際に考えていた事はありますか?

私は、仕事をするにあたって、「正社員かどうか」を気にしていませんでした。チャレンジしたい仕事が2つあれば、ダブルワークで挑戦するという選択肢もアリだと思います。型に囚われる事なく、身軽さを持ってチャレンジしていく中でスキルアップ・成長していけると考えています。

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アンバサダーになった経緯

ーーーアンバサダーになった経緯を教えてください。

co-ba takamatsuがオープンした事は、ユーラシア大陸横断中に知りました。帰国してから現在一緒にアンバサダーをしている瑞田さんに、「同世代で頑張っている女性がいるよ!」とコミュニティマネージャーの荒木さんを紹介してもらったことをきっかけにco-baに関わるようになって、公私共に仲良く切磋琢磨しあえる荒木さんと共に爆速ガールとして様々な企画を打ち出してきました。イベント時に料理を提供したり、イベントの企画などを行ったり。それ以外にも、コロナ禍においての取り組みとして「Have a nice BENTO♪」や「co-『』takamatsu project」を一緒に企画・運営してきました。

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(↑co-projectでの写真)

地域に根差して活動する人がco-ba takamatsuの運営に関する意見交換や情報発信を積極的に行っていく役割として、2020年からアンバサダーとして関わっています。アンバサダーに就任されてからは、荒木さんと一緒にco-ba takamatsuでのプロジェクト企画や、会員さんに何が提供できるかなど、運営に近い立ち位置で関わることが増えました。

(↑アンバサダー制度についての詳細)

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(↑会員交流会『コバタカ会』でスープを作ってもらったときの写真)

アンバサダーとしてco-baに関わるようになって、co-baの運営における課題を通して、いろいろな立場の人の意見を聞けたり、異なる視点で課題を見つめる機会が非常に増えました。滅多に得られない貴重な機会で、自分の視野を広げるための成長につながっているように感じます。

ペコさんにとって「食」とは?

ーーーフードアンバサダーであるペコさんの「食」に対する考えを教えてください。

「食」においての豊さは、食べている「空間・環境」が鍵になってくると考えています。例えば、山登りに出掛けて山頂で楽しむカップラーメンやヒッチハイクをしていた時に食べさせてくれたファストフード。もしくは、高級な料理店でスマホに夢中で食事してみることやゲスな話で盛り上がってしまう酒場。素材や健康を意識しながらでも、私は前者の「食」が好きです。

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食べたもので自分自身がつくられているからこそ、豊かな食を囲むことを大切にしたいし、それを伝えて届けられる人で在りたい。人にとって「いつまでも記憶に残る食空間」と「価値ある食機会」を届けたいと思っています。

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これから挑戦していきたいこと

ーーーこれから挑戦していきたい事はありますか?

南アフリカに行きたいです。理由はあるといえばあるし、ないといえばなくて…(笑)ライオンキングのように野生的で、地平線のかなたが見えたりする地域と、都市として非常に発達している地域が混在しているところを実際に自分の目で確かめてみたいと思っています。

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最後にちょこっと、ペコさんの好きなもの

ーーーペコさん、何か最近ハマっているものはありますか?

最近はマーケティングの勉強とPhotoshopやIllustrator(ひいてはデザイン)の勉強に夢中です。今勤めている会社の社長がよく本を貸してくれるのでその本を通して勉強することが多いです。今は『飲食店の五感刺激マーケティング』という本を読んでいますが、なかなかに面白いです。

(↑現在ペコさんが読了した本)

問い合わせ先

ペコさんFacebook

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ペコさんInstagram

インスタ

編集後記

常に自分の心が何を感じていて、何に心が揺れるのかを考え続け、結論を行動にうつし続けてきたペコさん。1つの仕事や働き方に囚われることなく、それぞれの仕事の中からスキルや知識を身につけていく中で、やりたいことを常にアップデートさせてきたことが話を聞いていて分かりました。それだけでなく、自分のやりたいことをいろんな手段で実現したことが分かりました。「やりたいことが絶対にできない」という局面はなく、与えられた条件の中で自分自身が挑戦できる環境を整えていくことが、「やりたいこと」を実現させる第一歩なのだと感じました。ペコさん、取材にご協力いただきありがとうございました!

前回の武智さんの記事はコチラ↓


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