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髪に良い習慣とは・・<5つのポイントを解説>


こんにちは
美容師のコバです

今回は髪の習慣について

早速ですが、質問です

『あなたは自分の髪にどれくらいの時間を使いますか?』

時間を使ったからと言って良い髪が育つ訳ではありません

正確に言うと「どれくらい意識して自分の髪と向き合っているか」とゆう事かもしれません


髪に対して時間を使う、とゆう方はそれほど多くはありません

美容室も月に一度行けば良い方でしょう

それでも年間365日のうち12回しか髪を切ったり染めたりする事しかありません


なので、自宅でするヘアケアやドライヤー、ヘアアイロンなどの習慣が大切になってきます

では改めて、習慣として取り入れて欲しい事を書いていきます

・髪を濡れたまま放置しない
・シャンプー前にブラッシング
・ヘアアイロンの温度を過度にあげない
・頭皮環境を清潔に
・トリートメントの後はしっかりすすぐ

この5つを意識すれば、自ずと健やかな髪を育てることができます


では、なぜこの5つを習慣に取り入れれば髪にとって良いのでしょうか

ひとつずつ解説していきます

<髪を濡れたまま放置しない>
意外と多くの方がお風呂から上がって髪を乾かさない、とゆう事に驚きました
髪は濡れていると、キューティクル(髪の皮膚みたいなものとお考えください)が開いています
髪を乾かす事によって、このキューティクルが閉じて髪の内部の栄養が出る事を防ぎます
プラス、濡れている状態だと髪は強度が落ちます
オイルをつけたから髪は乾かさなくて良いだろう・・そう思っている方はいらっしゃるかもしれませんが、なるべく早く乾かす事を習慣にしましょう


<シャンプー前にブラッシング>
ブラッシングは根元の皮脂を毛先まで届けてあげる役割があります
男性やショートヘアの方はブラッシングは出来ませんので、ミディアムからロングの方は、ぜひシャンプー前にブラッシングを取り入れましょう
僕たち美容師はウィッグと呼ばれる人形でカットの練習やパーマの練習をしますが、毎回ブラッシングして髪を濡らしてあげます
そうする事によって、絡まずスムーズな櫛通りになるのです
一手間は面倒ですが習慣化してあげれば、のちのち髪に良い影響があります

<ヘアアイロンの温度を過度に上げない>
髪の成分で大半を占めているのがタンパク質です
タンパク質は熱を加えると硬くなってしまいます
多くの方が180度〜200度でしている事にも驚きです
時間の無い朝は手っ取り早く高温で髪に形をつける事は致し方ない事なのか・・いえいえ、ヘアアイロンも低温で形がつくコツがあります
以前のnoteでも紹介していますのでぜひ参考にしてください

<頭皮環境を清潔に>
頭皮の状態を綺麗にしておく事は言わずと知れた事です
シャンプーやトリートメントの後に乾かしましょう、という事にも繋がりますのでこれもしっかり習慣にして意識していきましょう
頭皮は常在菌と言って菌がいます
濡れたまま放置すると、その菌を増やしてしまったり、頭皮の血行を悪くしてしまいます
頭皮の血行を悪くしてしまうと、健康な髪は育ちません
シャンプーブラシや頭皮マッサージなども習慣にしてあげる事で、顔のシワにもアプローチ出来ます
頭皮は顔の皮とつながっていますので、女性は特に意識してきましょう

<トリートメントの後はしっかりすすぐ>
シャンプーやトリートメントの裏面には「しっかりとすすぎましょう」と記載されているのはご存知ですか?
一体なぜでしょう?
それは髪に残ってしまう成分が、肌や頭皮、髪にとって良い影響では無いからなんです
界面活性剤とゆう言葉は、僕のnoteでも書いてきましたが、この界面活性剤が原因です
詳しくは以前のnoteでも紹介していますのでご覧ください

いかがでしょうか

簡単に習慣に取り入れることができることなんですが、実際は髪のことって正直後回しになりがち、なんです
なので習慣にしようと思っていてもついつい・・・そう言った声を多く聞きます

ですが、5年後に、「あの時やっておけばよかった」・・・と後悔しても遅いのです
歯を磨く、顔を洗う、食事をする、息をする、そんな感じでいつもの生活にすんなりと取り入れていって欲しいです

未来の髪や肌を守るのは、美容師さんや理容師さんではなく<自分自身>です


そして習慣化するのには、自分が楽しくなくてはいけませんし、なによりも継続が大切ですよね

質感の良いオイル、香りの好きなシャンプー、新しいヘアアイテムなどを使うのもひとつの方法です
ぜひ楽しみながら習慣に取り入れてみてください



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