見出し画像

一撃見れたぜ溝脇、勝利の雄叫び聞けたぜ隼人

コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。

今回は、プロ野球中日ドラゴンズ溝脇隼人選手について、記します。

2021年の秋、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平がMLBア・リーグMVPに輝き、広島東洋カープの鈴木誠也もMLB移籍決断報道がありました。
中日ドラゴンズは、柳裕也が最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

そんな一方で、私はふと思ったのでした。溝脇、契約更改はできたけど精神的に堪えていないか、自分なら絶対心折れるわ、と。
そうして構想ができてきて、2022年02月24日(木)に公開したnoteがこちらです。

溝脇に関するnoteは既にロバートさん(@robertsan_CD、note・Twitterともにフォロー中)が2020年05月に公開しています。
先人への敬意と同学年のよしみ、いろいろな思いから私のTwitterでリンクをつけてツイートしました。

すると、ロバートさんには私自身のnote公開ツイートもリツイートいただき、私のnoteは多くの方に読んでいただくことができました。
現在、直接お会いしたことはありませんが、長く勉強させてもらえればと思っています。 

そうして迎えた03月25日(金)プロ野球開幕。なんと、溝脇は開幕1軍のメンバーに選ばれただけでなく、3試合目の延長10回2アウト満塁でレフト前に打球を運び、勝ち越しの2点タイムリーヒットとなりました。
これが決勝点となり07-05で勝利。立浪監督初勝利試合のヒーローインタビューを受けることとなりました。
先月、noteで書いておいてよかった!我ながら、ファインプレーの連続だったと思っています。

私は東京ドームのレフトスタンドで溝脇のヒーローインタビューの余韻に浸っていると、別の人物のヒーローインタビューが蘇ってきました。

さかのぼって2011年、セ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ第3戦。明治神宮野球場にこの声が響きました。

「9年目の森岡ですけど、お立ち台、2回目です!」

2003年から06年間中日ドラゴンズに在籍したのち、07年目から東京ヤクルトスワローズに移籍した森岡良介です。

高卒で右投げ左打ちの内野手、期待されながらも中日では巡り合わせが悪く、2軍生活が長かったという共通点があります。

溝脇のヒーローインタビューを調べたら、少なくとも10年目で03回目。ただ、05回以上受けてはいないはずです。
森岡は愉快な受け答えであったのに対し、溝脇は非常にまじめな受け答えでした。そのぎこちないながらも一生懸命話そうとしているシーンに、涙したコメントもたくさん見ました。ひとつ報われたと言っていいでしょう。

そうして取材の記事も出ました。

覚悟決めて日々やっている。先述の森岡はその後(中日でではありませんが)選手会長を務めて14年間のプロ生活を送り、2022年現在は東京ヤクルトの1軍コーチです。
溝脇も風が吹く時が来るかもしれない。その時に大きく飛ぶことができればわかりませんよ。

ただ、活躍を願うからこそ出た感想もあります。
おそらく、トレードなり戦力外という言葉は、後者単独で発したらみじめになってしまうのでそうしたのだとは思います。
とはいえ、客観的に見て、溝脇が中日の選手ではなくなるとしたら後者の形でになってしまうでしょう。
トレードは相手がある。ヒトでなくカネの場合であっても、他球団が中日球団に対価を出さなければいけません。
それにふさわしい価値がある選手であることが、トレード成立の前提条件です。

もちろん私は、溝脇には長く中日の選手でいてほしいです。どのようなアクションが必要かは本人が最もわかっています。
私が普段から頑張れと言うのは野暮です。
苦しみながらも1軍の舞台でヒーローとなった。今後の人生を決める大きな要素を含んでいる2022年、くじけずにできるところまで戦い抜いてほしい。

また決勝打を放って中日の勝利に大貢献し、再度ヒーローとなりそのインタビューで私たちに元気と勇気をもたらしてもらえればと思います。

ありがとうございました。

サポートいただければ、本当に幸いです。創作活動に有効活用させていただきたいと存じます。