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「エネルギーや思考が物質化する仕組み」第18回コア学サロン(2021年2月)


この記事は

毎月開催されるコア学研究所の講義を書き起こししたテキスト(有料記事)となります。コア学研究所プレミアメンバーには毎月読むテキストとしてPDFをお送りしております。

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自分の思考とか自分の意識が物質化する?


今回のテーマはエネルギーとか思考とか、見えないものが物質化する仕組みやプロセスについて話をしていきます。

見えない領域のことについて、サロンでは全体像をいつものようにゆるくお話をして、ゼミでは脳波のシータ波、アルファ波、ベータ波とかの話を交えながら皆さんと楽しい世界を学んでいきたいと思います。自分のコアの領域とか自分の本質って見えない世界のものなので、そういったところと親和性とか親近感を持って楽しんでいけるといいかなと思っています。

秦さんが読まれてる本が気になりますと言ってもらったので、いま読んでる本をご紹介しますね。 『思考が物質に変わる時(ドーソン・チャーチ 著)』というタイトルの本です。サブタイトルに「科学で解明したフィールド、共鳴、思考の力」とあります。意識が現実化するとか、エネルギーが具現化するとか、現実に変わるとか、引き寄せの法則もそうですけど、そういった本ってたくさんある中で、この本が個人的に素晴らしいと思う理由が2つあります。

1つ目の理由は、最近出版されたという点です。初版が2019年の3月で、2020年の3月に2刷目が重版されています。こういった趣旨の本では新しい本です。

2つ目の理由は読みやすい上に、様々なエビデンスとか研究結果などが載っていることです。私は研究職みたいなものなのでこういった本をわりと読むのですが、誰にでもわかりやすい一般向けのテクニックとか表面的なところだけ記載されている本はたくさんあるんですけど、この本は非常に科学的で参考書みたいな本です。いろんな実験とか、〇〇大学の△△科が実験をしたらこういう結果が出ましたという、最新とまでいかなくても、いま出ている実験結果みたいなものがこの本に書かれています。


私もかなり折り込みしながら2周目3周目で読んでいますが、まだちょっと読み足りないので、この本全部のお話はできないんですが、好きな方はぜひ読まれてみてください。難しいところは飛ばしていただくと良いかなと思います。

では内容に入っていきたいと思うんですけど、皆さんの身近な生活の中で、エネルギーとか思考とか意識が自分の現実を作ってるとか、物質に変わってる、物質化したって普段感じることはありますか?「あ、これ私のエネルギーが物質化したな」って思うことってありますか?

こういう抽象度の高い話をするとき、私は皆さんの日常の生活に落とし込むことをとても大切にしているので、皆さん自身の現実で起きていることとつないで学習してもらうと、より自分のものになるんですね。

なので、自分の思考とか自分の意識が物質化してる実感はありますか?って質問を通して、皆さん自身の現実とか日常を見てみてください。自分のエネルギーとか、よく使われる言葉だと波動とか自分の周波数が物質化してるって感じはありますか?

今回の大事なポイントは、現実化と物質化は違うってことです。いま皆さんに質問しているのは「物質化してますか」ってことなんですね。すごく曖昧なんだけど、結構大事になります。お金とか時間は厳密に言うと物質ではないです。これも結構大事なポイントです。

いま皆さんが使ってるのはスマホかパソコンか、人によって何を使ってるかわかんないけど、いま目の前にあるパソコンとか自分のスマホって、自分が物質化したって感じはないですか?自分の思考や自分のエネルギーがそれを物質化させたって実感ありませんか?

皆さんがいま座ってる椅子とかソファーとかベッドなのかわからないけど、皆さんが座ってるところとか、身につけてる洋服だとか、身の回りやいま自分がいる空間においてマグカップだとか眼鏡だとか、そういったものが物質化したっていう風に感じませんか?

別に感じなきゃダメよって言いたい訳じゃなくてどっちでもいいんですけど、自分の意思で物質化させたって感じることありますか?

物質化っていうのは、目で見て手に持って触れるものが物質です。だから、ここにある本を物質化したと思うかどうかだし、この本を物質化したっていうのは、何もない状態からこの紙にしたのが私かって言ったら私ではないけど、私の現実においてこの本を物質化したのは私の意識なんですよね。

もうちょっと違う表現にするんだったら、この本を見つけたのは私の意識だし、この本を現実において物質化したのは私です。だから、この本の情報が物質化されてない場合は、誰かのブログとかネットで出会ったりします。誰かのブログとかネット上の情報って物質じゃないので、それは物質化とは言わず現実化と言います。

物質化っていうのは「物」としてなってるってことね。皆さんの例だと、こういうところで働きたいと思うとそこに引っ越せるとか、仕事で必要だったからパソコンを買ったけどスペックは自分の思いが物質化したとか、あるわけなんですね。

人も物質化です。自分の肉体も物質化です。こういうことを勉強したことがある方は、思考が物質に変わるっていう文章を読んだり、エネルギーが物質に変わるよって表現を聞いたりすると、すごく大それたこととか大きなことってイメージになっちゃって、自分とはあまり関係ないとか、すごい能力を持ってる人たちができることだとか、修行とか瞑想とかして作っていくような自分とは遠いイメージを持ってしまって、この恩恵をなかなか受け取ることができなくなってしまうんですね。

まず自分の中ですごく遠いものだと思ってたってことを認識してもらうことが最初かなと思います。それと同時に、自分の思考が物質化するってことが実は非常に身近で、常に行われているんだなって考えてみて欲しいんです。

そうやって思っていくと、自分が意識して物質化しているものと全く無意識に物質化してるものが、両方あるって感じになるのがなんとなく伝わりますか。

例えば、何でこれ買ったんですか?って聞かれたときに「これはね、こういう考えがあってこういう気持ちがあって、これを買ったんだ」って言った場合、それは意識的に選んでるし、自分の現実において意識的に物質化したと言えます。

だけど、何で買ったかも分からないものが皆さんのお家にゴロゴロあったら、すごく嫌な言い方すると、何も考えてないものがそのまま物質化しているってことになります。選んでないっていうよりは、意識がそこに宿ってない、エネルギーがそこにないということになります。

なので、自分自身の身の回りを振り返ってみてください。もちろん私にもあります。これ何で買ったんだろう?みたいなものは今でもあります。

ただ私はこういう仕事がメインだからっていうのもあって非常に敏感です。これは何の意識が宿っている物質なのかってことを自分の人生において非常に考慮するので、何で買ったんだろう?みたいなものは割と少ないです。

これはこういう考え方があるとか、これはこういう価値観があるとか、これはこういう意図があって持ってるとかっていう風に構成されているので、そういう意味では自分で言うのもあれだけど、私のお家ってすごくエネルギーに満ちてるわけなんですね。

なんでかっていうと、私がエネルギーを使ってというか、自分が意図して選んで買って、意図して物質化させているものなので。まずはそこに敏感になってみて欲しいんですね。

 
何度も言うけど、それに落ち込んだりしなくていいですから。これは意識して物質化してあるけど、これは全然意識してないから意識がこもってない、要するにエネルギーが全然ないとか、これはすごくエネルギーがあるなとか、超能力として感じるとかそういう能力ではなく、みんな持ってる感覚なので、まず自分の人生において自分の思考とか意識とかエネルギーが物質化するってどういうことなのかって、肌で実感してみてほしいんです。

この物質は一体何とリンクしているのか?


夫や子どもの部屋に行くと自分の家とは違う感覚になるっていうのもそうです。彼らが物質化させたものがその部屋に置いてあるので、つまり彼らのエネルギーが物質に反映されているから、自分の意識やエネルギーとは違う物質なんです。全く同じソファーが家に置いてあっても違うんです。

物質として最終的に同じ形に見えるけど、私が持ってるこの本と皆さんがAmazonでこの本を買ったとき、手に持ってる本は同じに見えるけど同じ物質じゃないってことなんですね。この感覚をつかんでもらうといいかな。

実家から自分の家に帰るとホッとするのもそうですね。自分のエネルギーが物質化されてるもので家は構成されてるからね。だから潜在意識の法則とかでは、断捨離すると人生が変わるとか住む家が変わると人生が変わるとか、よく言われるじゃないですか。それはなんでかって言うと、自分の意識とか思考とかがそのまま物質とリンクしてるってことなんですね。

物質が思考に与える影響と、思考が物質に与える影響で言うのであれば、思考が物質に与える影響の方が強いんですね。だって、物は勝手に動いて勝手にゴミ箱に入って断捨離されることはないですよね。こっちが先に意識とか思考を働かせて物質を動かすってことが最初なんですよね。

体もわかりやすい代表的な物質です。体っていうのは体から変わってくれることってありませんよね。

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