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システム、プレーをチームに取り入れるときの注意点①

*いつも素敵な写真をありがとうございます!大事に使わさせていただきます!

こんにちは!吉永です。

新しくシステムやプレーをとりいれるとき、みなさんはどうしていますか?

僕はNBA,NCAA,海外のサイトなどからパクってます😁

えっ?パクってんの?

もしかしたらそのように思われる方もいるかもしれませんね!
昔の僕は、コーチはみんなプレーを自分で考えているんだと思っていました😅だから駆け出しの頃、どうやってみんな考えているんだ?ってすごく悩みました。良いプレーを生み出せない自分の才能のなさに幻滅すらしていました😂

駆け出しのコーチのみなさん!安心してください!!

良いプレーだな!って思ったら、みんなそれをパクっていますから😁

もちろん自分で考えているコーチもいるかもしれません。しかし、そんな才能をもったコーチはなかなかいないですよ😂
バスケットボールは歴史も長く、その歴史の中で、いろんなコーチがいろんなことを試し尽くしています。なので、新しいものが生まれるというより、過去に作られたものを、時代やチームに合わせてアレンジされているんだと僕は思います。

パクるといっても、なんでもパクればいいというわけではありません。
やはりそこには注意点があります。
今回はその注意点について書いていきますね。

注意点①:自分のバスケットスタイルに合っているか?

これは以前トランジションについて書いた記事でも触れた内容です。

例えば速い展開のバスケットがしたい!
(ここでいう速い展開というのは、走れるときだけ走るのではなく、常に走るということです。)
そのためには
・システムブレイクを取り入れる
・走りながら入れるプレーを取り入れる
・走りながら入れるモーションオフェンス(ルールを作る)を取り入れる
・走りながらアーリードラックから入るプレーを取り入れる
など、何かが必要になります。
それなのにハーフコートのセットオフェンスばかり取り入れていては、走れる仕組み(システム)が無いので走れないですよね。
つまり、プレーよりも先に走れるシステムを考えなくてはいけません。

常に走るということは、ハーフコートオフェンスの入り方が重要になってきます。
プレーを行うときは
①セットしながらハーフコートに入る
②走り切った後にセットし直す
のどちらかです。
②はすでに速いバスケットとは言えません。

システムブレイクのように、毎回誰がどこを走るかが決まっていれば、①でも走れます。しかしシステムブレイクがなければ、歩きながらプレーをセットしなければなりません。歩きながらプレーをセットするのであれば、その時点で①も速いバスケットとは言えません。

だったらシステムブレイクを取り入れよう!

その場合、決まった形から入るプレーをいくつか持たなければなりません。システムブレイクしているのに、違う形から入るプレーだったら結局はセットし直さなければなりませんからね。セットし直すということは速いバスケットではありません。

じゃあモーションオフェンスにする!

しかしここでも注意点があります。モーションオフェンスですからルール化が必要です。
このルールを上手く設定できなければなりません。そしてそのルールをチームに落とし込めなければなりません。どちらかができなければ、ただのフリーオフェンスになってしまいます。フリーオフェンスということは整理されていないということです。速くて整理されたバスケットをめざしてます。

じゃあじゃあアーリードラッグからのプレーにする!!

残念ながらここでも注意点があります。アーリードラッグ、そしてアーリードラッグ後にルールがなければならないし、ルールをチームに落とし込めなければただのフリーオフェンスです。これも先程と同じで整理されていない。

はいはい!もぉ面倒臭いんでフリーオフェンスにしますよ!

そうなってしまったら終わりです😆
それだとコーチが存在する意味がありません😂

自分のバスケットスタイルが漠然としていては、上述したうちのどれかでつまずいてしまいます。
バスケットスタイルを確立していたとしても、好き放題システムやプレーを取り入れてしまうと同じようにどこかでつまずきます。

結局遅い展開のバスケットになるか、ボールプッシュだけが速くて、その後が整理されていない、早く運んでシュートを打つだけのフリーオフェンスになってしまいます。

あとがき

システムやプレーはパクってなんぼ!
ってことは理解していただけましたか?しかしそこには注意点があるので、次回も引き続きその注意点について書いていきます。
次回は実際にプレーをパクる時の注意点について書いてみようと思います。


おこぼれ話

週末は愛媛とのゲームでした。
結果は。。。
応援してくれている方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

以前の投稿にも出てきた愛媛のアシスタントコーチ高橋くん!
↓↓↓↓↓↓

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相変わらず勉強熱心で、情熱もあり、コーチとして自分を突き詰める素晴らしいコーチです。
(突き詰めすぎて高橋くんの体がすごいことに。。。😵)
試合前日に

面白いビデオ見つけたからオススメしまーす!

と高橋くんからメールがあったので、愛媛への移動中にそのビデオを見ました。

すごく面白かったです!
(内容はここでは省かさせていただきます)

試合前に少し高橋くんと話す時間があったので、そのビデオの話題で盛り上がりました😁
そのビデオにはいろんなドリルが紹介されていたんですが、僕らの話題はそこではなく、ドリル中のコーチのコメントだったり、コーチの目をつけている(気をつけている)ポイントだったり、これをどうやってチームに落とし込むか?だったり、高橋くんとは目をつけるポイントが似ててとても楽しいんです😁

なんというか、バスケットはもちろんなんですが、コーチの人柄というか、コーチとしての存在というか、コーチングについての話題ばかりです!

僕はこういう仕事をしているので、いろんな人とバスケットの話をさせていただく機会が多いのですが、コーチとして。。。みたいな話題が出てくることはほとんどありません。

こんな話ができるコーチ仲間がいてとても幸せです。

僕らがこんな話題で盛り上がれるのは、同じコーチの元で学んだからです。
その人がいつもコーチとして。。。自分を律し追求し続けてるから、そしてそれが一番大事だと教えてくれたからです。

僕らの会話の中には必ず

素晴らしいコーチと出会えて僕らはラッキーだった!

という言葉が出てきます。

僕らはそのコーチから学び、今も彼の背中を見て成長させてもらっています。

リスペクト

その言葉が何の抵抗もなくすんなり受け入れられる存在です。

リスペクトが大事なのは誰もが知ってるけど、実際に心の底からリスペクトする相手なんてなかなか出会えません。

そんな存在がいる僕らは本当に幸せです。

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(立っているのは大阪エヴェッサAC竹野くん。頑張れー!!)

僕らのヒーロー!

天日さん!!

今はまだまだ遠い存在だけど、いつかはその背中に追いつき、そして追い越したい。
それが天日さんへの最高の恩返しだと思ってます!

高橋くんにも負けへんからなーーー!


次節は香川戦です。

またもカンジ(高比良選手)と対戦です!
カンジにだけは負けられない!
あとで何言われるかわからんからね😁


今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!

それではまた次回!!

質問などあれば、コメント、twitter、facebookでいつでもご連絡ください!

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*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。

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