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僕は、子どもの頃の自分を迎えにいく


こんにちは。
ライフキャリアの山崎です。

今年から独立したフリーランスのキャリアコーチです。



今日の内容の大部分は、

僕自身が自分を振り返るためのもの。

正直面白くない内容も入っています。

※ちょっと暗いところも。


なので、興味を持ってくれた人だけが

細かく読んでくれたらいいと思って書きました。


そういう背景なので、結論だけ先に伝えますね。



タイトルになっている、

「子どもの頃の自分を迎えにいく」とはどういうことか?



それは、

「条件付きで自分を承認していた僕」

「無条件に自分を受け入れること」

に挑戦してみる!という決意表明なのです。



先日、こんな投稿をしました。



この投稿以降内省を続ける日々なのですが、

その中で自分の「独立した意味」に

ひとつの新しい価値を見い出しました。



それは「ただの人間として勝負する」ということです。



社会や会社で「評価される」自分を

ベースにするのではなく、

自分という人間をそのまま社会に出して、

必要としてくれた人と仕事をする。



コーチングというツールを通して

山崎将吾との対話を売っていくということは、

そういうことなんだろうなぁと、

思ったわけなのです。


そうなった時に、

自分を100%の自分にしておきたかったのです。

※何言ってるか分かります?汗



まぁ、そんな感じの投稿です。

平たくいうと、僕の決意表明です。


興味を持っていただけた方は、

よろしければこの先もお付き合いください。



自分のことが嫌いだった18歳までの僕


僕は、三重県一志郡という田舎に生まれました。

※平成の大合併で松阪市に吸収されました。


両親と妹がひとりの4人家族です。

小学校では、結構のびのびと自由にしていた記憶があります。


「手を挙げて発表」というシステムではなかったので、

授業中も好き勝手発言してました。


「縄文時代の農耕はどのようにしていたでしょう?」

という質問に、

「トラクターやぁ!」

と、間だけで笑いを獲ったりもしていました。

※先生ごめんなさい。



だけど、中学生になって強烈な違和感に襲われました。

「なぜ僕はこんなもの(学生服)を着ているんだろう。」



中途半端に大人になっていく。

これまでの自由にしていた自分から、

「社会」という場所に組み込まれていくような、

そんな違和感を持っていました。



2クラスだった小学校から、

6校が集まり知らない人だらけの

集団になった中学校。



「手を挙げて発言してください」

になった中学校。



勉強が、「楽しむもの」から

「評価されるもの」に変わった中学校。

※5段階評価への変化。



今までの自分のままではいられない。


そんな事を突き付けられて、

「自分が自分じゃない何かになっていく。」

そんな感覚を持っていたように思います。



その頃からでしょうか。

「自分は何者なのか?」


そう考えるようになりました。



だけど、そう簡単に

答えの出るものではない問いです。



ましてや、

勉強も運動もそこそこ。


他人に誇れる特技など

なにも持っていない。



運動会やテストで

ヒーローになる友人を横目に、

僕は「何者にもなれない自分」のことが、

段々と嫌いになっていきました。



それでも、中学の頃は「まだ高校がある」、

高校の頃は「まだ大学がある」と、

考えることは後回しにしてしまいました。




「お前は誰なんだよ」

と、問いかけてくる自分に、

「知らんがな。」

と反発しながら、

その日その日をただ暮らす。



楽しいことがあった日は機嫌よく、

落ち込むことがあった日は、

「ほれみろ。お前はその程度なんだよ。」

と自らを否定してみたり。



もちろん楽しいことも沢山あったけど、

「自分は何者なのか?」という問いが、

10代の僕を苦しめていました。




「どこか違う場所へ行けば、

なにか見つかるかもしれない。」


そう思っていたのか定かではないですが、

大学は東京と大阪しか受けませんでした。

※地元三重には見向きもせず。



東京は全部落ちたので、

結局大阪の大学へ。

そこで、僕はひとつのことを知るのです。



「腹を割って話す」ことを知った大阪時代


これは別の投稿でも言いましたが、

大阪は、土足で踏み込んでくる土地でした。

※いい意味です!!



たった一人で行った大阪で、

なぜか友達になるのは我の強い人ばかりで、

最初はそのキャラの濃さに引いてました。


だけど段々慣れていくなかで、

「自分もガツガツいかんとあかんわ」

とばかりに、遠慮せず自分を出しました。


「腹を割って話す」ということを

知ったのも、この時代です。


それを経た友達は、今でも繋がる親友になりました。



我の強い友達と付き合うなかで、

「自分はこう思う!」と発言することが増えたこと。


「自分はこういう人間なんだ」を出していくことで、

段々と自分や相手を知っていくことができた時代。

それが、大阪時代でした。




そしてはじまった就職活動。


中学、高校、大学と、

後回しにしていた問い。


「自分は何者なのか」


に、決着をつける最後のチャンスだと思いました。



今まで、他人に誇れるものがなかった自分。

だからこそ「仕事を他人に誇れるものにしたい。」と、

そう決意して就職活動に臨みました。



志を持って、イキイキと働く大人たちを何人も見ました。

今はまだ実力はないけど、いつかあんな風に、

自分の仕事を誇りを持って語っている大人になりたい!

それこそが、自分のイメージする「何者像」であると、

そのとき固く決心しました。


僕がことあるごとに振り返る、

「22歳の自分」がここにいます。



「誇れる自分」を手に入れた14年間


社会人生活については、

他の記事で色々と語っているので割愛します。


だけど、僕は常に「22歳の自分が見てどう思うか?」を

基準にキャリア選択をしてきました。


そして、少なくとも(自分のなかでは)仕事というものが、

僕が自分を誇れるひとつの要素になりました。


それは、自信を持って22歳の自分に伝えることができます。


自分に嘘をつかず、

本当に納得した道を今は進めているよ、と。


そこにこだわり続けた、14年間だったなぁと思います。



中学生になった時、違和感を覚えてから、

ずっと「何者か」になろうと頑張ってきました。


そして、自分が思う大人というものに

(今のところは)なれました。


だけど、独立をして理想の自分になってみて、

「ふっ」と気づいたのです。



この物語には決定的に足りていない登場人物がいる、と。




それは、「自分のことを嫌いだった頃の自分」です。



夢がなくて、

突出した特技もなく、

「自分には何もない」と

ただただ悩んでいた頃の自分。



そんな自分を、

あの場所に置いてきたような気がするのです。



社会に出てからの僕は、

それまでの自分と決別するかのように、

「自分が好きになれる自分像」を追いかけてきました。


23歳以降の自分は、

まったく新しい別人格を生きてきた。


そんな気すら、するのです。





「過去の自分と決別して、新しい自分を生きる!」


「自分を好きになるために、自分を変える!」



たしかに、それもひとつの考え方です。

実際自分がそうしてきました。




だけど、

僕はいまあの頃の自分に

会いにいきたい気持ちになっているんです。




いまなら、あの頃の自分を穏やかに

受け入れることができるような気がするんです。



あの頃の自分を置き去りにはできない


だから、僕はこれから子どもの頃の僕を迎えにいきます。


これから「キャリアデザイン」を突き詰めていくなら、

あの頃の自分を置き去りになんてできないと、

僕のなかの僕が言っています。


自分を好きになれた僕と、受け入れられなかった僕。


それらを融合させて、はじめて

「ほんとうのキャリア」と言えるんじゃないかと、

そんな気がするのです。



自分の好きなところも嫌いなところも

全部ひっくるめて受容して、

ありのままの自分を社会に出していく。



「何者かになる」のではなくて、

自分という人間になっていく。



もっともっと、自分という人間になっていく。


その先に、本当の「キャリアの満足」があることを信じて。




なんだかスピリチュアル的になっちゃったのと

書いているうちにアツくなってきたので、

なんとも恥ずかしい限りなのですが、

こういう感覚、分かります?

※最後にぶん投げる。笑



心理学とかで名前がついてたら教えてほしいです。

自分を融合させる、みたいな。

※そういえば、悪い魔人ブウと良い魔人ブウも融合しましたよね!(関係ない)



ということで、最後は恥ずかしくなってしまいましたが、

これが「自己一致」を求め続ける中で、

いま僕が感じていることです。



正直キャリアデザインにおいて

「役に立つノウハウ」では

ないかもしれないですが、

いつか何かの役に立つかもしれないと

思いながら、心の赴くままに進んでみようと思います。



そもそも、キャリアデザイン自体に正解がないのです。


だから僕は僕の思うキャリアを、

精一杯追いかけてみようと思います。



自分のキャリアを本気でデザインしていくことが、

他人のキャリアに本気で向き合えることに

繋がると思うから。



ここまで読んでくれたあなた。

相当なモノ好きですね。笑



話が合うかもしれません!

ぜひ感じたことなどあれば教えてください。


では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

こんな僕ですがこれからもよろしくお願いします。


山崎 将吾



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