やりたいことを追い続ける僕のキャリア①

こんにちは。
ライフキャリアコーチMasakiです。

今回のテーマは「僕のキャリア」について。

僕の経歴を簡単に説明すると、
・小売の業界で人事(主に新卒採用/研修):7年半
・人材紹介のキャリアアドバイザー(20代担当):5年
・社内新規事業で研修講師:1年
・新規事業担当:2020年5月~現在(副業でコーチング中)
という感じだ。

一貫して「働くこと」に関わってきた。

イキイキ働く人を増やす

ちなみに僕の個人的な理念は「イキイキ働く人を増やす」こと。
この辺はまた改めて触れるけど、とにかく「一人ひとりのキャリアと幸せを応援したい」という気持ちでずっと社会人をやってきた。
この気持ちは今も変わらない。というか、変わらないから独立を選ぼうとしているんだけどね。

そんな考え方なので、1社目で人事をやっていた時は
正直ずっとモヤモヤしていた。

「頑張る学生を応援したいのに、目の前の学生を不採用にしなきゃならない」

この不一致感はたまらなかった。
もちろん、「企業が採用や雇用をどのように考えるか」「経営とはどんなものか」など学んだことは本当に多かった。今では最初のキャリアとして人事を経験できたことは本当に良かったと思っている。
ただ、やはり「個人の力になりたい」という気持ちを抑えきれず、30歳の時に転職エージェントに転職した。(語呂変。笑)

人材紹介の限界

20代向けのキャリアアドバイザーとなってからの5年間は充実していた。
初めてMVPを受賞した時のインタビューで、「毎日人の応援ができて、お金ももらえる。こんな幸せなことはありません!」と答えたのもいい思い出。
その後順調に成果も挙げられたけど、頭の隅に引っかかるものがあった。
その時に思った「人材紹介の限界」が、独立への最初のきっかけだ。

人材紹介の限界と書いたが、あくまで「僕が実現したいこと」に対する限界という意味ね。ちょっと人材業界の裏話みたいになるけど、まぁ一般的なことなのでいいかな。

転職エージェントは、転職希望者と転職先企業をマッチングさせることを生業としている。なので、キャリアアドバイザーとして大切なことは「たくさんの登録者に会うこと」と「転職意欲の高い人に時間を掛ける」こと。
1人でも多くの「転職成功者」を生み出すことが、成績上位者となる条件だ。

もちろん、できる限り全力で向き合ってきたし、ただ内定を取らせてただ入社させることだけを大事にしてきたわけじゃない。
でも、時間には限りがある。そして業務には優先順位があった。

ある時、1人の転職希望者からこんな相談を受けた。

「Masakiさん、自己分析手伝ってほしいんですよね。」

「はい、いいですよ!」

僕は一生懸命手伝ったけど、面談時間の90分では収まりきらない。
そして僕には2つの選択肢があった。

「もう一度面談時間を使って、自己分析を手伝う」
「続きは自分でやってもらって、新規の転職希望者面談を優先する」

業務の優先順位としては、後者を選ばざるを得ない。
いつ転職するか分からない人に、これ以上時間を掛け続けるわけにはいけないからね。頭では分かっているけど、本当にやりたいのは前者だと心が言っていた。

「じゃあ今日お伝えした内容で自己分析の続きをやってみてください。
 転職へのお気持ちが固まったら、またご連絡くださいね。」

僕は人材紹介のエージェントとして、後者を選んだ。
上がっていく成績とは裏腹に、その頃から僕は「人材紹介の限界」を感じるようになっていた。

~次回へつづく~

Masaki



●stand.fm
今日の記事のウラ話をこちらでしゃべってます。


最後まで読んでいただきありがとうございました! 人気記事などは下記から確認できます。 【自己紹介とサイトマップ】 https://note.com/coachingmasaki/n/n97dced68772d