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【[代表コラム]京セラ・稲盛名誉会長から学んだ"天国と地獄の違い"と”コーチの在り方”】

皆さんは、天国や地獄を信じますか?

私は、死後の世界は現世においては証明しようがないので”わからない”、と言う立場です。

しかしながら、
前職(京セラ)在職時に、稲盛名誉会長の言葉として聞いた「天国と地獄の違い」については、方便だとしてもとても秀逸な例えだな、と感銘を受けております。

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 地獄とは、大きな釜の中で美味しそうなうどんが湯気を立てて煮えている。皆、腹を空かせているためうどんを食べようと競って大釜に近づく。

 ところがそこにある箸は長さ一メートルもあって、上手く口に運べない。
 皆、我先に食べようと狂ったように貪り合う。やがてケンカが起きてうどんは周囲に飛び散り、誰も食べることができなくなる。

天国とは、同じ釜の周り腹を空かせた人たちが集まっている。
 人々はうどんを長い箸でつまむと、釜の向こうの人に「どうぞ召し上がれ」と差し出す。
 すると、その人は「ごちそうさまでした。今度はあなたにごちそうさせてください」と自分の箸でうどんをとってお返しをする。
 こうしてすべての人がおいしいうどんを食べることができた。
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※DIAMOND online 「欲しければ与えよ」(https://diamond.jp/articles/-/84481)より引用

このように、天国も地獄も同じようにお腹を空かせた人がいますが、
違いは"そこにいる人の心の在り方"だということです。

言い換えれば、
"利他的な人"が集まれば"天国"となり、
"利己的な人"が集まれば"地獄"となる、
ということです。

では、現在の社会は、
どちらなのでしょうか?

何故、戦争が起きるのでしょうか?
何故、貧富の差が生まれるのでしょうか?
何故、世の中から差別が無くならないのでしょうか?

実は、
私が世の中にコーチを増やしたい理由はここにあります。

私は、師匠である苫米地博士から、
"(最低限セッションにおいては)コーチは圧倒的にいい人であれ"と繰り返し教えられています。

"いい人"とは自分の利益ではなく、
「クライアントの利益を100%考えられる人」
です。

つまり「100%利他的である」ということです。

「コーチ」=「100%利他的」
であるならば(現実問題100%そうでないにしても)コーチが増えることは、先程の話で言う「天国」の世界観に近づくはずです。

共に助け合い、
共に支え合い、
共に笑い合い、
共に尊敬し合う。

そんな天国的な世界を作れるか否かも、
全ては一人ひとりの「マインド」の在り方にかかっているのです。

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私たちは、コーチングを広げる事を通じて、
世界をより良いところ(天国的な世界)へ変えて行けると信じています。

[執筆]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)

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