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子どもたちによる運動会のメンタルケアに感心した件

5月なのに、もう夏みたいですね、な暑さだった週末は、娘の中学校の運動会でした。

今年は保護者ふたりまで入場できたので
夫と一緒に観戦。

中学校や高校の運動会って、
小学校までのかわいいーとか、成長に感動!
みたいな感じとはまたちょっとちがって、、


体格も運動能力もぐんと大人化(?)した子どもたちの競技は迫力があるし、単純に見応えがある。


だから我が子が出る競技に限らず見ていておもしろくて、すごい!とか、かっこいいなぁ、、を連発してしまう。。笑

わたし外せない仕事があって今回は途中までしか見れなくて残念だったのですが、
リレーとか見てきゃーきゃーしたかったなぁ。。(いまは叫ぶの禁止だから心の中でね)



で、帰ってきてから
どっぷり疲れてる娘から運動会についての話を
あれこれ聞くなかで、


「わたし保健委員だから
メンタルケアしなくちゃいけなくてさぁ」

と言うのを聞いて、へえーと思った。


どうも保健委員の役割として、水分とりましょうー消毒しましょうーの声かけと、各クラスのメンタルケアが課せられてたらしい。


このメンタルケアな役割については、事前に担当の保健の先生から、こんなケースはこう言ってあげたらいいかもね、みたいに軽く指導があったみたい。


あの盛り上がりの中で、それがどれだけ実践されていたかはわからないのだけど、

少なくとも娘と、娘とペアで保健委員になったクラスの男の子についてはちゃんとその役割をこなそうとしていたらしく(まじめ)、ペアの男の子については「こんなときはこう言おう」を考えて書いてきたメモまでもってきていたらしい(まじめ、そしてかわゆい)。


で、実際どんなことをしたのか聞いてみると、



●男の子同士のじゃれあいからけんか勃発

(↑少し前からケンカ(手が出ちゃうやつ)を繰り返しているらしいふたり)


→クラス全員での競技(大縄とび)前だから
 チームワークが大事なときでしょ?
 ふたりは離れなよ、と声をかける



●クラスのエース的な瞬足な男子が
リレーで抜かれてしまい、
とてつもなく落ち込んでいる


→そのとき走ったのが〇〇(そのエース)じゃなかったら、もっと差がついてしまってたね、と声をかける。



ということをしたという。




それを聞いてわたしは
えーーーすごくいいじゃん!! 
とけっこう感動。。




役割があったから意識して考え、
言えたことだったと思うし、


言ったところで言われた側は「うん、そうだね!ありがとう!」とはならないかもしれない。
(これについては子育ても同じ)



でも、その声かけはきっと届いていて、
彼らの少し気持ちが切り替わったり、前を向けるきっかけになれたかもしれない、と思うし、



なにより、

クラス対抗の運動会で「勝ちたい!」という共通の目標を握っている仲間として、

クラスメイトの特性(性格や能力)やこれまでの背景をわかったうえで、

 なにをいってあげたらいいのか、

 どんな関わりがその友だち個人やチーム全体として、本来の、いやそれ以上のパフォーマンスを発揮できることに繋がるのか


を考えた、ということも、
考えたうえで実際声をかけることができた、
といことも、すごくいい経験だったと思うなぁ。



役割から外れたあとも
おそらくそれはゼロにはならなくて、
(声をかけたほうも、かけられたほうもね)

これからの学校生活で、
それがいい感じに循環するといいなぁと
思う。




なーんて、本人たちは
そんなふうには全然考えてないとは
思うけど(たぶん)



学校生活って、
テストの点数をとるための勉強だけじゃなくて
こういうことを学べることこそが、必要で、大切なんだよね、としみじみ思ったりしたのでした。

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