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手放せていなかった思考が、娘に映し出された日

我が家の娘たちは思春期真っ只中で、


それぞれおしゃれが好きで、
前髪が気になって、
メイクにも興味があって、
韓国のアイドルの女の子たちが大好き。


大きくなってくるにつれて
小さいときほどいつもニコニコというわけではなくなったし、

前ほど姉妹仲良しって感じでもなくなってきたけど、



ともだちのこと、学校でのできごと、
今もいろいろ話してくれるし
娘たちとの時間はわたしにとってとても大切な時間。


そうなのだけど、

最近は、反抗期というほどではないように思うものの、難しいなぁと思うことも増えてきた。



長女(中3)は特に、

ねぇねぇ、なんだか顔が険しくありませんか??

と思うことが近頃よくあって気にかかっていたのだけど。。


今朝急に気づいてしまった。



彼女の中のもどかしさとか、どうしたらいいのかわからない(と思われる)その感情は、


たぶんわたしが過去に感じてきたものと同じものなのではないか、ということに。



そしてその根っこにあるのは
わたしが手放したいと思ってきた思考で、

それはポイしたつもりが今もときどき現れてくる根深くて厄介なやつなんだけど、


その思考が彼女の中にも根をはりつつあるのかもしれないと思えたのだ。



といっても
自分の中でなにが起こっているのか、
どんな気持ちが支配しているのか、
もしかしたら彼女自身わかっていないかもしれないのだけれど、


わたしもそうだったから、それもまたわかる。



でも今は、その思考パターンが引き起こすあれこれについて相当考えてきたし自覚もしてきていて、
よくわかってるつもりだ。



そのあれこれが、
今朝、娘の様子と重なって、

そしたら「そういえばあれもこれも」と最近の様子もあてはまって、



えーーーーこれじゃん、たぶんこれじゃん!!!

と思ったのだ。




がーん、だ。


とびきりのがーん、だ。





だってそうだとしたら、
わたしが引き継いでしまった可能性が高い。




お届けしている講座でもお伝えしていることのひとつなのだけど、

よくも悪くもわたしたち親の思考はこどもに伝染する。


お母さんの口ぐせとか口調がこどもにうつるって
話しはよく聞くけれど、口に出さなくたって同じだ。

そのもととなる思考は、
 ちょっとした表情から、
 ふるまいから、
敏感に感じ取られて、影響を与えてしまう。


だから、娘にそれとよく似た思考があらわれているとしたら、その思考はたぶんわたしの中に今もあるのだ、と思う。



小さくしたつもりでも、
「またでた!やれやれ」っていって追いやっているつもりでも、
娘には認識されているんだろう。


困ったなぁ。。

ほんとやれやれだ。

...... ...... ...... ...... ...... ......

自分を生きづらくしてきた思考を
娘に引き継いでしまうこと

...... ...... ...... ...... ...... ......

それだけはしたくない、と思って、
いろいろ学んできたのになぁ。



もしその思考の居場所を娘の中につくってしまったのなら、きっかけはどうあれ今あるのなら、

必要ないよ、と取り外してあげたい。

なんといってあげたらいいんだろう。
なんといえば伝わるだろう。

と考える。




でも彼女に芽生えてしまった思考のパターンを変えられるのはもう、彼女自身だ

じゃあ、なにができる?


負のエネルギーを引き起こすその思考に陥らないように、寄り添い、そう思う必要ないんだよ、とことばで、姿勢で、伝え続けることももちろん大切だ。

彼女自身がそれを信じられるように。



でも、それよりなにより、
わたしがしなければいけないのは、

わたし自身がその思考を手放すこと。

ちゃんとちゃんと、手放すことだ。

負のエッセンスをにじませ、大切なむすめたちに浸食しないように。

だから、向き合うのは私自身。
変わるのはまずはわたしだ。

本気出してこ!!!!わたし!!



必要ない思考を手放して
わたしはわたしのコップを満たすのだ。

そしてそのコップからこぼれおちる
感謝を、愛を、循環させたい。



これまでの何倍も、そのまた何倍も、

そう思った一日だった。


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お子さんの自己肯定感を高める
コミュニケーションの講座をお届けしています。

3月中のご受講も調整いたします。
新年度を迎える前のこの時期にぜひ。



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書くことで自分に気づき、深めるプロジェクト
ライティング・ライフ・プロジェクトのファシリテーターをしています。 
近日募集をお知らせ予定です。

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