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カナダ旅行記2023 ⑨ プリンスエドワード島でロブスターを食べる

5年ぶり9回目となるカナダへの渡航について徒然なるままに、その時々の思いを残しておきます。脈絡なく、率直に、その時々の思いを。


さてさて自分用のお土産である石けんを調達して、The Great Canadian Soap を後にしたのが大体お昼過ぎ、12時半近くでした。そろそろお腹が空いてきました。ランチの時間です。この日のランチは、ロブスターロールを食べに行こうと決めていました。

プリンスエドワード島は、島だけあってシーフードが美味しいです。そのシーフードの中でも、ロブスターが有名な特産品です。ロブスター漁が解禁されている夏の間は、2つ前の投稿で紹介したように「ロブスターサパー」で旬のロブスターを楽しみます。



「ロブスターサパー」は伝統的なコース料理です。メインのロブスターのほかに、ムール貝、シーフードチャウダー(クラムチャウダーでも)、サラダ(ポテトサラダだったりする)、パン、デザート(レモンメレンゲパイが多い)が付いてくるのが通例です。New Glasgow Lobster Suppers のようなレストランに行ったり、市場やスーパーでロブスターを買ってきて、自宅で丸々茹でて食べたりします。

いい機会があれば、ロブスターサパーに行きたかったのですが、今回は日程やら友達と会う都合やらで、見送りました。とはいえ、ロブスターは食べたいなと思っていたので、代わりにちょっと手軽に食べることができる「ロブスターロール」を選びました。

ロールはロールパンのロールですね。パンにロブスターを挟んだのが「ロブスターロール」です。ホットドックのロブスターバージョンみたいな感じ。挟んでいる具がロブスターなので、お値段的にファストフードと言えるかは疑問ですが、でもカジュアルに楽しむことができます。

というわけで、ロブスターロールを求めて、下の地図の第3目標地点を目指して出発です。ここのあたりは、いわゆる漁村なので、水揚げしたばかりのシーフードを使うお店があります。地元の方にも人気の Richard’s というお店に向かいました。



石けん屋さんから Richard’s までの距離的には大したことありませんが、途中でビーチに立ち寄ったり、ギャラリーに寄ってお手洗いを借りたりしたので、お店に着いたのは13時過ぎでした。お腹もぺこぺこです。

Richard’s は観光客の方ももちろん来ますが、それに負けないくらい地元の方も多く来るお店なので、いつきてもちょっと行列ができています。今回はランチタイムのピークの時間が過ぎていたからか、またはオフシーズンに入っていたからか、比較的空いていました。



それでも、注文してから出来上がるまで10分くらいは待つかな。ちゃんと出来立てを用意してくれるので、時間がかかるのです。

マヨネーズサラダみたいに少し味付けされたロブスターがたっぷり、温かくて香ばしいバンズに挟まれて出てきます。ちなみにロブスターは冷たい方が味に甘みが出て美味しいそうです。さらに熱々のポテトがどっさりと、物凄く荒く刻まれたキャベツのコールスローがつけ合わせとしてついてきます。





写真だと上手く伝わらないかもしれませんが、ロブスター一匹分の身がぎっしりとつまっています。身はゴロゴロと大きくて、甘くジューシーで、食べ応えがあるというか、まあ食べにくいというか、手も口の周りもベトベトにして食らいつきます。とても美味しかった!

ポテトも無造作に揚げただけっぽいのに、とても美味しいんです。熱々で、いい塩加減で、手が止まりません。プリンスエドワード島はジャガイモの産地としても有名で、こんなに小さな島なのに、カナダのジャガイモ生産量の3割程度を担っているそうです。ポテトフライ(こちらではチップスっていう)は、どのレストランでも出てきますし、それぞれ違う美味しさがあります。

ついでにキャベツのコールスローについても言及しておきますと、こちらは味は悪くないものの、キャベツの切り方が荒すぎて、なかなかの歯ごたえでした。しかも、フォークとか貰えず(または貰い忘れて)、ポテトと同じように手づかみで頂きました。



はあ! お腹いっぱい大満足でした。

お金と時間をかけて、この島まで来た甲斐がありました。そのくらい、この島のロブスターはお薦めです。

Richard’s のホームページリンクも貼っておきます。メニューを見ると色々食べたくなってしまいます。ロブスターバーガーも美味しいです。こちらは茹でられたロブスターの身を軽く焙っているのか、焼いているのか、温かいんです。また食べたいなあ。





というわけで、お腹がいっぱいになったところで、次の目的に向かいます。眠気に襲われないように、モンスターをぐびぐび飲んでね。

次は、シャーロットタウン方面に一旦戻ってから、島の東側のドライブコースに向かいます。以前の投稿で、プリンスエドワード島の見どころのひとつとして「灯台」を挙げましたが、今回は島で一番古い灯台を見にいきます。私のお気に入りの灯台です。

ドライブもやっと折り返しに来た感じでしょうか。いやいや、この先がちょっと長い行程なのです。

シャーロットタウンを北海岸側に向けて出発

ニューグラスゴーでジャムを買う

ヤギさんのミルクで作った石けんを買う

リチャーズでロブスターロールを食べる

シャーロットタウン方面に戻る

大好きなポイントプリム灯台を見にいく

シャーロットタウンに戻って給油する

車を返す


今後もマイペースに投稿していきますので、どうぞお付き合い頂ければと思います。



冒頭の写真は、石けん屋さんから Richard’s へ向かう途中に立ち寄ったビーチの写真です。国立公園の中にあります。国立公園はオンシーズン(8月末までと思われる)には入園料が発生しますが、オフシーズンになると自由に入ることができます(ちょっと言い方に語弊があるのかもしれないけど)。

ビーチは見事に誰もいませんでした。遊泳禁止になっていたと思います。私は国立公園はオンシーズンに入ったことは実はないので、夏の最中の様子は分かりません。でも、ビーチで夏を楽しむ人がいるんだろうなあ。

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