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カナダ旅行記2023 ⑦ プリンスエドワード島の有名なジャム屋さんへ

5年ぶり9回目となるカナダへの渡航について徒然なるままに、その時々の思いを残しておきます。脈絡なく、率直に、その時々の思いを。


さていよいよ、今度こそドライブ出発です。まずは、シャーロットタウンからニューグラスゴーというところを目指します。

前回の投稿で載せたドライブマップに、ちょっと簡単な注釈を付け加えました。赤い線が私が走ったルートですね。そして「ジャム ☞ 石けん ☞ ロブスタ ー ☞ 灯台」の順に巡りましたよ、ということをお伝えしたくて!


さらに、ちょっとお伝えしておかなくては!と思ったのが、カナダのプリンスエドワード島といえば、何といっても『赤毛のアン』が見どころであるのに、今回、私は結局ほとんどアン関係の見どころを訪れなかった、、、ということです。

今までに投稿した note では、私がどんなに『赤毛のアン』が好きか語っているので、お読みいただけると嬉しいです。いつか、『赤毛のアン』メインでも note 書きたいですね。


『赤毛のアン』が好きなのに、アン関係の見どころを巡らなかったのは、ずばり今まで散々見てきたから!です。今回が9度目の来訪ですし、かつてはこの島で暮らしていたわけですし、『赤毛のアン』にまつわる見どころは本当にあちこち見て回りました。ガイドブックに載っているところはもちろん、地元の方に教えてもらったところ、本当にアンに関係しているのか定かではないところまで見て回りました。

アン関係の見どころは、いつ訪れても嬉しい気持ちが湧き上がりますし、物語の原風景を見ることって、読書の別の醍醐味だと思うので、また是非とも巡りたいとは思っています。

ただ今回は、時間の都合上、私のまた別のお気に入りを調達することを目的としたドライブになりました。ご了承ください!



というわけで、第1目標地点であるニューグラスゴー(New Glasgow)についてお話していきます。

シャーロットタウンからは車でだいたい30分程度のところにあります。私の慎重というか不慣れな運転で、こんなものです。地元の人はもっと早いと思います。

シャーロットタウンのダウンタウンエリア(ちょっとお家が集結しているところ)の中でこそ、30キロ程度のゆっくりめの速度で運転しますが、郊外に出ると交通量も信号も減り、80キロから100キロ程度で走るのが普通です。

私は出会ったことはないけど、スピード違反の取り締まりは結構きちんとやっていると聞きます。なので、法定速度を大幅にオーバーして暴走する車はまずありません。

私は70キロくらいで走るのが一番快適だなと思います。このくらいだと景色にちょっと意識を向けることができますので。後方に車が来たら焦る気持ちが募って速度を上げてしまいますが、煽られることはないですし、割と適度な車間距離を保ってついてきてくれる車の方が多い気がします。

こちらの人の運転マナーは、とてもいいと思います。特に、日本と圧倒的な違いを感じるのは「人もしくは動物優先」を徹底していることです。横断歩道があるところはもちろん、横断歩道がない道路でも、人が渡るとき、動物がいるときは、必ず彼らを優先させます。もう、絶対です。

日本だと(東京だと、と言い換えた方がいいのかな?)、車を優先させることって、ままありますよね。交通量も人の行き交う量も多いので、そもそも信号があちこちにありますが、車が左折するときや狭い道路では、どちらかというと人より車が優位であると感じます。

でも、カナダ、というか、少なくともプリンスエドワード島では「人もしくは動物優先」を徹底し、あとはスピードを上げ過ぎないように気をつければ、私のように5年ぶりに運転するような人でもドライブしやすいです。

ひとりでドライブすると、私は独り言を盛大に言っています。例えばこんな感じで・・・

「え?あれ?」 ☜ 何度も言う。曲がるときとか。
「この道でいいかな?」 ☜ 誰も答えてくれないけど。
「わー!いい景色!」 ☜ 何度も言う。いい景色ばかりなので。
「写真撮って!」 ☜ 誰も撮れない。
「(後ろに)大きなバス来た!」 ☜ 大きな車が後ろに来ると怖い。
「わーん、眠いかも!」 ☜ 危ない!モンスターを補給!

そんな風にひとりで賑やかに運転しながらの30分はあっという間です。懐かしい景色を楽しみながら、まずは第一目標地点のニューグラスゴーまで無事に到着しました。

途中の景色も写真に撮ればよかったのですが、久々の運転に夢中になって、すっかり失念していました。




ニューグラスゴーは地名です。集落名というのかな。お家が密集して建っているわけではなく、広い広い畑や草原や森と、ゴルフ場と、大きな川があり、その合間にお家がいくつかあります。

そして、プリザーブカンパニー(the Prince Edward Island Preserve Company)というジャム屋さんがあります。ジャムの製造工場にショップとレストランが併設されているお店です。


ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーといったベリー類を中心に、何種類ものジャムが売られています。全種類の試食をすることもできます。この島のお土産といったら、プリザーブカンパニーのジャムが定番です。ここは観光スポットとしても人気で、大きなツアーバスが立ち寄ったりもします。

シャーロットタウンのお土産ショップでも、ここのジャムの取り扱いはありますが、でもニューグラスゴーのお店まで来る方が断然お薦めです。

というのは、お店を囲む景色が素晴らしいからです。




写真は数年前のものになります。しかも3枚目は、もしかしたらちょっと離れた場所の写真家もしれず、ご了承ください。ごめんなさい、記憶がちょっと遠のいていまして。でも、島のそこかしこにこんな景色が広がっています。

お店には綺麗に手入れされたお庭も併設されています。のどかでとても気持ちの良いところです。

レストランも時間があればお茶だけでもしたかった。何度か入ったことがありますが、美味しいです。朝食もランチもディナーもあると思います。お薦めです。

私は今回は時間をちょっと気にしていたので、ジャムの試食(これはいつもちゃんとします。美味しいです)だけして、お土産用のジャムをいくつか購入して、お手洗いに立ち寄って(ドライブ中は大事)、お店をあとにしました。

プリザーブカンパニーは島に来るたびに必ず立ち寄るところです。立地がいいのですよね。景色が綺麗なところというだけでなく、ニューグラスゴーはシャーロットタウンから見ると、ちょうど『赤毛のアン』の舞台となったキャベンディッシュに向かうまでの通り道にあるんです。

さて、余裕があれば、このあとキャベンディッシュにも足を延ばしたいところではありましたが、そこはスキップして、次はヤギさんがいるお店に向かいます。




ニューグラスゴーにはお薦めのレストランがあと2つあります。今年は行くことはありませんでしたが、せっかくなのでご紹介しておきます。

ひとつは The Mill というレストランです。昔からある人気店です。予約しないと入れないかも。何かの記念日とかに行くといいです。


もうひとつは New Glasgow Lobster Suppers です。その名の通り「ロブスターサパー(ロブスターのコース料理)」専門のレストランです。ステーキとかもあったけど、何と言ってもロブスターがメイン。


ニューグラスゴーロブスターサパーは、カジュアルにロブスターサパーを楽しむことができます。バケツに入ったマッスル(ムール貝)、お代わり自由のシーフードチャウダー、島のポテトサラダ大盛、お代わり自由のパンを経て、ロブスター丸々1匹(大きさは選べる)が出てきます。最後に大きなデザートもついてきます。死ぬほどお腹がいっぱいになります。

ああ、またいつか、行ってみたいなあ。



というわけで、やっとジャムを買ったところで、この先は次回にします。次は石けんを買いにヤギさんがいるお店へ向かいます。

シャーロットタウンを北海岸側に向けて出発

ニューグラスゴーでジャムを買う

ヤギさんのミルクで作った石けんを買う

リチャーズでロブスターロールを食べる

シャーロットタウン方面に戻る

大好きなポイントプリム灯台を見にいく

シャーロットタウンに戻って給油する

車を返す

この note を書いているときに気づいたのは、あまり写真を撮っていないということでした。プリザーブカンパニーのお店の中も、写真があれば紹介しやすいのに。今年も過去の私も撮っていなかった・・・。来年にでも撮ってまいります。

この先もマイペースに投稿していきます。お読みいただけると嬉しいです。



冒頭の写真も今年ではなく過去に撮影したもの。今年はあまり写真を撮らなかったな・・・というのが反省点です。

というのも、今年は一眼レフのカメラを持っていかなかったのです。全て手元の iphone で済ませてしまった。写真の画質は iphone でも十分すぎるくらい綺麗だと思いますが、風景を写真に撮る、という行為はやはりカメラを使った方がいいなと思いました。

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