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上達にはボリュームが大事なんだと気づいた

上達への近道は、コツコツと長期間練習を積み上げること。

33歳になってこんな単純なことを実感しています。今までいったい何を考えながら物事に取り組んでいたんだか。

練習×時間=上達、という公式はきっと何にでも当てはまるはず。「そんなのあまり前じゃん、誰でも思いつくし」って思いますよね?僕も同感です。

でもこんな当たりまえのことを僕が理解し始めたのはここ最近のはなし。「あ、わかったかも」と初めて思ったのは去年の終わりあたりだったか。

なにごとも練習をキッチリと長期間続けてると、本当に上達するんですよ。当たりまえですけど。

でも、僕が今までに「これを学んでみたい」と思い立ったけど結局挫折したことを思い出してみると、練習を長期間続けられなかったことが大体の原因だったように思われるんです。

16歳のときに2か月くらいカジったギターとか。18歳くらいのときに3回だけやって挫折したサーフィン。25歳くらいでやってみたスペイン語なんかもそう。

どれも中途半端に練習して投げだしたものは、当然のように上達しなかった。

逆に、中国語、英語の文章力、ランニングなんかは自分でも驚くくらい上達しました。これらに共通しているのは、長期間ちゃんと練習した、ということ。

特に中国語は、はじめは独学でやろうと思ったけれどあまり成果があがらなかった。だから思いきって中国語教室に入会。授業料は安くなかったし、仕事の合間を縫ってだったので大変でしたけど、独学のときとは比べ物にならないほど上達しました。

まあ、当時は上海に住んでいたので中国語を学ぶ環境が整っていというのも大きかったけれど、身銭をきって通ったからこそ続けられたし、忙しくても「頑張ってやらなくては」と思えた。「やらない」という選択に流れる退路を断ったのが正解だった。

英文に関しても同じような感じ。大学院で研究論文を書かないといけなかったから英文のスキルを上げる以外に選択肢がなかった。だから1年半くらい毎日書いてました。そしたら、ある程度英語の文章を書けるようになった。ついでに「文章を書くのって楽しいな」と思うようになった。

要するに、なんでもコツコツ。とりあえず続けてみることが大事みたいです。少しのあいだ続けてみて「これは楽しい」と思えなければ、次のやりたいことに移ればいいんじゃないですかね。


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