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写真スタジオの実体験で学んだ 営業トークで大切なこと

先日、フォトスタジオで息子のお宮参りの記念撮影をしました。
たくさんのかわいい写真を撮ってもらえて大満足!
ついつい全部欲しくなってしまいます。

でも、こういう写真って結構高額。
調子に乗って「これもこれも!」と選んでいると、えらいことになると長男の時に経験済み(笑)
そこで今回はアルバムタイプではなく、見開きの台紙タイプにしようと、夫と事前に決めていました。

そして、いざ商品選択タイム!
「営業トークによっては心が揺れちゃうかもな~」と思いながら、店員さんの説明を聞きました。

店員さんは
「ちなみに、一番人気はこの商品です」
「多くの方はこのようなショットを選ばれますよ」
「ほとんどの方はこのオプションを付けられます」
などと、おすすめのものをどんどん出してきてくれました。

選択を迷っている客への配慮、もしくは営業の鉄板の流れなのでしょうか。

でも、そういう言葉では私の心は1mmも動かなかったんですよね。

高額な商品から順に出してきたり、「みんなと同じ」で選択させようとすることは、「私たち個人」を見てくれておらず、大切にされていないと感じてしまたったんです。
「結局は少しでも売上を上げたいだけなんだろうな…」と。
もちろん「みんなと一緒」という安心感で心が動く人もいると思うのですが…。

購入者の意見が参考になる買い物では口コミも重視しますが、アルバムの形態や、どのようなショットを選択するかは個人の好みや予算によるものなので、「他の人がどうしてるかなんて関係ないじゃん」と私は思ってしまいました。

相手のニーズや好みが掴めていない段階で、良かれと思って人気商品やおすすめ商品の解説をする。
こういう話し方、私もしてしまっているかもしれないな…と反省しました。


では逆に、どんな言い方や提案だったら心が動いただろうと考えると、

「どのような場所に飾るご予定ですか?こちらの商品だと、毎日見て楽しんでいただけますね。」とか、
「ただ、長く飾っていただくとどうしても色褪せてしまうため、保管用のアルバムタイプもおすすめしています」とか、
「県外にお住まいなんですね。なかなか会えないおじいちゃん・おばあちゃんなどに写真たての形でプレゼントしても喜ばれるかもしれませんね。」など

使い方や未来を具体的に想像させてくれたり、思いつかなかった提案してくれたら思わず追加購入していたと思います。

私も今後気をつけよう。



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