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「THE PARTNER」講義の裏側 ⑥ / 心地よい場と、強いチームの作り方

お客様と信頼でつながり売り上げも安定も手に入れる経営プログラム「THE PARTNER」。講座の様子を連載形式でご紹介しています。(これまでのコラムはこちら)今回は6回目の講義「信頼を構築する場づくり」です。今日でTHE PARTNERの裏側コラムは最終回です。一貫してこのコラムで伝えているのは、

安定経営には長くお客様と関わっていく仕事をすること

ただ、継続的にお金を払っていただく仕組みを作ればいいわけではなく「あなたと一緒に成長していきたい」とお客様に思っていただけるサービスを提供し、関係を構築することが求められます。最終講義は「場づくりと信頼で繋がるチームの作り方」の2つのテーマでお届けします。 

お客様は「誰から学ぶか」いつも敏感に捉え探している

自己投資をして成長しようとしている意欲的なお客様は、自分のお財布からお金を出して、サービスを購入するわけですから

この人から学びたい。この人と一緒にいたい。ここに集まる人たちの一員になりたい。 

と、人やその場にポジティブな気持ちが湧く場所に集まってくださいます。特に女性のお客様は「確実に結果が出る」という機能面よりも、「ここにいると私が楽しい。居心地が良い」という感情を求められる方が多いと感じています。サービス提供者は、お客様がお金を払ってでも参加してよかったと思える内容を提供し、信頼関係でつながり、居心地のよい良い場を築けているかを敏感に感じ取る必要があります。

「安心できる・リラックスできる」を目指そう

みなさんは「場づくり」と聞いてピンときますか。場とは

人と人とのつながりのあり方によって生み出される雰囲気や可能性のこと
- 長田英史著「場づくりの教科書」 
 

と言われています。とはいえ、あまり難しく考える必要はありません。良い場とは自分やお客様が安心して過ごせて「ここでは本音で話しても大丈夫そう」と感じる空間とイメージしておけば概ねOKです。みなさんも経験があると思いますが、お腹が痛くなるほど緊張する場面で、いいアイディアが浮かぶことはありませんよね。 

人は安心してリラックスすることで、心や頭がポジティブに動き始めます。そして色んなアイディアが湧き、挑戦をすることで、可能性が広がっていくのです。みなさんが提供する場所は、お客様にとってポジティブで意欲的になれる場でしょうか。 

リラックスして信頼できる場に、人はいたいと思う

講座では受講生さんに「どうすれば主催者としてリラックスした場を作っていけそうか」をあらゆる角度から講義をし、ワークも実践します。回答例を一部、ご紹介しますね。

「主催者の自分がリラックスして臨みたい」 
 
「お客様に興味を持って自分から心を開くこと」
 
「お客様同士が仲良くなれるようなキッカケを作るといいかも!」 
 
「対面の場では、リラックスできる設えにしたい。アロマでいい香りにさせるとか・・」

などたくさんのアイディアが出てきました。どれも実践されたら素敵でいい場になりそうだなぁと私も受講生のお話を伺いました。 
 
主催者としてはつい「お金をいただいてるんだから、ハイレベルなものを!結果がでることを提供せねば!」と過度に肩肘をはってしまいそうになります。ですが、お客様の本音は「結果も出したいけど、過程も楽しみたい」はず。あなたとあなたのサービスを継続的に選ぶ理由は「結果がでるから」「変化するから」の一択ではないはずです

ではいったい何ができるのかは講座を学びにきていただきたいですし、今日から何ができるそうか、自分の提供している場を振り返って見直しをしてみるといいかもしれませんね。 

いいチームも、いい場から生まれる

THE PARTNERを受講される方は、ある程度集客の目処が立っていたり、集客の仕方は過去に学んできて、それなりに売り上げが立っている方が対象です。そのため、一人では仕事が回らなくなり、チーム体制の働き方にシフトしているメンバーも多く、「講座でチーム作りを学びたい」との要望が多く出ました。

THE PARTNERでは場づくりに加えて、チーム作りについても取り扱いました。チーム作りもお客様との場づくりと、基本的には一緒です。 

私も2年目から小さなチームを作り始めましたが、チームの関係と仕事の充実度は会社員時代よりも、個人の方がダイレクトに影響すると実感しています。チームワークよく働けるとそれだけ仕事が楽しいと感じます。何よりチームワークが良いと、その雰囲気は不思議とサービスを受けている講座生にも伝わるんですよね。  

 

会社員と個人経営でのチームの作り方は少し違う

個人経営でチームを作る時に特に気をつけてることは2つあります。

1)チームの目指す方向と期待する役割のすり合わせ
2)チームメンバーが楽しく能力発揮をしているかへの配慮

は、会社員時代の何倍も気をつけているところです。順番に説明すると、1)についてはチームメンバーも会社員から個人の仕事にシフトした方が多いため、それぞれが「何かを実現・体現をしたい」と思って働いてる人がほとんどです。

・何をあなたに期待しているか
・どこを目指して何をする場所なのか 
 
業務とは別で私は最初にお話ししています。もちろんチームメンバーが「どうしたいか」「何を期待しているか」もじっくり伺い認識を擦り合わせた上で「ぜひ!」とおっしゃってくれた方をチームメンバーにお迎えしています。そうすることで、お金以上の働き方や考え方を大切にしながら共に働く仲間になり、強固なチームになっていくと実感しているからです。

個々が能力発揮をするから良い場、良いチームになる

個人経営でのチーム作りで気をつけていることの2つ目は、メンバーが能力発揮をしているかを定期的に確認することです。会社では、不得意分野でも完遂しなくてはならない場面は多々ありますが、個人の場合は「適材適所」を優先させて働くと、チームのアプトプットレベルも上がりますし、何より全員の士気を高めるにもいいと思っています。 

それぞれの良さを活かして能力を発揮するチームはオンライン上でも活気に溢れて清々しいものです。「気持ちよい場」をチーム起点に作り上げていくことができ、結果、その雰囲気の良さはお客様にも伝わり、満足度の高い場づくりにつながっていくと信じています。 

THE PARTNERのコラムはこれでおしまいです。ここまで6回のコラムをお読みいただいた皆さま、ありがとうございました。講義について語り、裏側についてシェアするのは初めての試みでしたが、とてもエキサイティングでした。言葉にしてみることで、私もこの講座を通して大切にしたい思いを再確認できました。

※「THE PARTNER」に関する他のコラムを読む。 

〜お客様と信頼でつながり売り上げも安定も手に入れる経営プログラム〜
「THE PARTNER」の2期募集は24年7月下旬
を予定しています。

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