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仕事辞めたいなー,独立起業したいなー,と思ったひとへ。

仕事辞めたいなー。
独立起業したいなー。

と思ったら,まずは誰かに相談しましょう。
キャリアコンサルタントがいいです。
具体的には僕がいいです。僕に相談してください。


第3者として客観的に,あなたのヌケモレダブリをチェックするのがキャリアコンサルタントです。




まぁ誰に相談するかはさておき,

仕事辞めたいとか,独立したいとか,思ったら第3者に相談したほうがいいのは本当です。


なんでか。



理由は3つ。

一つ。
自分が冷静に計画できているかどうかの確認のため。

二つ。
仕事辞めたいとか,起業したいとかいった表面的な目標がいったい何を意味しているのかを確認するため。要するに目的をはっきりさせるため。

三つ。
目的が定まったら,それをどう実現するかについて,いっしょに計画すると独りよがりにならずにロードマップが描けるから。




第3者,とりわけキャリアコンサルタントに相談をオススメするのは,この3つの理由をしっかりとフォローできるからです。
利害なく,感情を挟まないコンサルティングを受けるには専門家にお願いするのがいちばん手っ取り早いということですね。


実は,退職とか独立開業とか,ライフキャリアにおける大きなイベントを起こすにあたって誰にも相談せずにひとりで考えるひとって結構いるのです。

実際に相談を受けた際,割と多いのが「家族に相談していない」パターンです。さりげなく「独立して開業したいという今の考えをお話したら,奥さんは何とおっしゃると思いますか?」とたずねると「…わかりません。反対すると思います。」のような返事をされる方がいます。


こんなふうに奥さんにも相談してない,あるいは上司にもまだ話をしていない,のは何故でしょうか。

言いづらい,反対されそう,などの理由で先延ばしにしてしまっているのかもしれません。なんとなく抵抗があることは,後回しになるのがひとの性ですから,ある意味やむを得ないことでもあります。

(ちなみに僕は,こういうのを確認するとき奥さんにはもう相談しましたか?とはあんまり聞きません。まだ聞いていない場合に,ちょっとした罪悪感を与える可能性があるからです)。


キャリアコンサルティングとか独立開業コンサルとの相談には知人に相談することとはいくらか異なります。

知人への相談は,客観的な視点での助言に繋がらないことがあります。知人であるが故に,親身になったり,逆に嫉妬に繋がったりすることがあるのです。愛情があるゆえに感情が混ざるのですね。


言いづらさ,反対されそうで怖い,どんな反応されるのか不安,といったことを考えずに済むのがキャリアコンサルタント等の専門職です。

キャリアコンサルタントは親身に寄り添ってはくれますが,同調したり,同情したりすることはありませんから,相談者は気兼ねなく,どのような言い回しが適切かなど,空気を読まずに相談ができます。その中にある本音をしっかり拾ってくれるなど,本当に必要な道をガイドしてくれます。

本当の道をガイドするというのは,たとえば「独立開業」という想いが確かなものかどうかを確認して,それが進むべき方向なのか腹落ちさせることです。

何か違う要因があってそれを回避するための「独立開業したい!」という想いだとすると,たぶんうまくいきませんから,独立してしまう前にその想いに気付いて,何らかの対応をしておかねばなりません。


また,キャリアコンサルタントは,辞職や独立に対する想いがどれほど確かなのかを確認しつつ,漠然としたふわふわした想いをしっかりと結実し,地に足を付けたロードマップに描き下ろす作業をいっしょにやってもらえたりもします。

これをしっかりしていれば,後で迷ったり,行ったり来たりしたり,同じ所をぐるぐる廻るようなことになりづらいと思います。



キャリアコンサルタントでなくとも,すでに独立開業を決断していて,身辺整理ができているひとは専門分野の開業コンサルさんに相談でもOKです。
専門的な知見でもって,やっておいたほうがいいこと,やっておかないと後で困ること,具体的な指導が受けられますから,受けた方がその後うまくいく確率があがります(お金はかかるけど)。


いずれにしても
ひとりで考えるよりも,専門家に助力を求めることが大事です。

人生の大きな転機なのですから,勢いは必要ですが,勢いだけで飛び出すよりはしっかりと計画を立てて,歩を進めましょう。








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